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日本語と英語、絵本の読み聞かせ方の違い


1.読み聞かせのメリット

絵本の読み聞かせ、毎日頑張ってるよ!というパパママも多いのではないでしょうか。

何となく良いって聞くから…

という理由で読み聞かせをしていらっしゃる方も多いと思いますが、

親の声での読み聞かせ

語学力、文法力、コミュニケーション能力、倫理的思考が高まる
学術的にも証明されているんです!

そして何より、親子の大事なふれあいの時間

楽しく無理せず、読み聞かせが親にとっても子どもにとっても幸せな記憶になったら良いですよね。


2.日本と欧米、読み聞かせ方のちがい


【日本の読み聞かせ】

「はい静かに!お口チャックだよ!」

と読み聞かせの前に言われた経験のある方も多いのではないでしょうか。

色々な読み方がありますが、
淡々と、できるだけ感情を込めずに朗読することで

読み手が自由に解釈したり、登場人物の気持ちを想像することを促すと一般的には言われています。

それゆえ、読み聞かせ中は親が読み上げ、子どもはそれを聞くというスタイルが多く、読み聞かせの最中に会話することはほとんどないのではないでしょうか。



【欧米の読み聞かせ】

一方、欧米の読み聞かせは、「読み聞かせ」というよりも「本を題材に親子で会話をする」というイメージです。

われわれ日本人には、なかなか馴染みのないスタイルですよね。

・会話のきっかけが絵本
・絵本の絵やセリフから会話を広げていく

こういったイメージです。

確かに、英語絵本には

文章のないものや、ツッコミどころ満載の笑えるものなど、思わず親子で話したくなるような絵本がとても多いのです!


子どもの「話したい!」を引き出すヒントがたくさん詰まった絵本が、楽しそうで、とっても魅力的で、

私の子どもはまだ1歳2か月で話せないのですが、将来を妄想して”思いっきり親子の会話を楽しむことを前提にしている絵本”を既に何冊か購入してしまったくらいです(笑)


小さいころからの読み聞かせを通して、
自分で考える、自分の言葉で伝える力をつけられたら素敵ですよね。

3.日英絵本、それぞれの良さがある


私は神奈川県茅ヶ崎市で親子英語レッスンを開催していますが、

何が何でも子どもを毎日英語漬けに!!とは思っていません。

むしろ、英語に触れる時間をつくるからこそ、
日本語もしっかり大事に育んであげたい
と思っています。

もちろん、英語も大事ですし、身に付けてほしいと思っています。

ただ、やっぱり母国語って特別で大切だと思うのです。

特に情緒面において、自分の気持ちを100%伝えきれるツールを持つことは重要です。

きちんとした母国語が話せて、その上での外国語だと思っているので、

日本語の絵本では繊細で美しい絵や静かで穏やかな時間を楽しみ、

英語の絵本では大胆な色使いやタッチ、そして親子の会話を楽しむ、

といったように、どちらかに極端に偏りすぎることなく、日英絵本を両方とも取り入れて、親子で楽しい時間を過ごすのがベストなのではと思っています。


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