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ベルリンWS最終日 Aug 26, 2017

<g.o.a.t終了のため 過去記事を転記しています>

ベルリンに来ている。



忘れないうちに何か記録しておきたくて、突然思い立ってブログを書き始めることにした。


今日は1ヶ月のワークショップ最終日だった。


Motimaru Dance Company 主催

”1month Intensive Workshop & performance creation”

http://www.motimarubutohdance.com/jp/?/Events/Workshop/


主催の二人のパフォーマンスに魅了されて、彼らのやることなら絶対面白いと確信があったし、彼らのパフォーマンスがどんな風にできているのか知りたいと思って、思ってから結構悩んだ末、やっぱり来ることに決めたのだった。



7/31からの4週間、月曜から金曜まで、11:30〜17:30の間、Motumaruの2人と異なる文化を持つ9人の参加者とで生み出していたスペース。


身体と、そして自分自身と、ゆっくりじっくり丁寧に向き合う時間は、色々なことを引き起こした。

思う様に動かない身体、些細な動きでわき起こる感情、呼び覚まされる記憶。


誰かが心震えている時は、全員でただ寄り添う。身体の感覚で、文字通り”寄り添う”。

柔らかく、繊細で優しいスペースを全員で創りだして来た。


この今生きている自分は、自分であり、同時にただの1生命体であり、

「自分を超えた生命としての体験」を「シェアする」という感覚は、

舞踏を基礎にしつつそれを超えていて、普遍的な何かが私たちの中に芽生えた。


本当に、みんな体つきも顔つきも変容してしまって、その変化の大きさにお互いにみんな驚いている。

しかも、自分のことはよくわらない(そとから見えないから)。


そして誰もが、とっても離れがたく、とっても淋しく感じている。



自分自身にとっては、日本で興った舞踏を、国外から、文化的なことも含めてどのように成り立ったのかを知ること(しかも英語で)は、とても意義深く、自分の中の日本的な部分がどこでどう見えるのかを客観的に見ることが出来て、とても面白い経験だった。


私以外の参加者は、全員アジア圏ではないところから来ていたので、民族としての骨格上の特徴や習慣から文化を改めて解説・実感する貴重な時間だったと思う。



ワークショップが終わって、まだ言葉にできないところもあるし、


パフォーマンスは明日明後日なので、実際はまだ完全に完了はしていない。


明日のパフォーマンスが終わった時に何を感じるのか、


体験してきたいと思っている。

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