佐藤優樹さんへ、ありがとうな話

今、終演直後、帰りの電車で書いています。さーむい12月の夜のくせして体の芯があったかい後味。
さて、わたしの話になりますが、モーニング娘。'21コンサート〜佐藤優樹卒業スペシャル、参戦してきました。映画館で。
実際に武道館にいたわけではなかったけれど、わたしは今日、とても大きなオタク活動の一歩を踏み出した気分です。電車の中でなんて痛い文書いてるんだ…








わたしの話はもうちょっと続きます。わたしは、訳あって通っていた高校を辞める(転校する)ことになりました。色々理由はあるけれど、1番はいわゆる過敏性腸症候群、というものです。



わたしは知っている人がいるところや情報量の多いところに行くと、腹痛から始まり、全身の筋肉が強ばり、立てなくなり、吐き気を催し、最終的には目眩で倒れることがあります。翌日以降は筋肉痛で全身が痺れるので、中学3年生くらいの頃から必要な時は杖とコルセットを使っています。




なので人生17年、ハロオタ歴はもうちょびっと少ないけれど、その中で現場に足を運んだことは一切ありませんでした。大きな会場の近くに住んでいたこともありました。それでも行けませんでした。行こうとも思いませんでした。


佐藤さんが、たまたま、わたしと同じ名前を持つ怪物と戦っていて、そして、卒業を決意した。ただそれだけのきっかけで、その大きなきっかけで、わたしもライブビューイングでいい、行って、2年ぶりのコンサートを大きな画面で観たいと。

(怪物と戦っていると言ったけれど、もうすでに体の一部になった気もするし、不思議なこの子を理解しきれるように隣にいてあげようとあくせくしている感覚もあります。佐藤さんはどんな感覚なのかな。)

ロックの定義のような真夜中コンビニへ行くような軽い格好だけでは、まだ人生を歩ける気はしないけれど、1つコートを脱げた気分。

行けてよかった〜!!!!!わーい!!!



teenage solution、初めのソロの一音、緊張のような強ばりが聴こえて、勝手な解釈だけれど、鼓舞しているようにみえて、開始直前着席早々に不安と緊張で息がひゅっとなっていたわたしはやっと、力を抜くことができました。途中退室せず、最後まで見届けることができたことが自分の自信にもなった。佐藤さんはじめとするモーニング娘。'21の皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

ああ、佐藤さんも卒業ドレス着るのかあ、着るイメージないけどなあ、など考えて待っていたアンコール明け、周りの人への感謝を1番に考えた佐藤さんのドレスをみて、本当に佐藤さんがモーニング娘。であってくれてよかったなと頭の天辺から爪先まで染み染みと感じました。
10年間、楽しい時間を過ごさせてもらいました。そして最後には一歩踏み出す勇気をお借りさせてもらいました。

そしてビートの惑星でみえた、石田さんのとびっきりの笑顔で、少し強ばり始めてきた体の痛みを忘れ、石田さんの笑顔が見られることの幸せを噛み締めることができたのが、今のわたしの今後しばらくの燃料となることでしょう。1人の天気組(ブログは小田さんもいる)、今はわくわくがいっぱいです。

佐藤さんに、モーニング娘。'21のみなさんに、モーニング娘。を生み出し、支え、今回のライブも創り上げくださった方々、地球全てレベルに、ほんとうに!!ありがとうございました。


こんな拙い文ですが、誰かに感謝が届きますようにー!
2021/12/13


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