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行動心理学 その8 カクテル・パーティー効果

こんにちはこんばんは yumenohi です。

カクテル・パーティー効果について調べてみます。

とその前に

瀬戸内寂聴さんのお話で

「苦手な人、嫌いな人と一緒にいると知らず知らずの内に 
あなたの中に 悪意という毒がたまってきます。
ですから、なるべくそのような相手には近寄らないようにしましょう。」

という話があります、
私の今回の学びでは、何故か最後にこの話にたどり着いてしまいました。

カクテル・パーティー効果

カクテルパーティー効果とは多くの音の中から、自分が必要としている情報や重要な情報を無意識に選択することができる脳の働きのことをいいます。 これは1953年にイギリスの認知心理学者のコリン・チェリー によって提唱され、音声の選択的聴取、選択的注意とも呼ばれています。

カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。この機能は音源の位置、音源毎に異なる声の基本周波数の差があることによって達成されると考えられる。つまり、このような音源位置の差や基本周波数の差をなくした状態で、複数の人の音声を呈示すると、聞き取りは非常に難しくなる。

その一方で、人間はトップ・ダウンな情報も動員して聞き出しをしている側面もある。聞きたい人の声の特徴や、その人が話すであろう会話の内容や口癖などについては、実際にはその音声が確実に存在しているというボトム・アップな証拠がないような場合でも「聞こえたつもり」に感じることができる。また、実際のカクテルパーティーのような状況では、話し手を視覚的に確認することができることによって、その人の口の動きなどから得る情報で、聞こえを補っている可能性も否定できない。

それは、聞きとれない音も補完したり、また、聞こえた音の中でも、都合のよい音が、に伝達されると、考えられる。

さらに音楽においても、オーケストラ演奏などにおいて、複数の楽器がそれぞれ別のメロディを奏でている時にも、特定の楽器のメロディだけを追って聞くことができるのも、同じ効果である
(*出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

例えば会社の飲み会や結婚式の二次会などで、周りがガヤガヤとにぎやかでも、会話をしている相手の声が聞こえないなんてことはありませんし、遠くからでも自分の名前を呼ばれたらすぐに気づきますよね。これを心理学では、

カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる

ことから、「カクテルパーティー効果」と呼んでいます。
(*カクテル・パーティー効果って何?から参照しています)


有名な実験
・提唱者による実験
カクテルパーティー効果を提唱したイギリスの心理学者コリン・チェリーによる実験です。
内容は被験者にヘッドホンを付けてもらい、左右で異なる音声を聴かせて片方の耳に意識を集中するよう指示します。すると意識を集中していない方の耳には音声が聴こえなくなるというものでした。
そして、意識を傾けていない耳側に被験者の名前を呼ぶ音声を流すと、その音を認識するようになり、被験者の意識の方向がそちらへ移るという結果になったそうです。
このことにより、人は名前など聴こえる情報によっては強制的に意識の向きを変えられるということが分かりました。

・アメリカで行われた実験
アメリカでは、カクテルパーティー効果が人間関係にどのような影響を及ぼすのかという実験が行われました。
内容は、男女の被験者に15分間会話をしてもらうパターンと、15分間の会話の中でお互いの名前を意識的に複数回呼ばせてみるというパターンで比較するという実験です。
その結果、15分間ただ会話をしただけのパターンよりも、意識的に名前を呼び合ったパターンの方がお互いに親しみやすさや良い印象が強くなるということが分かりました。
(*参照 ビジネスでも活用されている?からの抜粋です)

以下AIさんに聞いてみました。
カクテル・パーティー効果のデメリットについて

「カクテル・パーティ効果」とは、多くの人々が同時に会話をしている場合に、周囲の騒音や他の会話の声から、自分が話をしている相手の声を聞き取りにくくなる現象のことを指します。

この現象にはいくつかのデメリットがあります。まず第一に、コミュニケーションが円滑に進まなくなることが挙げられます。会話が聞き取りにくくなるため、相手の話に集中できず、意思疎通がスムーズに進まなくなることがあります。

また、この現象は情報の欠落を招くこともあります。聞き取れなかった部分や、間違って聞き取った部分によって、誤解や情報の漏れが生じることがあります。
以上

ひそひそ話が気になるなどの心理的影響、また無意識に必要な情報を視覚的にピックアップしてしまう「カラーバス効果」などにも脳が反応しているそうです。

以下ビジネスにおいての活用。

カクテル・パーティー効果は、ビジネスにおいても有効に活用できます。以下に、その例をいくつか紹介します。

  1. ブレインストーミング会議 ブレインストーミングは、多くの人が集まってアイデアを出し合う手法ですが、静かな場所で行うと、アイデアの出しにくさやストレスなどが発生することがあります。そこで、カクテル・パーティーのように多くの人が集まって自由な雰囲気で会話ができる場所で行うことで、アイデアの出しやすさや、アイデアの新鮮さを生み出すことができます。

  2. ネットワーキングイベント ビジネスにおいて、人脈は非常に重要です。ネットワーキングイベントでは、多くの人と出会うことができますが、静かな場所でのイベントでは、話すことができる相手が限られてしまいます。そこで、カクテル・パーティーのような場所であれば、多くの人と気軽に話をすることができ、より広い範囲の人脈を築くことができます。

  3. セミナー・講演会 セミナーや講演会では、話をする側が一方的に話を進めるため、参加者が退屈してしまうことがあります。しかし、カクテル・パーティーのような場所では、参加者と話をすることができるため、より相手の関心を引く話をすることができます。

以上が、カクテル・パーティー効果のビジネスにおける活用例です。多くの人が集まる場所で、自由に話をすることで、新しいアイデアやビジネスチャンスを生み出すことができます。

以上

何言ってんだ?おいらの頭ではちんぷんかんぷん。
おいらの質問がまちがっていたのか、、、。

・ターゲットを明確にしてアピールする
・アピールしたい層を意識した単語を使用する
前述の防音ラボさんのお話の中で話されておりました。
こちらの方が分かりやすい。

キーワードやキャッチコピーでアピールする。
ターゲットを絞り込む。

こんな感じの事でしょうかね~。

カクテル・パーティー効果を自分に使う

人間の脳は、目や耳など五感から得られた情報から、自分にとって重要だと認識された情報のみを選択し、それに注意を向けるという性質を持ちます

やっほ~な世界を創造しまくれば、だんだん脳が勝手に認識しだんだん現実し始めるッてことでしょうね。

これは使わない手はありませんね~。
世界は自分が作り出しているなどとおっしゃる方がいますが、この辺りの心理学からの話につなげるとその通りですね。

無意識に
自分の興味のある見たいものを見て、
自分の興味のある聞きたいもの選んでる。
まさにそうゆう事です。

不平不満ばかり言ってる人、文句ばかり言ってる人、
人の悪口ばかり言ってる人

そんな人はそんなことに興味があるってことですから
ネガティブなマインドの人には近づかない、これに限る。

ここで
最初に書きました、寂静さんの話を思い出しました。
頭の弱い私には、少々不思議な感覚でした。

カクテル・パーティー効果おそるべし。

地球がへいわになりますように。



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