見出し画像

人生は思い込みで出来ている。ならば、幸せになる思い込みをしよう!

自分の価値を知らない人はとても多い

「自分の笑顔に自信がある人~」
「自分はポジティブだと思う人~」
「自分のいいところを10個以上いえる人~」

この質問に、どう答えますか?

「笑顔に自信があります!」
「ポジティブだと思います!」
「私の良いところはたくさんあります!」

と答えますか?

これ、私の経験上
大学の講義、社会人相手の講演、研修、
たいていどの場面で質問しても、約7割の人が「NO」。
面白いように、こんな割合です。

島国日本。
常に海の向こうからの敵に備えないといけなかったという、
日本人特有の危機管理DNAの現れらしいですね。
この謙虚さ、マイナス思考も時には必要ですが・・・

でも、本当に面白いように、
どこで何人に質問しても、約7割の人は
自分のことをマイナス評価しています。

私もいろんな挫折から自己評価が低い時期があり、
すごく苦労しました。


だからすごく身に沁みてわかる。
勿体ない!低い自己評価。

「私なんて」と思っていると、
何か新しいことを始めようと思っていても、
結局「私なんて・・・無理」となってしまいがち。

そして結局何も変えることができない。


画像1

すべて自分の思い込みで出来ている

人は、自分の「思い込み」で自分を決めています。
良いも悪いも、すべて自分の思込み。

それによって自分の価値を決め、
行動を自分で決めている。

「私なんて」というのも、ただの思い込み。

私も、これに気づいてから、
すごく楽になりました。

悪い方の思い込みが邪魔をすると、
余計に自分の価値まで下げてしまう。
下げてしまっていた。

ああ勿体ないこと。


以前、ある企業さんの周年記念パーティーで、スマイルコミュニケーションの講演をさせて頂きました。

派遣事業をしている企業さんで、そこの登録者さんに向けで、
全員がサービス業に従事されてる方たち。

みなさん笑顔はいいし、ビュッフェで食べ終わったお皿は、どんどん片付いていくし、空いたお皿やグラスは取り替えられ、気が付けばいつも私の前には新しい料理や飲み物が。

見ていて気持ちいいぐらい、明るくてよく動いて気が付くしいい笑顔。
さすがだな~って関心しきりでしたよ。
この姿をみているだけで、皆さんのいつもの仕事ぶりが目に浮かびます。

しかしそんな方たちなのに、講演の中で「自分の笑顔に自信がある人~」と聞いたら、手を挙げたのはほんの数人。
なんとなんと、1割ぐらい!(平均より低い ←私調べ)

「お客様と気持とちよくコミュニケーションが取れていると自信がある人!」という問いも、同じ、約1割ぐらい。

客観的にみるととてもいい笑顔だし、コミュニケーションも上手。
なのに、自分の笑顔、コミュニケーションに自信が無いという方が大半だったことに、びっくりでした。

「私は笑顔が苦手」
「コミュニケーションもヘタ」
これこそ、そう思い込んでいるだけ!ですよね。


マイナスの思い込みの要因は環境が大きい

本当の自分の笑顔やコミュニケーションを、
もっと自分自身で意識し認識できたら、彼らはどんな素晴らしい接客になるんだろう。

人は自分の良さが認識できれば、その部分を強化しどんどん伸びていく生き物です。

だから、自分で自分の良さ、価値を知ることって
とても大切なこと。

でも、なかなか自分で認識することって、難しいですね。

それに、なぜこの負の思い込みをしてしまうかというと、

 ・小さい頃から褒められたことがなかった
 ・上から押さえつけられてきた
 ・すぐ叱る人がそばにいた(親とか先生とか)
 ・周りと自分を比べすぎる
 ・自分の苦手に一生懸命になりすぎ失敗から自信を失う

そんなことが要因になって、
マイナス思考のクセがついているようです。

本当の自分はとっても素敵なのに、そう思えないのですね。

私の場合、褒められたことがなかった以外みんな当てはまります・・・


自分で思い込みをプラスに変える

ではどうやって、マイナスの思い込みから抜け出しましょうか。
私の一押しをお教えします。

一つは、自分で自分の良さを認識すること。
自分で自分の良いところ、価値を客観的に見つめることが大切です。

 ・どんな事で人に喜ばれているか?感謝されるか?
 ・いつも褒められることは何か?
 ・人の役に立っていると思うことはどんなことか?
 ・自分の得意は何か?強みは何か?
 ・絶対人には負けないものは何か?

自分の良さや価値をちゃんと深堀りし、納得することが本当に大切。

あとは「思い込みの技術」!

自分はここが素晴らしい、ここが良いところなんだって、
自分で思い込んでいくことが必要です!
(詳しい思い込みの仕方については、また改めて・・・)

画像2

もっと効果的にマイナスな思い込みを変える

2つ目のそれは、
”人の良いところを見つけて褒めること”

なぜ人を褒めると、自分の思い込みも変えられるのか、分かりますか?

人を褒めるという事は、
その人の良いところを認識していないと、褒められません。

あの人のこういうところがいいな、
これは素晴らしいな、

そんなふうにちゃんと分かっていないと
褒められませんよね。

意識して、相手の良いところを見つけるのです。

それを気長に続けていると、
相手の良いところを自分に置き換えるようになります。
学習していくんですね。

こう言うと人は気持ち良いんだな、
こういう表情は人を笑顔にするな、
こういう態度は喜ばれるな、

そうやって、どんどん自分も磨かれていきます。

”人の振りみて我が振り直せ”ではありませんが、
意識して、人の良いところにフォーカスするうちに、
自分の中も同じように良くなっていくのです。

そして、そこを他人からちゃんと認められ褒められることで、
どんどん強化されていきます。

これは以前、
接客を主とする、企業研修プログラムの一環でやった内容の一部ですが、
一気に接客の質が上がり、社員のみなさんのマインドが変わりましたよ。

”私はなんて素敵な人たちと一緒に働いていたんだろう!”
”私はこの会社で働けて、すごく幸せなんだとわかりました”
”お客様から褒められるようになりました”

不平不満だらけ、自分のことも大嫌い、もう会社辞めたい、
そんな人たちの口からこんな感想が出るぐらい、
社内の雰囲気が変わりました。


意識するだけで変わる

自分の良いところを知らなければ、意識もできません。
知ってさえいれば、あとは自然に意識が向きます。

もう、思い込みを変えることができますね!

私たちは、全部思い込みで出来ています。
私は無理と思えば、無理なように行動するし、
私は笑顔がいいと思えば、笑顔が良くなるし。

もう大人の私たち。
小さい子どもじゃないので、自分を磨く環境は自分で作っていきましょうね!








読んで下さって、ありがとうございます。あなたの毎日の、ほんの少しの色どりになりますように。