ある日のベランダ

ベランダに座り、ぼんやり空を見てる時間が好きなんです。

激しい雨ふり以外は、ほぼ毎日と言っていいくらいのお気に入りです。

今年の春に、飛行機で出雲へ行ってから、何となく飛んでいる飛行機に目が行って、そのせいか空に飛行機の数が増えた？様な気がするんです。

最初は気のせいかな？時間が夕方だからかなぁ？くらいの感覚でいたんですが、、、

大小様々な飛行機が交差して飛んだり、夕陽に光り輝く機体とその横をすれ違う見たことない黒いマットな機体とか（夕日に向かってるのに黒っぽい）、結構低い位置を飛んでいるお腹がよく見える機体が何となく透けて見えるとか（霞の中を飛んでるからなのかなぁ）、あと、ちょうど座って見る時間帯には、ケムトレイルを撒いている機体もよく見かけます。（何で家の上空に来ると白いのだすの～！？）

そして先日も、ベランダで座って何気に見た東の空に、西へ向かってゆっくりと飛ぶ機体が目に入りました。

西日が当たって遠くからでも白く眩しく光ってこちらへ飛んできていたので、ちょうど横にいた夫に、

私：ねぇ、あの飛行機ちょっとスピードゆっくりだね。

夫：どれ？（立ってベランダの手すりから頭を出して）見えないけど。

私：東から来てるでしょ、そこの電線の下辺りに見えてるよ。

夫：どこ？指さしてみてよ！全然わかんないんだけど。

スピードはゆっくりだけど、もうその頃にはかなり近づいていて、すぐ目の前って感じだったので、しょうがないなぁって立ち上がり指さしたら、、、

消えたんです。

しかも、最後に見えた機体は、、、

羽がなかったの。

結局、私だけが見えていて、夫は、何も飛んでない空だけを見ていて、

私：・・・。

夫：・・・次は俺も見たいな。

そんな、ベランダエピソードでした。