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Artしちゃおーよ!

大好きな絵の会。

主に、水彩絵の具や色鉛筆、ペンを使って描く私のスタイルを、自由なお題を決めて、皆さんと一緒に描いています。

前回の時は、いつもの皆さんと、初参加の方もいらして、和気あいあいと、まるで年齢層が様々な“いとこ会”?みたいに、楽しい時間を一緒に過ごしました。

楽しい時間はあっという間で、毎回2時間の予定が大幅に過ぎてしまいます。

じゃあ、お茶でも飲んでと思っていたら、、、

この日は、会場に使わせて頂いている、Cさんのロースイーツ教室の、食洗機取り付けがあった事を(Cさん本人がすっかり忘れていたらしく)業者さんの訪問で知り、用意してくださっていた手作りロースイーツのチョコを、それぞれ口に放り込んで、それー!って勢いでみんなで慌てて片付ける状態でしたww

※Cさん、いつもホントにありがとう!


帰宅後、初参加の方から
「最初は初対面なので緊張していましたが、場の雰囲気が凄く和やかでリラックスして過ごせました。」とメールがあり、大変嬉しく思いました。

彼女は絵の具を使って絵を描くのは中学生以来かも?とおっしゃっていて、最初の一筆は、どう描いていいのか、すーんごく迷っていて、か細い淡い赤い線を恐々引いていました。

せっかく縁あってこの会に参加くださったので、

「思い切ってやってみましょうか!」

「書道をするときの様に、筆にその赤い色をたっぷりと含ませて、大きくはみ出してもいいので、手始めに紙全体に塗ってみてください。」と促しました。

不安げながら、「えいっ!」って感じで筆を滑らせ、見事に赤いグラデーションを表現しました!

「おぉ~、なるほど、そういう事かぁ」と、彼女。
体感として何か掴んだようで、そこからずんずん自分で描きたいように、色や画材を選び、夢中になって描いていた様子でした。


毎回絵の会では、完成した作品の写真を撮る為に、順番にそれぞれ額装します。

額装すると物凄く“作品然”とするので、皆さんのお気に入りタイムです。


そして初参加の彼女の番に。

額装されたご自身の絵を見て「うわ~!」と声がもれます。

「素敵~作品になってる!」と、見ている参加者の皆さんからも。←これってすごく嬉しいんです。

彼女も「なんか鳥肌が立ちます!」とおっしゃって、じっくり見ながら感激していらっしゃる姿が印象的でした。


やっぱり大人になると、日常で絵を描く事ってそうめったにないし、あったとしても既成概念とか、凝り固まった固定観念とかで、子供の頃みたいに自由に好きな様に楽しむってなかなかねぇ、、


絵以外でもそうなのかも、初めての事は恐る恐るだし、上手くやりたいし、失敗したくないし、カッコ悪いの嫌だし、正しくありたいし、普通はこうだからとか考えちゃうしとかで、グルグルしちゃいますよね(笑)


だから絵の会では、

「失敗してもいいですよ~。っていうか、一回失敗もしてみてください。」

「正解はないので、自分の正解でOKですよー。」

「すべて自分自身に問いかけてやってみてください。」などなど、、、

皆さんそれぞれの“小さなしがらみ”を、ご自身でブレイクスルーしていく時間にしていただいております。


最近では、
「新しい扉が開いた感じ!」
「まさか私がこんな絵を描くなんて意外!」
「結構私やるじゃん!」
なんて声も聞かれる様になり、作品も回を重ねるごとに、皆さんの「潔さ」が漂う印象です。

「潔い」(いさぎよい)って、なんか好きだなぁ。

自分で決めてるって感じで。

それって、肚を括れるかどうかで決まる気がしませんか?

「今」を生きてないと出来ない事かもです。

大事ですよね。


今のところ月一の「絵の会」ですが、参加してくださる皆さんにとって、有意義な時間に出来たらいいなぁって思ってます。

また次回が楽しみです。

みずのゆみ https://lit.link/yumimizuno

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