見出し画像

【徹底検証】ツイートの効果的な曜日と時間帯を解明!

Twitterを始めて、こんな疑問を抱いたことはありませんか?

・全然ツイートが伸びない
・いつツイートを行えば効果的に見てもらえるの
・土日にツイートを打つ方が効果的なのかな

おそらく、はじめの頃やご自身で分析をされていなにとっては
誰しもが疑問に思うと思います。

この問いに対して、インフルエンサーたちが

「朝・昼・夜ツイートをするのが効果的」

という意見を出されていますが、それは本当なのでしょうか。

そこで、私は自ら内容を有益ツイートに固定し、曜日別と時間帯別にデータを集積することで、いつツイートがよく見られるのかを分析することにしました。

本NOTEは初心者もしくはツイートをしっかり分析したことがない方向け

下記のような方にはオススメできません。

×フォロワーが1000人以上いる方
×ツイートの分析を曜日と時間帯で調べたことがあるまたは興味がない方
×分析能力に長けている方

内容としては当時フォロワーが200人弱の私がツイートした反応です。

〇フォロワーが1000人未満でツイートのインパクトを上げる参考にしたい
〇Twitterを始めたけど、いつ、どんなツイートをすればいいかわからない
〇分析は苦手であまりやったことがない

上記に該当する方のために本noteを書きました。

本noteの感想

ここにTwitterの反応を掲載します。

最終更新

✅2020年6月19日更新
✅2020年6月15日先行公開
情報が追加された場合、加筆していきます。
今後、1週間程度反応を見て有料へと移行する可能性があります。

自己紹介

理系出身医療系営業マンをやっていますゆめたと申します。

画像28

まずは簡単に自己紹介させてください。

✔2020年2月にTwitter開始、5月から本格始動
✔本分析開始時のフォロワー数190人
✔理系出身、論文執筆経験
✔トップセールス経験、5年連続表彰
✔分析が得意で市場調査や状況分析に自信アリ

これらの経験から今回の分析を行いました。
何卒よろしくお願い申し上げます。

分析の際に重要な豆知識

まず、はじめに分析の際に知っておいた方がいい豆知識についてご説明します。

名称未設定のデザイン

例えば、このりんご。

片方は普通で片方は腐ってしまったとします。

その原因はなんでしょう?

・経過した日数の違い
・与えられた環境(湿度・温度など)の違い
品種の違い
産地の違い

ざっと考えただけでもこのくらい要因が考えられます。

これらを加味せず

「品種による違いです」

と言われたら、それは真実ではない可能性があるということです。

Twitterの分析に置き換えてみると、一口にツイートが伸びたと言っても

曜日による違い
時間帯による違い
内容による違い
拡散を受けた影響
ハッシュタグをつけた影響

これらのうちどれが本当に影響しているのかを考える必要があります。

これらを排除し、分析するためには他の要因になる可能性があるものを固定して分析しなければいけません。

つまり、りんごの品種別の日持ちを検討する場合

・温度や湿度の環境
・収穫された時期
・収穫された産地

これらを全く同じ条件にして、初めて品種による違いが検討できます。

今回、このツイート分析では内容を固定し、発信する時間帯を決めることで

・発信内容による影響
・発信時間による影響

この二つの影響を除外することが可能で

「ツイートの曜日と時間帯」が

「ツイートのインパクトにどのような影響をもたらせるのか」

という部分をより正確に分析したデータになります。

実際のツイート内容

画像1

内容は以下のような営業スキルに固定してツイートを発信しました。

画像29

期間と時間帯については

期間:6月1日(月)~6月7日(日)の7日間
時間帯:①6時、②7時、③8時、④9時、⑤11時、⑥12時、⑦14時                    ⑧15時、⑨17時、⑩19時、⑪20時、⑫21時、⑬22時、⑭23時

上記時間帯に予約投稿で固定。

内容を固定することで純粋に曜日と時間帯による影響を検討出来ます。

※ただし、外的要因(社会情勢、フォロワー数の増減、他者からの企画紹介など)を完全に取り除くことは極めて困難ということをご理解ください。

時間帯によるツイートの影響

7日間の全体平均値をまずお示しします。

画像2

インプレッション平均値は上図の通りです。

①6時台、②15時台、③23時台、④14時台、⑤17時台

この順番で多い結果となりました。

朝、おやつ休憩、夕方、夕食後あたりが多い結果です。

画像15

エンゲージメント率の平均値は上図の通りです。

①20時、②6時、③22時、④17時、④14時

この順で多い結果です。
いずれもインプレッションが多い時間帯ですが、特に夜はエンゲージメント率が高い傾向がうかがえます。


画像7

プロフィールクリック率の平均値は上図の通りです。

こちらに関してはあまりいい数字が出せず、すいません。

ほとんど時間帯による影響はないと考えていいかと思います。

--------------------------------------------------------------------------------------

続いては平日の平均値です。

画像5

平日のインプレッション平均値は上図の通りです。

①6時台、②23時台、③17時台、④14時台、⑤15時台

朝、14時~15時の休憩タイム、夕方、深夜が高い傾向です。

画像6

平日のエンゲージメント率平均値は上図の通りです。

①6時台、②20時台、③17時台、④14時台、⑤8時台

エンゲージメント率は朝もしくは夕方~夜が平日では高い傾向です。

画像7

参考までに平日のプロフィールクリック率です。

こちらは時間帯による影響はほぼありませんでした。

--------------------------------------------------------------------------------------

休日(土日)の結果に移ります。

画像8

休日のインプレッション平均値は上図の通りです。

①22時、②21時、③12時、③23時、⑤6時、⑤15時

平日と比較すると午前中が低く、夜が見られやすい傾向です。

画像9

休日のエンゲージメント率平均値は上図の通りです。

①22時、②12時、③6時、④24時、⑤7時

エンゲージメント率も朝、昼、夜が高めですが、平日と比べると夜の活動的な時間帯が遅い傾向がうかがえます。

画像10

参考までに休日のプロフィールクリック率です。

散々な結果で出すのも恥ずかしいくらいですが、平日よりもツイートからのプロフィールクリックが少ないことがうかがえます。

曜日によるツイートの影響

ここからは曜日別で結果をお示しします。

画像11

曜日別のインプレッション平均値は上図の通りです。

月曜日のインプレッションが高い理由が「月初」という要因が排除しきれませんが

①月曜日、②水曜日、③火曜日、④日曜日、⑤土曜日、⑥金曜日、⑦木曜日

上記の通りになります。

画像12

続いて、曜日別のエンゲージメント率平均値は上図の通りです。

①月曜日、②水曜日、③木曜日、④金曜日、④土曜日、⑥火曜日、⑦日曜日

このような結果となりました。

土日よりも平日の方がエンゲージメント率は高い結果です。

画像13

参考までに曜日別のプロフィールクリック率です。

疑問① 平日と休日どちらの方がツイートが伸びる?

ここまでの結果をご覧になった時、疑問にまず思うのは

平日と休日どちらがツイートを伸ばすのにいいのか?

ということだと思います。

画像14

これは平日と休日の各値の平均値を取った表になります。

これらからわかるように平日と休日の曜日によるツイートの伸びに関して

ほとんど差はなし もしくは やや平日の方が伸びがいい

という結論が導かれました。

疑問② いつの時間帯が一番ツイート伸びやすいの?

続いて、どの時間帯が一番伸びやすいのかという疑問についてインプレッションが高い順に並び替えた表を下記に示します。

画像15

①早朝、②おやつ休憩~夕方、③21時以降

上記が今回導かれた結果になりました。

エンゲージメント率を上げるなら20時以降が有効的です。

疑問③ Twitterが安定した曜日と時間帯はいつ?

では、Twitterが安定している曜日や時間帯はいつ頃なのかという疑問が次に湧いてきます。

画像16

画像17

インプレッションの曜日と時間帯別のばらつきを標準偏差で表しました。

標準偏差とはざっくり簡単に説明すると、小学校のあるクラスの平均身長が130cmとして大きい人が150cm、小さい人が110cmとすると、平均との差は±20㎝のため標準偏差は20ということになります。

厳密に言えば、若干違いますが、集団のばらつきを見ているものと思ってください。

結論として

〇月曜日と土曜日、日曜日はばらつきが大きい

〇早朝と15時前後、深夜の時間帯は
ばらつきが大きい

つまり裏を返せば、安定している曜日と時間帯は停滞しやすいことを表しているため、バスを狙うのであれば

月曜日の早朝、15時前後、23時前後
土日の15時前後、22時前後

これらがおすすめということになります。

疑問④ インプレッション、エンゲージメント、プロフィールクリックこれらの関係性は?

ツイートをしているとインプレッション、エンゲージメント、いいね、プロフィールクリックこれらの数値ってそれぞれどういった関係性を持っているのか疑問に思いますよね。

特にフォロワーを増やすためにはプロフィールクリックをしてもらわないといけないため、それにつながる要因を知りたいわけです。

そこでプロフィールクリックを中心として、そこに影響を与える数字はどれなのかを検証しました。

画像18

まずはインプレッションとエンゲージメントの散布図は上図の通りです。

インプレッション(横軸)が伸びればエンゲージメント(縦軸)も
伸びる傾向にあります。

画像20

エンゲージメント数とプロフィールクリック数の散布図は上図の通りです。

エンゲージメント(横軸)が伸びてもプロフィールクリック(縦軸)が伸びるわけではないという結果です。

画像21

いいねの数とプロフィールクリック数の散布図は上図の通りです。

いいね(横軸)が伸びてもプロフィールクリック(縦軸)に影響はありませんでした。

画像20

これらを相関係数でまとめると上図の通りです。

相関係数は、正と負の方向と-1~1までの強さによって2つのデータ群の関係性を表します。 概ね、0~0.3未満:ほぼ無関係、0.3~0.5未満:非常に弱い相関、0.5~0.7未満:相関がある、0.7~0.9未満:強い相関、0.9以上:非常に強い相関と言われています。
ただし、この関係は因果関係を示しているわけではありません。例えば、父親の身長と息子の身長を測った場合、高い相関があったとします。しかし、息子の背の高さは父親の背の高さの原因であると結論づけることはできません。明らかに逆です。このように、相関関係は因果関係を示すものではありません。
引用:Trunk Tools

結論としては

曜日と時間帯でツイートを見た時
エンゲージメント数はインプレッション数と相関するが
プロフィールクリックはどの数値とも相関性はないため内容が重要!

疑問⑤ 有益系100ツイートの中で反応が良かったものはどんな内容?

最後の疑問として100個の有益系ツイートの中で反応が良かったツイートはどういった傾向があるのかを検証しました。

エンゲージメント率10%越えのツイート内容分析

画像23

上図はもっとも反応性が高かったツイートです。
エンゲージメント率は16.1%でした。

画像24

こちらはエンゲージメント率10%越えのツイートの日時および特徴をまとめたものになります。

この8つのツイートの傾向から読み取れることは

箇条書き、日常から取り入れられる知識、数字

これらの要素が入ることでエンゲージメント率を高められる傾向にあります。

プロフィールクリック率3%越えのツイート内容分析

画像25

画像26

上図はプロフィールクリック率が5%を超えたツイートです。

画像27

こちらは先ほど同様、ツイートの内容をまとめたものになります。

プロフィールクリック率が高かったものの傾向としては

啓蒙・危機感をあおるような内容 
共感・失敗談など相手の感情に訴えかけるような内容

これらがプロフィールをクリックしてもらうことにつながる内容でした。

内容分析の結論

100個の有益系ツイートの結果から総じて言えることとしては

高い反応性を有益系ツイートで与えるのは難しい⇒好反応率は6~8%

ただ有益情報を流すだけではツイートを見るだけで終わり、読み手に行動する刺激を与えることが難しいことがわかりました。

100個ツイートしても好反応が10個にも満たないのは効率があまり良くないですし、スピーディーにフォロワーを増やしたければもっと工夫する必要があるという結果になりました。

まとめ 結論の要約~考察

これらの結果をまとめると

内容:今回の検証では内容をできるだけ固定し
   純粋な曜日と時間帯でツイートがどのように影響するかを検証
結果:平日は①朝、②14時~17時頃、③21時前後が良い結果
   
休日は①12時~15時、②22時前後
ツイート:箇条書き、数字、啓蒙、共感、失敗談が反応性が高い

エンゲージメント数はインプレッション数と相関するが
プロフィールクリック数はいずれも相関関係はないため、内容が最も重要!

結論:インフルエンサーの言うことは正しい
有益情報ツイートだけではかなり厳しい

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回、様々な切り口で分析をしてみました。

これからもいろんな切り口でTwitterを分析していきます。

この情報が皆様のTwitterライフにお役に立てれば幸いです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?