絵の上達術

元々絵師として活動していた時期があるので、自分が実際にやった上達術を教えます。

ひたすら描くのが良いって言われても、
どうひたすら描けばいいのかわからんわ

という方に向けて、自分がやってきた具体例を挙げていきます。

【1】トレス絵

初期の練習としておすすめしたいのはトレス絵です。
既にある絵を下地としてなぞる絵のことを指します。
まずは自分の絵柄に似た元絵を基礎としてなぞって、描きたいキャラを描いてみましょう。
私はぷよぷよのトレス絵で上達しました。

ただし、気付きのないトレスはあまり効果がないと思うので、普段の感覚と比較しつつ描いた方が効果あると思います。

【2】模写

トレスよりも確実に上達率が高いのは模写。
ここでの模写は『元絵を見て描くこと』を指します。

色んなキャラクターを見て描くのも効果的ですが、
写真や描き方の解説の絵をしっかり観察して描くと、理解が深まります。

これは横顔の絵を模写してオリキャラにした絵です。

鉛筆(アナログ)で模写した絵をデジタルに取り入れてトレースするのも効果あります。

手やUsagi-chanを模写して…

こう。

手は1番難しいと感じるので、練習しごたえがあると思います。

【3】ひたすら描く

とにかくひたすら描きましょう。
トレス、模写も続けていきましょう。

ひたすら描くにあたって、1番大事なのは気付きです。
「こう描けばバランスが良くなる」みたいな気付きが大事です。
「ここってこうなっているんだ」みたいな発見のためには観察も重要だと思います。

少しでもお役に立てることが出来れば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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