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最近流行りのインテントデータについて

こんにちは。今日は最近よく耳にする「インテントデータ」についてお話しします。私は商談創出活動に携わっているため、このデータの活用やシステム導入について考えています。ここで、私が学んだことを共有したいと思います。


インテントデータとは

インテントデータとは、ユーザーの行動や発言から得られる、ユーザーの意図や関心を示すデータのことです。これは、ユーザーが何を求めているのか、何に興味を持っているのか、またはどのような行動を取ろうとしているのかを理解するために使用されます。例えば、ユーザーがネット検索をした検索キーワードや比較サイトでの資料請求の履歴を把握することができ、自社のホームページで問い合わせをしていなくても、自社サービスに興味を持っていそうな人を見つけることができます。

インテントデータを活用したマーケティング活動

インテントデータを活用したマーケティング活動は大きく2つに分けられます。

  1. ABM(アカウントベースドマーケティング)
    ターゲット企業が自社サービスや競合の情報を検索していることが分かれば、そのターゲット企業に対して早い段階でアプローチすることが可能です。これにより、顧客が情報を探しているタイミングで接触できるため、商談成立の確率が高まります。

  2. ハウスリストの掘り起こし
    ハウスリストでメルマガやウェビナーを行っているものの、オプトアウトされ、メールの開封もなく、今のリード状況が不明になることがあります。そのようなリードに対して、インテントデータを利用することで再びサービスに興味を持ち始めたことが分かり、適切なタイミングで再アプローチすることができます。これにより、競合に取られることを防ぐことができます。

これらのデータを活用して、広告配信やSNS運用も効果的に行うことができます。

インテントデータを提供しているツール

インテントデータを使用するためには専用のツールを導入するのが良いでしょう。私も現在働いている会社でインテントデータのツールを検討しており、いくつかの商談を受けています。その中で特に良いと思ったものを紹介します(あくまで主観です)。

Sales Marker
急成長中のSaaS企業で、以下の点が魅力的でした。

  • インテントデータの保有数が多い
    データの母数が多くないと効果が期待できないため、多くのインテントデータを持つことは重要です。

  • インテントデータ活用に特化したサービス
    Sales Markerは営業活動を強化するツールであり、インテントデータを活用したフォームマーケティングやSNS連携が可能です。

  • シグナルスコアの可視性
    顧客がいつ、何を閲覧したかが明確に分かるため、顧客の温度感をより正確に把握できます。

気になった点

  • 料金が高い
    サービスの価値に見合うと思われますが、コストが高いため、導入の際に説得が必要です。(自社はケチのため、ハードル高いなと)

  • リストダウンロードが有料
    インテントデータで作成したリストのエクスポートが有料である点が少し気になりました。
    CRMやMAをしっかり整備していれば問題ないと思います。

まとめ

インテントセールスはアメリカでは既に主流となっており、日本でもこれからのトレンドになるでしょう。日本でのインテントセールスのパイオニア「Sales Marker」が本を出版する予定なので、さらに勉強して、テクノロジーを活用して賢く結果を出していきたいですね。

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