じぶん研究所 8.映画・ドラマが苦手な話

私は、読書(特に小説)、映画鑑賞、そしてドラマを見ること。
この3つが苦手なんです。

読書の話は、以前こちらに書きました。

たしか中高生くらいの時に、少女小説にはまって、一時期狂ったように読んでいましたが、好きだった作家さんの新刊があまり出なくなったあたりでやめてしまいました。
それ以降、小説って、実はほとんど読んでいません。

次に映画についてですが。
初めて映画館にいったのは、高校のとき、女友達と。
「耳をすませば」を観にいきました。
それが私にとっての初めての映画館。

その次は・・・
たぶん今の夫との初デートで行った映画。確か20代前半?なかば?くらいのころ。

だいぶブランクあいてますね。

夫とはその後、一緒にいろんな映画をたくさん観ました。
夫は観たいものがあればひとりでも行く人ですが、私はひとりで映画に行くっていうことがほとんどありません。

いまなんて、親子でドラえもん観にいくとか、皆やってるじゃないですか。
すごい小さいうちから映画館行ったりとかしてて、映画を観ることに慣れてるでしょう。
でも私は子供のころ、そういうのに親子で行ったことがありませんでした。その代わり、金曜ロードショーみたいなので、父親がたまに洋画とか観てましたけど、私は一緒に観ててもぜんぜん興味わきませんでした。
長いし、途中で飽きてしまうのです。
外人さんなんか特に顔の区別がつかないので、誰が誰だかわからなくなって
話についていけませんでした。

そんなわけで、映画に関しては、今でも人から誘われれば行きますけど、自発的に観たいと思う映画はほとんどなく・・・金曜ロードショーですら自発的に観ることはないですね・・・


で、最後にドラマについてなんですが。
うちは子供のころ、いわゆるトレンディードラマ禁止の家庭でした。
テレビのチャンネル権は主に父親が握っており、父親が観たいものがあるときは、父親優先でした。
父親が好んでいたのは時代劇、洋画、野球、演歌番組、といったところでしたが、前述のとおり、私は洋画は全然興味持てず。演歌も好きではなかったです。

ちなみに母親が好んでいたのはクイズ番組、NHK。
受信料払ってるんだから観なきゃもったいない、と言って、誰も観たいテレビがないときはとりあえずNHKをまわす人でした。

そして子供の私が観る事を許されるのは、教育テレビ系、アニメ、クイズ、そしてドリフ。
あとは親が観てるものを一緒に観るだけ。

ドリフ以外のバラエティーや、流行の歌を紹介する音楽番組、トレンディードラマは禁止。なので、「ドラマを観る」ということにも慣れてないのです。
読書や映画と一緒。
観る習慣がないまま大人になったので、今でもよほどのことがない限り観ない、という感じです。

上記のように、私が小説、映画、ドラマを観ない理由としては「興味がない」というのがまずあるわけですが、これまでの人生の中で、まったく観たことがないわけではないのに、なぜ興味が持てなかったかといいますと

「登場人物の心情が読めない」
「場面展開が読めない、ついていけない」

というのが、あります。

実生活で、人の心や場の雰囲気が読めなくて、コミュニケーションが苦手なのと同じように、私は本や映像の世界でも、「読み取る」ことが苦手なんですよね。

このことに気づいたのはいつだっけかな、10年以上前だったと思います。

それまでは、なんでみんなそんなにドラマとか観るのかな、なにが面白いのかな、みたいに思っていましたが、私がわからないだけだったのです。

少しは人の心や場の雰囲気を読み取る練習もしないといけないのはわかっていますが、難しいんですよね。


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