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占い対面鑑定、はじまりました

今週から占い館での対面鑑定の仕事をはじめました。
お店によると思うのですが、わたしの通う店舗は占い師以外のスタッフさんがおらず、受付・会計も占い師一人一人がおこないます。

そのため、釣銭なども自分で用意で、頂いたお金は店のレジにも入れず持ち帰り、後日お店側に払う手数料をまとめて振り込むというものです。

受け付けなどはかなり電子システム化されていて、
タブレットを操作して行います。
操作方法は動画マニュアルでメールで送られてきて……初日当日。
立ち合いのスタッフもいないし、他の占い師の先生も午後から出勤という状態でドキドキでした。電話相談サービスがあり、いつでもつながるコールセンターのようなものはあるのでわからないことがあれば、電話で教えてもらう、というものです。とにかく遠隔化されていることに驚き……

今後電子化がすすむと、こういう、自分以外無人のアルバイトも増えそうですよね。
交際相手に話したら、「そのやり方だともし雇ったのがポンコツなやつだったらやばいじゃんね?」と言っていましたが。まぁ、さほど難しいことはなにもやらないので……w

唯一、退勤時に売り上げ確認に日計表を書いてそれを写真撮影して本部に送る仕事があります。これもアナログながらも個人のスマホ一台ででき、「お店のパソコンにログインしてエクセルに入力して……」というものではないので誰でもでき、合理化されているかと思います。

あとはとくにやることはなし。
結局自分がどれほど占いができるかどうか。
厳しいながらもシンプルな世界だな、と思いました。

素性が知れることでの対人トラブル、SNSでのおっかけを避けるため、
対面鑑定ではお店独自の占い師名を使用します。本名や、これまで活動に使っていた名前は使うことができません。
ネットで宣伝することも禁止なので、自分での呼び込みはできず、会社の宣伝任せになります。

そのため、まだ私がお店に出演するようになったことがそれほど
浸透していないのと、人気を得るにはまだ新人なので
今週のお客さんは一日に二人ずつ。

交通費は自分持ちなので、報酬から電車賃なども差し引くと
まだ時給換算のアルバイトの半分くらいの収入です。

ただぼんやりお客さんを待っていればいいのではなく、
店舗待機しながらお客さんがこないときは
手持ちの自分の仕事をすることでなんとか成り立ちます。

私はお客さんがいないときは
イラストの仕事や、ココナラのメール鑑定を
ipadでこなしていました。

待機時間を無駄にしないよう、お店の提携の電話占いのシステムもあり、
そちらは別途オーディションが必要なのでそれに向けても動いています。

昨日は模擬練習として社員さんに電話指導を受けました。
相手がお客さん役をしてくれるので、実際に占ってアドバイスを受けるとうもの。
眼からうろこのアイディアをたくさん頂き、また、全体的には褒めてもらいとても充実しました。

模擬練習は3~4回行ってもらえるそうで、そこで電話鑑定ならではのノウハウも身に着けていきます。なかなか、個人ではこうしたステップアップも難しいので貴重な時間だと思います。

知人に、「占いをやろうとして電話占いのサイトに応募したが、ことごとく落選した」と言っている人もいました。大手の電話占いサイトだと自力では合格が難しいのかもしれません。

結果、対面鑑定の店舗勤務はスキルアップのために占い師の学校に通っていると思って行くのであれば、大いに満足できるところだな、という印象をうけました。対面鑑定で稼ぐのではなく、対面鑑定での実績を活かし、オンラインでの活動に役立てていくのが占い師としての質の向上をさせるのではないかと思います。

デビューできれば安泰、とお店に甘えるのではなく、
自分でも様々な努力を続ける必要があります。
デビューするのがゴールではなく、デビューからがスタート。
そう思いました。

自分の目標として、自分が年配になったとしても勤められて、収入源になる仕事がほしい、という展望があり、はじめた仕事です。細く長く続けながら、リピーターさんを増やし、数十年後にはしっかり対面占い師として活躍できているといいな、と思っています。

まだまだその長い道のりがはじまったばかりなのです。
がんばります!

サポートして頂くと夢山さん家のお花がちょっと豪華になります。