じぶん研究所 7.とあるADHD告白動画で心打たれた話

もう、ちょっとこれは勝手に記事にして出していいのか、と思ったのですが、私の中で、出さずにいられなくなってしまったので、書きます。

苦情かなんか来たら急に消すかもしれません。笑。

最初に書いておきます(これ書く書かないで全然印象が違うと思うので)

私は田畑藤本のファンです

・・・ファンです、といっても、もう情報を一生懸命追っていたのはファンになって数年くらいの間だけで、最近は全然だったのですが。でも好きという気持ちはなくなってませんでした。
(これはもう完全に私の問題で、ここ数年くらいは、自分のことで精いっぱいで、ほかの「すきなもの」に関しても、手が回らなくて実際距離を置いた状態になっているものが多いです)

だからまぁ、今日の記事は、「いちファンの想いをただただ暑苦しく語る記事」という視点で読んでいただけましたら幸い。

さて本題。

数日前。
放置気味の自分のtwitterアカウントを開いて、私がフォローしている、ある方のツイートを遡って読んでいた中で、この動画の存在を知ったのでした。


へ?いつの間にこんな動画が?と思っていたら、まだ数日前に出たばかりのようで。

昨年末で解散する(した)こと自体は、昨年のうちに知っていたのですが、そこから半年ちょっとでこんな展開になろうとは。

40分と長い動画なのですが、とりあえずこれを発見した時に、飛ばし飛ばししながらも半分くらい見て(←全部見ろよ)。
後編の動画もあるのですが、そちらは全部見て。
んでさらに、ご本人のチャンネル開設動画も見て。
(最後のほうでもまたちゃんとリンクつけますね)
今日やっと前編も最初から最後まで見たのですけど。

驚きましたね。

そうだったのか、という感じ。

前に何かで見たことあったような気がするんですよ。
「明日朝早い仕事だけど藤本起きれるのか?起きない」みたいな話。
(誰が書いてたんだろう、田畑さんかなぁ、違ったらすみません)

それ読んだときは、「ふふ、お寝坊さんなのね(はぁと)」みたいな、ほほえましい話だと思っていたんですけどね。

まさかね、お医者さんからもそういわれるほどのものだったんだな、とはね、思ってなかったですよ。そのときはね。

ただ私がそうなんですけどね、こういう失敗談て、はたから見ているとネタとして面白いし私もよく自分の失敗談はネタにしておりますけど(っていうかこのnoteの場がまさにそうなんですけど)、直にそれにかかわっている人からすると、めっちゃ迷惑なわけなので、笑い話じゃないんですよ。
それこそ頻度が半端ないので、「あいつはまた同じ失敗をしている」「学習しない」「またか(呆)」みたいな感じで、最終的には怒りを通り越して呆れられるという状況になります。
特にビジネスの場では悪影響しかありません。

余談ですけどネタとして使う場合にはですね、ビジネスの場での失敗談は、ビジネスの関係の人以外のところで話せばウケます。日常生活(家庭)での失敗については、会社の人との息抜きの雑談みたいな場で出すと、多少ウケますけど、同じような失敗をビジネスの場でもやらかしているとウケるどころか「あいつ家でもあんななのか」ってさらに呆れられることになるので注意が必要です。
こういう、noteみたいな場とか、たまにしか合わない友達と会ったときとかに出せば、聞いた相手は笑えると思います。
私の失敗で直接被害を被ることのない人達だから笑える、というわけです。

さて話をもとに戻しますけど。

見ていてめちゃくちゃ共感したのが、「名前がついて安心する」みたいなあたりですかね。
私も名前がついたときには、あー、なんかやっとわかった、みたいな気持ちになりましたので。
(今過去投稿あさってみたら、そのあたりの話はここに書いてた)

あとですね、これめっちゃ特徴出てるな、と思ったのが(注:いち当事者の感想です)、インタビューに答えながらも周りきょろきょろして、先輩がたくさん通ったのに挨拶が全然できてないことを気にしているあたりですね。
わぁ、なんか、自分もそういうとこあるな、って感じで、職場でのある出来事を思い出しました。

私も、今の職場に入ったばかりのころ、部署が部署だっただけに、機微な情報を扱うことがあって、だからといってドアとかで仕切られているわけでもなく、でもそれなりに人の出入りのある部署で・・・みたいな状況の中で、仕事の説明を上の人から受けていたとき、自分の席の近くを歩いてくる人がいると、「こっちに用があるのかな?」なんて思ってきょろきょろしたりしてしまっていたんですよね。
しかも私は昔接客業をやっていたときのクセで、こっちに用がありそうな雰囲気を察したら、向こうから声かけられる前にこっちから気づいて声かけないとと思ってしまうわけですよ。
そしたらですね、その場では注意されなかったんですけど、コイツ話聞いてないって思われていたらしく、後日そのことを注意されんですよ。

そんなことをふと思い出したんですよね。

でもインタビュアーの人優しいですね。そういう場面に遭遇しても、声のかけ方が優しい。見ててこちらも涙が出そうになりました。

あと思ったのがですね、この人逆に芸人でよかったんじゃないかということです。普通にお堅いところに就職とかしていたら、もっと早い段階で適応障害おこしていたと思います。

私は一つの仕事がなかなか長く続かないのですが(障害者雇用に移る前は、最長3年、だいたい1~2年)、やめる理由って、職場によってまぁいろいろだったんですけど、どの職場の時も共通していたのが、
「このままここにいたら心が死ぬ」
みたいな感じですかね。ようするに病む前に逃げたみたいな感じ。

後編の動画の見出しの「13年間隠していた」っていうのはちょっと違うと思うんですけど(芸人になる前から診断おりてたわけじゃなくて、発覚したのって最近ですよね)、コンビとして活動されていた中で、ご本人も原因のわからないまま、これまでたくさんのご苦労があったのだと思うと、ほんとわかってよかったね、と、見ている側としても思いました。

そしてなんか心打たれた勢いでつい、こんな感想を長々語ってしまいました。
・・・いや、感想っていうか、自分語りだな、もうこれは。
いろいろ共感できて、なんかもう書かずにいられない、ってなって、勢いで書きましたけど、ほんと、最近自分のことも、書こう書こうと思ってなかなかかけていない中、書くためのパワーをもらえた感じでした。

他人の体験談から、また、自分のことを考えるきっかけとなりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

改めてリンク↓


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