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髪物語 投稿episode two
最近の私の髪はパーマのようなウェーブも無くなり、大きくゆるやかなうねり。太さも少ししっかりしてきた。
身体のシステムは繊細で複雑で、私の言う髪の人生storyは、単純で決めつけに感じて、不快な方もいるかな?とも思う。
インタビューで聞いた人生の深い深淵をあえてシンプルにしたり、モデルさんが、避けて通る話を髪から感じた時も、文章でも触れないで投稿する。
すべて晒しだす事が目的ではなく、髪に色々な状況が反映される事を知って、愛おしんで欲しいという思いがある。
個人的な経験からだけれど、調子の良い悪いって身近な人はわかっていて、隠したりごまかせてると思ってるのは本人だけだったりする。
頑張りどころ、踏ん張りどころで無理するのもわかるけれど、糸が切れた時の揺り返しや、不調で、スッキリしない自分をもどかしく思う状況も知っている。
健やかさとか、快調さは、頑張ったり努力したりして日々鍛錬するものじゃなく、
心から想うことと、外に表現していることが一致している時自然にまとっているものだと感じているから、
今の髪が、どんな状況でも、
「快調!快調!」
「無理してるかも?頑張っちゃってるな〜!」
って受け止めたらいいんじゃないかなと思う。
私は「いい人」「いい子」って言われている時、いつも頑張ってて、心に愚痴があって、今よりもっと良くならなきゃ!って状態だった。
今は、「悪を感じない」と言われる。(最近3人くらいに立て続けに言われた)
「いい人」って言われなくなったなぁ。
髪物語って結構、「裸」になるインタビューです。
だから、インタビュー受けれるよ!って言ってくれるモデルさんは、脱げる人、だと思う。美しいから、整ってるから、見せられるとはまた違う感性だと思う。
私の祖父は、30歳でつるっ禿げだったそう。戦時中生まれで、戦争で父親を亡くし、10人兄弟の長男で、小学校を出てから働き通しの人で、髪のことは、
「苦労したからね」
とニコニコ照れくさそうに、勲章みたいに言う人。
大好きなお爺ちゃん。このインタビュー、生きていたら、
「ええよ!」
ってふたつ返事で受けてくれたと思う。
髪が沢山なきゃいけないとも思ってないけれど、髪が無いのがどういう身体の状態かも想像してしまうだけに、
おじいちゃんには、愛と、せつない気持ちとを感じてしまう。
そんな孫の気持ちを知っても、おじいちゃんは、
「まあええじゃないか、生きとるんだで」
って言うと思う。
気にしなくていいこと。だけど、本人は気になることも。
私は気になる気持ちがわかる。アザも薄毛も見た目だけのこと。
でも、勉強して、見た目と命の深い繋がりを知って、
「気になる」
は、ひとつのSOSだと思ってる。
おじいちゃんの深〜い、「生きてるから大丈夫!」
もわかるし、「気になる」SOSも感じる。
どちらも、今をよりハッピーに生きたいという心だと思う。
髪物語でも、CIRCULERの現場でも、ハッピーに生きていきたい人に、伴走することが出来たら嬉しいな。
また髪物語7th storyも覗いてくださいね。
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