気持ちの因数分解

逢魔が時と呼ばれる、昼と夜のはざまの時間が好きでこの時間帯に飛行機乗ること多い。

娘との旅行

旅行というか沖縄に帰る。
息子はお留守番となった。高校生とは言え、一人でお留守番は少し不安だったので、別れた元旦那、息子からするとパパのところに泊まりに行くように話したが、なかなか首を縦に振ってくれない。
旅行前に娘に何気なしにそんな愚痴をこぼした。

パパのところに泊まる

旅行前日、急に息子より「やっぱりパパのところに何日か泊まる」と言う。
何日かという曖昧な言い方をしていたが、それでも最初は全然行かないと言っていたのだから、心境の変化にびっくりした。
えっ、どうして急に？
そう聞くと息子は素っ気なく「お姉ちゃんからどうしてもって言われたから」と答えた。
なんだ、なんだ？なんと言うマジックだ？

娘に聞いた話

ママがさ、弟のことを心配してるのはよくわかるけど、でもずっとパパと暮らしてないし、親子と言っても一緒の部屋で寝るのは気まずいと思うんだよね。
だから、パパに私からお願いしたの（娘は元旦那と暮らしている。そうなった経緯もいつか書きたい）
まずね、弟は家に来ても自分の部屋もなくリビングで過ごさなければならない。それは気が休まらないでしょ？
それになんでパパのところに行きたがらないか聞いたの。
もしかして、友達と通話しながらゲームできないから？って。
そしたら、うんだって。
私も高校生の時は友達と通話するの、楽しかったわかるけど、ママが考えているより友達と話すのって楽しいんだよ。
私が高校生の時、パパやママはスマホ取り上げようと一生懸命だったけど、友達と通話できなくなるなんて、しんでもイヤだった。
だから、弟の気持ちがよくわかるんだ。
それでパパに3つお願いしたんだ。
一緒に寝なくていいこと、弟にパーソナルスペースを用意すること、パパから家に泊まりに来て欲しいな。ってちゃんと伝えること。
本当はね、弟の家でもあるんだから、部屋用意した方がいいんだよね。
ママは私が居なくてもベッド３つ置いてあるし、ちゃんと私のスペースがあるから、ママん家には行きやすいけど、弟は違うよね。

気持ちの因数分解

大人は簡単にちゃんとやってね。とか◯◯してね。って簡単に言うけど、子どもからすると簡単じゃない時も多い。
だって、できてたら、やってねなんて言われない。
だから、なんでできないのかな？何がイヤなのかな？何が引っかかっているのかな？って一つずつ因数分解して考えるんだよ。
一つ一つクリアにしたら、できるでしょ？

大切なことは子どもに教えられてる

だいたい、大切なことは、子どもに教えたもらってる。