キキキブン


冷蔵庫の住人たち。今朝は寝つきが悪く、4時ぐらいからゴロゴロ彼らのことを考えていた。

半額のトマト、エリンギ、ナス、一回冷凍庫に入れてしまって とても分離したクリームチーズ。

現代の便利なことは、インターネットでこれらの住人名を入れていけば、何かしらのレシピが出てくる ということだ。

すぐさま見つかった。

トップに、トマト、エリンギ、ナス、パスタ。の次にはオーブン焼き。これだ。 今パスタないし。
気分はどちらかというと、キンキンに冷えたそーめん だ!

このレシピの決め手は、ニンニク、塩胡椒をたっぷり とみた。
昨日ちょうどにんにくを使い切ってしまい、コショウも、しばらく塩だけでいいや と、買うのを後回しにしていた。

よおし、と 身体を起こし、顔洗って、日焼け止め塗って、ベランダの植物に水やって、短パンにショルダーバックにエコバック財布をつめて 靴履いてでた。

大股、早歩きがいいと、朝のラジオはいいがちだ。 実行しつつ ついついと つかつかと 進んでく。

スーパーで、胡椒のホールがなく、しぶしぶ粉物に。
そして にんにくは98円3個のやーつ。

シュークリームやプリン アイスクリームに別れを告げ、けれど、プルコギって書いてある10%引きの牛肉を買った。

ついでに弟のご祝儀袋も買ってしまおうか と思ったけど、いいのがなかったからやめた。

ズッキーニが、なかなか大きくて でも形が悪いせいか、98円。
きっと トマトオーブン焼きは、ズッキーニだって 合うに違いない と、こちらも買う。

冷蔵庫の中の 区画整理のつもりが 以前より混雑させてしまうことは よくあることだ。
なんとか性というものが、私にはないのである。

帰り道、交番の横を通ったら、折りたたみ線のついた、真新しい国旗が出ていた。

さて、これらを全て、輪切りに。
輪切りにするだけで、大抵のお料理は オシャレになるのだ。
エリンギに至っては、切る方向によって、食感がかわるんだとか📻
輪切りの場合は、ホタテの様な食感って、いってたなあ。 ホタテ そんな好きじゃないけど、オシャレのためだ、しかたあるまい。

もこみちより かなり低い位置から 無水鍋に オリーブオイルする。

そして 具材をポンポン入れては 慌ててニンニク切って、ローズマリーも引っこ抜いてきてポンした。
ある程度焼き色がついたら蓋して

まだ残ってた 小さきじゃがいも達も、ここぞとばかりにイン。
ただ、じゃが達は 遅れをとったので、薄めの輪切りに。

ふぁっと、鍋の蓋を、じゃが入れのために開けた時の、広がるローズマリーのかほりは、さながら、異国のキッチンのそれだった。


(休日のブランチ時間にやってた、異国の人妻達が、旦那さんのねてるまにまに、不器用すれすれな手つきで、なんとも大雑把な、でも なんだか美味しそうな朝食が出来上がってく様をみるあの番組が 好きだった。気分はあれである。)


蓋してる隙に、部屋中のプラごみを一袋に これでもか と、まとめて、出しに行き、戻ってきたら、
塩胡椒たっぷりと、分離したクリームチーズ、マヨネーズ、スライスチーズもイン。


サイド蓋をして、 オーブン焼きって書いてあったけれど、 まあ、これでたべれるであろう と、し、コンロの火を止め、横のコンロ座面にどかす。
鍋も分厚いし、あとは余熱でよろしくやっとくれい。

この時鍋が ちんちんなので、鍋つかみを使います。由美子が 21の誕生日の時にくれた、半手作りの鍋つかみ。
鍋の形も相まって、気分は、さながら オーブンからニシンとカボチャの包み焼きを取り出すキキだ。


そして、熱々のコンロにすかさず水を張った鍋を置いて、湯を沸かす。
その隙に次々に洗い物。

そしてそーめんを、入れるだけ にしておく。
ここからは時間との戦い、規定の時間を守らないといけない。

ここで問題なのは、袋がもうなくて、何分なのかわからないことと、いつも 沸騰したタイミングが 大抵中途半端な秒数だもんだから、 沸騰の焦りも相まって、時計を見てても、結局何分かよくわからなくなることだ。
だけど、気持ち的には きっちり時計を気にして、ぱぱっと湯をきって、すぐさま流水でぬめりけをとり、氷水でキンキンに冷やす。
言い伝えでは、たとえ炭水化物でも、冷やかすことにより ビタミンEだか なんだかが、生まれるとか生まれないとか。

最後にめんつゆ。

市販の濃縮めんつゆに、氷、豆乳、ごま油とすりゴマを入れる。
余裕があるときは、小口ネギ、生姜、味噌なんかも入れても良き。

ここでのポイントは、量を作りすぎない。
そーめん食べ終わる時にちょうどになる様にしたい、 だって、余ったつゆは、飲みたくなってしまうし、豆乳もたっぷり入ってるから、捨てたくもないのだ。
いつも、これ 忘れがちである。


さて、全てがととのい 朝ごはん?完成。

オーブン焼きでもないのに、オーブン焼きっぽい器に入れるのが、ミソである。
ジャガイモが絶妙に シャキッと加減が残ってる感じが、絶妙で 美味である。
一期一会な料理なのだが、なんともおいしい。
でも何か ぼやん とする
そんなときは 大抵塩を一振りでもすれば、コントラスト パキ っとなって 塩入れただけ 永遠思えないほどに 整うのである。

これは 以前、マノミホが目の前で手作りカボチャサラダにやってて、感動的で、学んだのである。

ときより、ローズマリーの猛々しさに、庭に生えてた草 と、よぎってしまいそうで、妙な気持ちになるが、
きっと、これは、 他人が作ってくれてたらば 気にならないことかもしれない。

半額でちょいとぶよぶよなトマトだったものの、味はボケておらず、焼いたせいか、ギュっと濃厚で とにかく美味しかった。

冷たいソーメンは、なんとも背徳感?もある感じで、おいちい。

ごちそうさまだった。

たのしかったー
なんの話なんだろね?

最後まで読んでくれて、ほんとありがとう、ございます。


最後に緑茶を飲むと、血糖値の上昇?を防いでくれるんだって ゆみんぽより

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