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中野京子著「厄災の絵画史」を深堀したら、ドキュメンタリー映画「わたしたちの国立西洋美術館」へ辿りついた話

中野京子著「厄災の絵画史」を読みました。
一番印象に残ったのは
第四章 中世の疫病 パンデミックと「死の舞踏」の中に出てきた、ペストの守護神のこちらの絵画

カルロ・クリヴェッリ《聖ロクス》1490年

ペスト守護神で光輪と傷跡が決まり事とはいえ、パンチラ、、、(右脚の付け根に傷跡)
カルロ・クリヴェッリ、、、何やら他の絵を観たことがあるような、、そうそう、
2020年ロンドン・ナショナル・ギャラリー展でこちらの作品を観ました!
【公式】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 (artexhibition.jp)

カルロ・クリヴェッリ 《聖エミディウスを伴う受胎告知》 1486年

知らない画家でしたが、圧倒的な細密描写が超イケてる。
この絵を解説したYouTube
【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#1 ルネサンスの超絶技巧! クリヴェッリ≪聖エミディウスを伴う受胎告知≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品
https://www.youtube.com/watch?v=htzxMVfRaoA

あ、川瀬佑介さんの解説!
拡大してもこの精密さとダブル告知のおめでたい絵
展覧会場の構成はル・コルビュジエを意識して八角形にしていた!

あらまぁ!!コルビュジエの建築のお話が!!
私の中では繋がっちゃいましたねぇ(笑)。
youtubeの解説と試写会のトークショーで川瀬佑介さんがダブっているし。
(青い日記帳タケさんと川瀬佑介さんの息の合ったお話、学芸員はトートバック好き、偉そうに見てるだけで手は出さない、とか爆笑でした)
https://twitter.com/ku614/status/1672284085430153216

ル・コルビュジエ建築の世界遺産、国立西洋美術館。
東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇る美術館の知られざる舞台裏に迫るドキュメンタリー映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクション』
(7月15日から公開中)
映画『わたしたちの国立西洋美術館』 公式サイト (seibi-movie.com)


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