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こころの処方箋

キャリアコンサルタントとして10年目を迎えようとしています。

今、私は主に子供を持つ女性の就労支援が対象なのですが

仕事の相談だけで話が解決するのかといえばそんなことのほうが稀なのだと実感することばかりです

仕事を探しているという動機に、もちろん自分のキャリアのこと、家庭の経済的なものといった直接的動機もあるのですが

相談を深めていくと、それだけではない複合的な問題を抱えている人がとても多いのです

例えば、子どもと24時間過ごすことに、行き詰まりを感じていたり、義父母との確執や、自己実現への焦り、パートナーとの不調和それらがMIXされていることも珍しくありません

理屈で分かっていても感情がままならないから相談に来るのであって、誰が見ても正解であろう答えを提示たとしても、そのひとの根本的解決には何もならないのです

昨日学んだホリステックコミュニケーションでは考える「頭」と感じる「心」が一致しないから相談したいのだと聞き、腑に落ちた感覚がありました

クライアントが思考より感情が勝っている場合、まずはその感情に寄り添うところから始めようとこころ新たに誓いました


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