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自分を生かしてくれる人をずっと探しています

とりあえず伴侶を作ろうと、この1週間くらいでアホみたいに街コンに参加していましたが、甚だ疲れました。仕事もしないで何してるんでしょうかね、私。

違うんすよ、こう書くと生粋の男好きみたいに聞こえると思うし、まぁ実際男は好きなんだけどさ、なんか先月申し込んだ街コンが人数不足で中止になった時にお詫びとして"婚活フリーパス"なるものを付与されてね、対象のパーティーは無料で行けますよって言われたら、そりゃ行くじゃない。

正直、街コンも全然闇深いです。
男性陣ね、童貞か、行き遅れ(本当は"嫁に"行き遅れるだと思うけどもう男性にも使ってやるわ)しか居ない、シンドい。
童貞は普通にコミュ力不足なのでこちらが話すの頑張らないといけないし全然魅力を感じない、行き遅れもプライドが高かったり女性を値踏みしてる感じがして会話が大変に嫌でしたね。
3〜5分程の会話して、相手が入れ替わり立ち替わり、そんなんで第1印象書けってのも無理だし、本当に忙しない。システム的にもシンドい。まぁこうしないとパーティーが1時間半で終わらないのは分かってるのですが。それにしてもよ。

良い社会勉強にはなったかなーと思う。やっぱり多種多様な人間と対面して話すって、こちらにもある程度の知識や教養が必要とされるし、まだまだ勉強不足だなと改めて思わせてくれてありがとーって感じ。世界にはこんな考えの人も居るんだーって、知見は広がったので、まぁ無料ならそこそこ良い経験と言えるのではないでしょうか。

有料なら2度と行かないけどな。

幸い、婚活女子の中では比較的若いからでしょうか、頑張って明るくニコニコ話してたからでしょうか、はたまた顔が可愛いからでしょうか、どのパーティーでも私は結構人気で、カップル成立して相手と連絡先交換してから帰る事しか無かったのですが、これで成立しなかった人はマジで地獄よなと思う。得るものが何ひとつ無い、ただただ消耗するだけ。

私がマッチした人ね、44歳のインテリ行き遅れ、37歳の雰囲気相田周二(のんびりサイコパス)、32歳のお寺の僧侶、etc.
やっぱり私は「スポーツ大好き地黒営業マン!」みたいな人が全然得意じゃなくて、容姿はもうこの際無視して話のペースが合う人を指名してたら変な人ばっかりになってしまった。いや、奇人変人ウェルカムなので別に良いのですが。

余談ですが、僧侶ってめちゃくちゃ面白くない!?
街コンって最初に自分のプロフィール書いてトークの時に相手に渡すんですけど、職業欄に「僧侶」って書かれてて大爆笑してしまった。職業僧侶なんて、ドラクエの世界でしか聞いたことねーよ、ここはダーマ神殿か。私も魔法使いって書いた方が良かったかしら?
普通に優しそうなガタイの良い坊主なんすけどね。余談でした。

いや、面白すぎんか?
私の好きな、まずりん先生の「独身OLのすべて」という漫画のLINEスタンプなのですが、"五体投地"の使い所が無くて困っていた時の僧侶ですよ。案の定めっちゃ食いついてくるし。


あ、あともう一個収穫はあった。
女の子ナンパしたのよ、街コンで。
私、合コンやら街コンで女の子ナンパしがち〜〜
あのね、最終の指名書く時に、そのままの席だと相手の指名が見えちゃうじゃないですか。
だからそれ書く時だけ、男子同士、女子同士で集まって書くんすよ。一部の席は完全に同性と相席になるのですが、まぁ同性に指名見られる分にはいいでしょっていう謎進行な回があってね。それで最終集計の時に美人さんと隣の席になったの。これで美人さん口説き出したら面白いだろうと思って、勇気振り絞って声かけてみたんだよね。「今日お1人でいらっしゃったんですか?」って。戸惑ってたけど普通に受け答えしてくれて、多分めっちゃ良い人。黒髪清楚系の美人なお姉様。最高。そっからもう私の怒涛の口説き文句が炸裂して、「私本当に友達少ないんで、良かったら今度ご飯とか行きませんか?ぴえん」とか言ってLINEのID渡したんすわ、本来なら男に渡す用紙に名前とLINEID書き殴って、「勧誘とか怪しい者じゃないんで!」つってな。今考えたら怖すぎるw
でもその用紙受け取ってくれた人、やっぱりめちゃめちゃ良い人で翌日ちゃんとLINEくれたんすよ〜泣

祐子さん良い人過ぎる、既に大好きだ。
今、「いつご飯行く〜?」っていう1番楽しい瞬間なので、また進展があったら記事に書きますね。

そんな街コン体験記でした。
結論を申し上げますと、街コンは男も女も基本的には売れ残ってるのしか居ないので泥沼。普通にモテる奴らは普通に趣味の場や普通の飲みの席で出会って普通に付き合うんすよ。
もう私、一生恋人が出来る気しないわ。
孤独死してやるからな!!覚悟しとけよ!!

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人生は2種類しかないと思うんです。いきなりローランド様みたいな事言い始めましたけども。
人の人生を動かす人生と、人に人生を動かされる人生。
まぁ要するに、能動的か受動的かって事です、人生に対して。
あっ、人生って文字書きすぎてゲシュタルト崩壊。


私の好きなお笑いコンビに、ラーメンズという方たちがいます。
小林賢太郎と、片桐仁。
2人は多摩美術大学生時代に知り合い、コンビを結成しました。
こっから先はうろ覚えなので違ったらマジごめんなんだけど、ちょっと当時のインタビュー記事とかが見当たらなくてね。
在学中から、普通にスーツ着てサラリーマンなんて自分には絶対に無理だと思っていた片桐は、卒業間近「このまま自分は普通に芸術家として生きていくのだろうなぁ」と思っていたそうです。
そこへ、当時から落研を復活させるなど学業そっちのけでお笑いに打ち込んでいた小林から、「絵を売りたいのならば名前を売ってからでも遅くない」と、お笑いの道に引きずり込まれるのです。
結果はご存知の通り、2人はオンバトであっという間に知名度を上げ、今や知る人ぞ知る伝説的な芸人になりました。片桐なんて、松潤と共演しちゃったりね。
学生時代に小林賢太郎と出会っていなければ、絶対にあり得なかった未来です。


また、私の好きなテレビ番組に"水曜どうでしょう"というものがあります。
北海道のローカル局で、深夜に放送されていた30分の旅バラエティ。
その番組に2人のディレクターがいます。
藤村忠寿と、嬉野雅道。
ちなみに愛称は、ふじやんとうれしー。
この2人は本も沢山書いていらっしゃるのですが、正直私はまだあまり読めていなくて。と言うのも、「仕事論」みたいなのが多いんですよね、あとは「あのロケの裏側」とか。私はまだ番組を純粋に楽しんでいたいフェーズなので、もう少しどうでしょうに詳しくなったら後々読もうかなとは思っているのですが。
話が少し逸れましたが、ふじやんとうれしーも多分、ラーメンズの2人みたいな関係性じゃないのかなって思うんです。もちろん機微は異なりますが。
ふじやんが思い付きで「これやったら面白いんじゃねぇか!?」って言ったのを、うれしーが「おっ、それは面白そうだねぇ」って乗っかる感じが、なんとなく想像出来てしまうのです。 

この2組に共通して言えるのが、前者の人間が後者の人間を動かしてるよなって事です。もちろん、部下のようにこき使ってるという訳ではなく。むしろ後者の能力の高さを見出して、信頼して仕事を頼んでいる感じ。「こいつとなら、俺の人生も面白い事になりそうだ!」みたいな。伝われ〜。

後者は、自分に向いてる事が分からず大海を漂っていたら、先導してくれるボートが現れて引っ張ってもらってる感じ。けど引っ張られてる間何もしてない訳でもない。ちゃんとやる事はやってる。多分後者の人間はバランス感覚に長けてるのかなーと思う。

私も先導してくれる人が欲しい。私の人生を劇的に動かしてくれる人と早急に出会いたい。
今まで自分は、前者の人間、自分の人生は自分で動かすしなんなら他人すら巻き込める程の行動力とエネルギーを持った人間だと信じて疑わなかったのです。でも最近、それは違うのかも、もしかしたら誰かに「お前はこっちの道の方が向いてるんじゃね?試しにこっち行ってみれば?」と先導される側なのかもしれん、と思い始めて。だって、今まで自分が好きな事を仕事にしてきたけど全部芽が出なかったんですもの。

自分の向き不向きがよく分からなくなってきてしまった。何が好きで何が嫌いかも、なんで生きてるのかも、今、全く存在意義が無いので困っている。

ここ最近は、ずっと、私を生かしてくれる人を探しています。

ニートなのでサポートして頂けたらご飯を買ったり家賃を払いたいと思います。