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何気ない1日

いつも通り朝までバイトして、マイヘアを聴きながら京阪電車に揺られて携帯をいじる。ボーッとTwitterを見ていると流れてきた先輩のnote。何気なく読んでみると親孝行の話を書いていた。心に刺さる文章だらけで、気づけば夢中で読んでた。そこには「プレゼントをあげるのもいいが親を笑顔にする事が1番の親孝行じゃないか」と書いていた。

小学生の頃、周りの子達は「素敵なお嫁さんになりたい」「野球選手になりたい」などと目をキラキラさせて語っていたが、気づけば今は皆んな「安定した職につかないと…」「今の日本の就職率は…」などと夢も希望もないことをベラベラと語っている。そんな周りに囲まれて大人になるにつれ「確かにバンドマンなんて一握りしか成功しない世界だし売れなかったらどうしよう。親孝行なんてもってのほかだろう。」と思う事もあったが結局変わりなく12年間、私は目をキラキラさせて「バンドマンになる!」なんて事を言っている。確かに安定して苦労のない人生を歩めるのは前者のような人間だがその先の未来にキラキラした目はあるのか?その瞳の奥には光のない真っ暗な世界があるんじゃないかなんて捻くれた事を考える。

私が本当に幸せじゃなきゃ親も幸せになれない。私が悲しんでいたら親も悲しむ。したくもない仕事を毎日やって疲れて帰っての繰り返しのつつがない日々を暮らして親が喜ぶのか?そんな事なら必死に努力して挫けても挫けても自分の夢に向かって突き進む方がよっぽど立派で親孝行じゃないかと思う。

普段は言わない事を、言えない事をここに残そう。
何気ないバンドマン大学生日記を始めよう。

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