見出し画像

自宅で看取ることにしました

デスク前では眠くなるのに、布団に入ると眠れず、また朝を迎える。

「何かあったら電話するので、いつでも電話に出られるようにしててください」と言われれば、こうなるだろう。

前回の記事



昨日は、入院後初めての面会&医師からの説明に行った。
説明を受ける部屋まで、母をベッドごと運んでくれたいた。

顔をみて感じた。
「今月持つかな」

腹痛は落ち着いたようではあるが、飲食がほぼできず、拒薬があり内服もできていないとのこと。

腹痛は治まったため、お風呂に入れてくれたそう(おそらくストレッチャー浴)そのうち、チアノーゼを生じ、一時的に酸素投与。私の面会時には99%には戻っていた。声かけには目をあけ反応はあるが、すぐまた目を閉じる。

医師からは予想通り厳しい説明を受けた。
腹痛の原因はわからないが、とにかく腎不全が悪い。腎機能を示すGFRはすでに5代、前回採血で5mg/dl代だったクレアチニンは、8mg/dl以上に上昇。

※GFRについて

※クレアチニンについて

あと2~3週間。もうちょっといくかもしれないし、今日明日のこともあり得るとの説明。本人の様子を見れば、そうだろうと理解できた。

これまでの経緯を考えると、ここまでよく生きていた。
正直もう十分頑張ったと思う。

このまま病院で看取るか、家に帰るかの選択。

病院の面会制限が厳しくなければ、病院にお願いしたかもしれないが、この状況で週1回の面会では・・・

そもそもフリーランスになった理由は、母を家で看取るためでもある。

ここの家に嫁いで、とても苦労した人なので。最期は気兼ねのないところで過ごさせてやりたい。
生存しているおじ・おばは誰もが「姉さんは苦労したんだよ」と言うくらい。そんな状況は子どもの頃から感じていた。

残り少ないのであれば、在宅で看取る。
自分がどこまでできるかは正直わからないが、できるところまでやってみる。
無理ならその時はまたお願いすればいい。

多少の医療処置をおこない、苦痛なく最期を迎えられる準備をすることにした。

<先生、ケアマネと話し合った今後の予定>
私は看護師なので、医療処置は基本自分でやる。
・在宅皮下輸液法 https://www.jspm.ne.jp/files/guideline/glhyd_2013/02_07.pdf
・呼吸苦の際の在宅酸素導入
・床ずれ予防のエアマット導入
・間もなく自力で痰を出すことは困難になると予想できるため吸引器レンタル
・既存の訪問看護の頻度を増やし、緊急対応をつける
・既存の訪問診療再開
・新規訪問入浴導入
・ヘルパーは状況によって入れる

詳細は、16日サービス担当者会議を行ない、準備ができたら退院方向。
それまで持つかどうかもあるが。

こんな感じであるので、各クライアント様には連絡をはじめた。
週末でもあり、全部のクライアント様には連絡できていないが、あたたかいお言葉もいただき、感謝。


今受けるとご迷惑をおかけしてしまうので、新規受注はしばらくお休みします(こんな時っていろいろ話が来るもので、今週は4社からお声がけをいただいた)お付き合いのあるクライアント様の今月分はしっかり納める方向です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?