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組織改編に向けての道のり

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このように発表をしました!ここでは、そこまでの道のりを個人的に振り返ってみたいと思います。

道のり

2018年8月頃から:各部門のリーダーが情報を共有、悩みを話し合ったり研修を受けたりする、(決める場ではない)リーダー会議を月1開始。

2019年夏頃から:徐々に、丸投げされてしまって困っている事。どうしたらいいか分からなくて相談しているのに「どうしたい?」と返されてしまう事。共有される情報の量が多くて文字情報追えないこと、理解できないこと。年2全員と代表副代表が面談しているもののそれが機能しきれていない事。いろんなスタッフやリーダーから困りごとをお茶をしながら、打ち合わせや雑談の中で、聞くようになる。

2019年12月3日~24日:全12名のリーダーと東さん(こまちがピンチのときにいつもそこから抜け出す方法を一緒に考えてきてくれた恩人)が全員と1:1でお茶をしてヒアリングをしてくださる。結果、リーダー会議の在り方を考えたほうがよいということに。

2020年1月27日:『この指とまれ方式』の全スタッフ参加可の「これからの組織について考えよう!」の会を実施。リーダーのみならず様々なスタッフが参加してくれて、今後の組織においてありたい姿などをざっくばらんに話してくれましたが、私は「いつの間にこんな組織っぽくなったのかな・・・」と悲しいわけではなくなんとなくそこに涙が止まらず。それを静かにあたたかくじーっと待ってくれていたのがまた有難く。個人的には今の課題と本気で向き合っていく覚悟をした日でもありました。

2020年1月29日:東さんにより、全リーダーとのお茶の結果をリーダーミーティングにてフィードバックいただく。
◆従業員エンゲージメント(会社や仕事への愛着・誇り・熱意)が高い組織であり、心理的安全性(何を言っても大丈夫・否定されない安心感)が担保されている。しかし、、、リーダーそれぞれに温度差があるということが明確であること。
◆リーダーの中でも、親和欲求(仲良くなりたい)から達成動機(目標を達成したい)までの幅広いグラデーションがある
(イメージとしてママ友的 ママサークル的 PTA的 ネットワーク型組織的 企業・ビジネス的までのかなり幅広なグラデーション)
◆内発動機付けが外的動機(時給が発生する発生しない)で阻害されているケースもある。やりたくてやってたはずの行為に外的刺激(報酬等)が発生するともともとあったモチベーションが失われるというケースも。
◆不安がある、それは将来のことや相手の気持ちなど。しかし、その不安は埋めても埋めても消してゼロにはならない。

といったような全体フィードバックをいただきましあ。

これらを経て、カオスを覚悟しての組織のガラガラポン!をはじめていく道のりがはじまりました。同時にこの新型コロナ緊急事態宣言へ突入。。。

コロナ禍での道のり

事業面)
2月中旬:新型コロナの広がりへの危機感、お弁当準備開始。
2月26日:店内飲食を1組限定と緊急体制へ
4月1日:店内飲食全面中止、お弁当販売のみへ
5月26日:8月末までもとに戻さない宣言、徐々に開いていくものの
 他店舗より大分時間をかけてオープン
9月1日:原則店内飲食8割状態でイベントスペース、店内飲食を
 運営していくことに。

組織面)
5月25日:通常総会で、新しい理事体制へと変更。
 新理事・新監事に男性が4人を迎え、新しい運営体制へ。
8月7日:理事会にて中長期ビジョン策定にむけて議論開始
11月9日:スタッフ会議にて中長期ビジョン策定

と組織の在り方のみならず、今後のビジョン策定にも理事会とスタッフミーティングをいったりきたりしながらつくりました。間もなく1枚の絵になり完成します。


このように、事業面組織面で動きながら、この次のステップを踏んでいくために「やりたいこと」「できること」「学んでいきたい事そうでもない事」「役割」、一人一人のレベルで考え話し合いました。うまく話し合えたこともあればリアルで会えない中でなかなか伝わりきらない、会って話し合えない、そんな苦しさがありました。同時に、この新型コロナでの自粛期間はそれぞれに自分がやりたいことと向き合う時間を結果的にとれました。どんなことにも正の面も負の面もあるものですね。


こうしたいろんな組み合わせが、その前年度からの積み上げてきた組織の在り方検討を、また違った角度から推し進めました。計画したものもあれば計画していなかったこと、想定より早かったこと、個人的には自分ではどうしようもないことや努力でもう少しできたかなと思う事がありました。でも、時間をかけて最後の最後まで詰めて詰めて、今回の発表に至っています。

結果的に、今思う事

結果的に、今、この時期を経て思うのは、一人一人の「Be」ありたい姿と、「場」としてのありたい姿を面談で聞いたり、すり合わせを大事にしてきましたが、それだけじゃだめだということです。そんなの正直分からない、という答えが返ってくることが多いです。そんな自分のありたい姿・・・わからないときだってありますよね。

結果的に事業として内向きになってしまい、行き詰まり感がでてきます。ある程度覚悟して整えたら(それがまさにこの1年でしたが)これからのこまちを思いっきり描いて『こんな「夢物語」、みんなで一緒につくろう!!!!』と進める、そこに私はどう関わりたいかな?関われるかな?というような形で進めたほうがよい。この半年描いてきた2030年のビジョン、今ならもっともっと更にのびのび描けるそんな気がしてならないです。そんなジャンプするために、ぐっとしゃがんだ1年でした。


発表資料の通り、0歳児ママスタッフや男性スタッフ、しかも副業で関わる方やプロボノの方など、いろんな働き方のメンバーがこれまで以上に増えます。新しく入ってくれたスタッフが、スタッフ部屋で話している話がもったいないから、来週からClubhouseでこれからのこまち妄想話を聞く会を、開きます!話しましょう!って言ってくれました。今は言葉が溢れてしようがない!3月2日21:00-に開催予定(まだ予定)なのでお楽しみに!

このながーいプロセスを最初から付き合ってくださった東さん、理事の方々、寄付者のみなさんとのミーティングで聞いてくださっている寄付者のみなさん、いろんな話を聞いてくれたこまちパートナーの方々、本当にありがとうございました!こまちスタッフのみんなも本当にここまでの道のり涙あり笑いありでした、、、本当におつかれさまです。

新体制のこまちぷらす、これからもよろしくお願いします!