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伝わらない時はたとえてみる

相手に意図がうまく伝わっていないと感じた時
私はよく「たとえ」を使います。
相手がイメージしやすいシチュエーションに
置き換えて話すようにしています。

たとえば、ある人に注意したとします。

すると、何が悪くて、なぜ注意されているのか
意図が伝わっておらず
「何で怒られなきゃいけないんですか?」と
いうような顔をされることがあります。

そんな時、直接的な注意では
お互いにとって不幸な結果となります。

こちら側は「理解してもらえない」
と思いますし
相手側は「意図がわからない」から
改善しようがないのです。

そこで、たとえを使います。

ちなみに実際に先日
こんな出来事が起こりました。

仲間の中で、
よく「主語が抜ける」人がいるのですが
主語が無いが故に、
何の案件について話しているのかわからず
私が一瞬「えっ?!それ失礼だよ!!」と
誤解し不快に思うことがありました。

話を進めていくうちに、何の案件かわかり
「そういうことだったのか…」と納得でき
私自身の誤解は解けたものの

主語がないことによって、誤解を招いたり、
不快な思いをさせることがあるから
気をつけてほしい旨を説明しても
まったく理解してもらえませんでした。

そこで、私は次のようにたとえてみました。

いきなり人に「嫌いなのよね!」
って言われたらどう思う??
と質問してみたのです。

すると、「びっくりするし、
いったい何のこと?何でそんなこと
言われなきゃならないの??と思います」
との返事でした。

では、「私、ピーマンが嫌いなのよね」
って言われたら
どう思う??と主語をつけて
再度質問してみました。

すると、「へー、そうなんですねと思います」
との返事でした。

そこで、「ピーマンが」という
主語が無いことによって
一瞬ドキっとびっくりしてしまうこと

ひょっとして「私のことが」嫌いなの?って
あれこれと良からぬことを考えてしまい

場合によっては誤解や不快に
繋がることがあると
たとえを使い説明しなおしたのです。

最初から「ピーマンが」と主語を明確にすれば
まったく大したことの無い世間話になるのに
主語がないことで、
こんなにも悪気なく誤解を生んでしまうのよ

とあらためて説明すると、「なるほど」と
初めて理解してもらうことができました。

次からは主語を加えてくれるといいなぁ笑

このように、

自身が伝えたい意図を、
相手がイメージしやすい
まったく別のシチュエーションに
たとえることにより
理解してもらうことができます。

そのために、私はこれからも
「たとえ」を使い続けていくのです。
╰(*´︶`*)╯♡

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