『永遠に僕のもの』

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アートっぽい少女漫画BLな雰囲気。息をするようにサラッと盗みをはたらく美しい青年が、うっかり恋をして当たり前に彼の心を盗もうとするんだけど、たぶん人生で初めてうまくいかなくて…。それでも、どうしても彼を自分のものにしたい…っていう欲望のままに突っ走る素敵な映画ですね。

主人公カルリートス(ロレンソ・フェロ)が、ラモン(チノ・ダリン)に一目惚れをしてわざとちょっかい出して殴られるとこが好き。アレで更に恋が加速しちゃったんだろうな。この子、可愛い顔してるからあんまり怒られたこともなさそう。しかも、欲しいものは勝手に奪うのが通例なので、自分から好きとか絶対言えなそう…いや、そういう概念がなさそう。外見も美しいけどちょっとぽっこりお腹なところとか、まだ少年っぽさも感じるので余計に少女漫画感が増す。直接的な性描写もないし。

なんでこの邦題なのかな…って言うのは後半で理解できました。確かに永遠。逆に尊さすら感じる。それすらサラッとやっちゃうのは天性のものなんだろうね。何でもかんでも欲しいものは手に入れる。


でもまあ、絶賛まではいかず。途中ちょっと退屈だったし。そして、美しい彼よりやっぱりチノ・ダリンが好き。『ブエノスアイレスの殺人』思い出したから、久しぶりに観ようかな。

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