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花束

花束なんてめったにもらうことがない日常ですが、昨日はお誕生日で親兄弟、友人から花束をもらいました。とっても綺麗で、花から癒す力と華やぎといろんなエネルギーをもらいました。親兄弟とこういう関係にあれることも嬉しいし、花や手紙をくれた友人たちとは仕事の関係で会えていないのに、長い付き合いができている有難さを思いました。休業中を心配してくださるお客様からのメッセージもとても有難いものでした。清水寺の辺りに住まわれているお客様からは、お店はまだまだ開いてなくて歩いているのは近所の人ばかりだから、まだまだかかるだろうね。再開はいつ?と心配してくださっていました。

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旅館の中で飾るお花は今までお花屋さんに任せて季節の花を持って来てもらって、それを組み合わせてお部屋に飾っていました。最近は新しい花の種類も増えて名前を覚えるのもやっと。和花と洋花とミックスされたような新しい花も多く見受けられます。お花を好きなお客様も多くて、見たことのない花には必ずと言っていいほど、なんというお花ですか?と聞かれます。

既にあるお花でも、例えばトルコキキョウなんかは八重のものが出ていたりして、パッと見ただけではバラに見えるようなものまであります。聞かれるのはやはり女性で、女性は花が好きなんだなあとよく思ったものです。

お花は多く飾るのがいいと考える人と、茶花のように一輪挿しがいいと思う人がいて様々。色の組み合わせで楽しむのか、花の立ち姿の趣きを楽しむのか様々です。もちろん花瓶の形や大きさが花を選ぶのですが、私がよいと思うものはちょっとホッとする空間があるくらいが癒される気がしています。

和室の畳の部屋に花を生けるのは結婚式の時のテーブルでの飾りとは全く違ったものだと思います。落ち着いた空間に季節を感じさせる意味が大きいように思います。

色々なお店が営業自粛の間もお花屋さんが開いていて、何人か買いに行かれるところを目にしました。需要がなさそうであるもの、お花ってすごい力があるのだなあと改めて思います。

今からは蓮の季節、お寺には蓮のあるところも多いのでせっかくなので見に行けたらいいなと思ってます。5/22

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