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同僚が亡くなって

7ヶ月経って思うこと。

仕事の同僚が亡くなって、その前後の事務所の対応に疲れ果て、休職になって、2月3月は復職して、4月からは元いた組織に戻った。

同僚が亡くなってから7ヶ月経つ。


元いた組織は温かくて、人との距離が近くて、人間的なコミュニケーションが取れている。雑談がある。笑い、適当なことを言い、無責任なこともちゃんと冗談として笑い飛ばせる緩い信頼がある。建前が横行して本音を言えなかった窮屈さはない。
仕事も、僅かではあるが、手応えのある仕事をさせてもらっている。この仕事をやる意味を、小さいながらでも感じられている。
定時プラス1時間以内には退社し、買い物して料理をして(料理も達成感を感じられる尊い作業だと知った)食べて寝ている。
少しずつ癒されている。

多分、緊張がほぐれ、蓋をしていたものが開いてきたのだと思うけど、4月に入って亡くなった同僚を思い出して泣くことが多くなった。
彼を失ってしまったことに対する悲しみ。

泣きたいだけ泣いて、悲しむだけ悲しむ。
今はそうするのがいい。

徐々に、自分にもっと何か出来たんじゃないかと責めるのは減り、彼の選択であったと少し距離をとって見れるようになってきた。

人が亡くなるようなマネジメントは絶対にしない。人が亡くなるような組織に絶対しない。

それは今回のことをきっかけにした信念として彼の記憶と一緒に大事に抱えていきたい。

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