ギブの精神の履き違えとは?

こんにちはゆめのです。

ギブアンドテイク。
何かを与えることが当たり前なgiver(ギブ側)
何かをしてもらえることが当たり前なてtaker(テイク側)

私はどちらでも無いですがテイク側では無いと思います。
理由は簡単で何かしてもらえることが当たり前な人生では無いからです。
そう考えるとギブ側なのかも知れません。

最近、ギブの精神の履き違えが大量に起こっていてすごいなぁと。
もう宗教のような感じです。

ご自身は100%の自信でgiverのつもりなんですね。
自分のギブの精神を求めてる人に届けるの!
的なのネットでも普段の生活でもよく見かけます。

ここであ!と気づかれた方もいるかもしれませんね。
これは完全にギブの精神の履き違えです。
ただの完全なるtakerなんです。
本物のgiverはわざわざ求めてる人に届ける!なんて言わないんです。
だって呼吸みたいに当たり前なんですから。

何でわざわざギブの精神アピールをするのか?
それがお仕事だからです、お金を集める為だからです。
どこがtakerか?
ご自身のギブの精神を買ってもらうのが当たり前になっているから。

本物のgiverが有り得ないくらい少ないのは莫大な尽きない資金がいるから。

純粋な善意のみで与えることが当たり前、誰かに褒めてもらう(taker)ことなんて考え無いんです。

でもね、最近はそういうギブの精神を履き違えてる人がキラキラ輝く時代なんだなぁと思って眺めてます。

成功しているとされる人の中で飛び抜けている人となると1%以下、0.1%以下がgiverだと思います。
半分giverな方はたくさんいますけれど。
半分giverな方はご自身で分かってますから安心できます。

これに関してはギブできる、これはまだまだだなという感じです。

ギブの精神履き違えてる方は半分所では無い100%takerです、宗教的になっていますから誰も教えません。

私の好きなハイブランドはCOACHですがCOACHはハイブランドじゃない!と言われちゃうのでHERMESを例えにしましょう。

HERMESってtakerに見えますか?
買ってもらえて当たり前、HERMESだぞ?
実はそんな事ないんです。
まず、本物のHERMESのバーキン見たことありますか?
多分本物の中での本物ってなるとNOとなると思います。
なぜならほとんど流通してない、HERMESがそもそも流通させてないからです。
長く使って頂けることを念頭に置いて手作業でバーキンを作るんです。
手縫いの場所もあります。
HERMESのバーキンは謎に高いと思われがちですが出回る数が少ないので国内で本物となると仕方ありません。

コピー品被害を減らす為に個数は作らない、個数を作るために職人を育てる、育てるなら現役の職人について…

HERMESでさえもお客様に買ってもらうのが当たり前なtakerでは無くて、
お客様に本物のHERMESを届けて長く使って頂くためにと言うギブの精神に溢れています。

本物のHERMESのバーキンはHERMESの店舗経由で修理もしてもらえるので代々受け継いだとしても素晴らしい状態の良さです。
国内でコピー品だとバレる瞬間が少なからずこのHERMESの店舗での修理依頼で起こるそうです。

値段の高騰はすごいことになっていますが、giverの良い例だと思います。

今のバーキンの値段が300万はびっくりしましたが。
昔80万くらいでしたが物によってはもっと高額なので本店で購入があらゆる面で安心です。

ギブの精神を履き違えた方はずっとtakerでtakerを極めて行くのですがそういう人生もありなんだと思います。

正確にはボランティアもギブではありません。
以前書いたかもしれませんがボランティアの定義には必ず「責任を負わない」と入ります。
無責任なギブの精神は、いらないですよね。
善意とギブの精神はまた少し違う物です。

こんな現状から私の予測。
将来人間の欲は4大欲求になるのではないか?
・食欲
・睡眠欲
・性欲
そして、
・承認欲求
人によっては4つめがある方も既にいらっしゃるからその研究が本格的にそれて割合が増えたら本当に入りそう。

モンスターは自分がモンスターだと気づけるか、モンスターだと気づけないかで大きく未来が変わるというのが私の自論。

毒親のお話前に書いたのですが、子どもじゃなくて親が自分を毒親だと気づけたら未来は変わりますよね。
そのからの道は親も子もとっても大変ですよ、苦しいですしね。
毒親だと気づけなかったら…最悪の結末もあります。

承認欲求を満たせてお金も手に入る、すごいことかもしれません。
でも私はそんなギブの精神履き違えた人になりたくないなぁと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
ゆめの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?