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ふと思い出すあの頃のセキュリティー対策

私は元はMacのユーザーで、WindowsはMeの時代からユーザーになりました。近頃ちょっとしたきっかけで、何故かふと、当時のことを思い出してしまったのです。当時の我が家はまだ電話線ネットでしたが、Macはシェアが少ないのでウイルスに神経質になることはない時代でした。

初めてWindowsを使ったときにはウイルス対策をどうしていたのか、もうあまり覚えていません。当時Macにはその概念が事実上ありませんでしたからそれを引きずっていました。私は市販の対策ソフトを買ったことがありませんので、記憶は曖昧ですが多分お試しのノートンが入っていたのだと思います。これが直ぐに切れまして、その代わりに自分でフリーのソフトを入れたのだと思います。

Windows100%

ご存じWindows100%。当時の本を今も何冊か保存しています。この本はくだけた人たちが編集しているのか、私のような素人に解かりやすい印象で、当時はもっぱらこれで勉強しました。記事もくだけてましたよ。

電話回線でソフトをネットから降ろすなんてのは無理で、大抵はその辺の雑誌の付録からインストールしたのです。この種のソフトとして覚えているのはファイアウォールにZoneAlarm、ウイルス対策にはAVGのいずれも無料版でした。私のことですから絶対無料です。

XPになった時はマカフィーなるものがインストされていまして、それが切れた時に再びZoneAlarmとAVGでした。これでしばらくは使いました。双方何等不具合はなく、それ故ちゃんと機能しているのかどうかわからないくらいでした。しかしたまに何かがアクセスしようとしているとかの注意が出たような記憶があります。仕事はしていたようですね。

ちょっとてかってて見にくいですが、その辺の記事が出ています。懐かしい限りです。当家がADSLに、次いで光なったのがいつ頃だったかもう記憶にありません。XPの途中からだったと思います。今から思えば電話回線はかなり危険だったそうで、危ういところへ繋ぐと勝手に回線が切り替えられて海外に繋がってしまい高額な電話料金を請求されるような事件もあったみたいです。現在はルーターを噛ませているので昔とはかなり違うようです。どっちにしても私にはよく分かりません。

そんな意味では今はちょっとセキュリティーは向上したかも知れません。小心者の私はマカフィーが切れた時に更新手続きをするのが恐ろしくてWindowsのセキュリティに切り替えたのです。名前はWindows DefenderとかMicrosoft Security Essentialsとかどっちだったのかもうよく覚えていませんがそれに切り替えました。多分フリーのソフトよりもそっちの方が安全だと思ったかのも知れません。一応はマイクロソフトのものなので。(二代目のXPがスタンドアローンでまだ稼働していますので確かめたら--Microsoft Security Essentials--となっています)

2014年が最後のスキャンみたいです。これ以後8に切り替わったのでしょう。以後はこの機械は長いこと古いファイルの保管場所になっています。いつ頃から使い始めたのか全然覚えていません。

Windows Defenderは8 からの搭載らしいですが、わたしはXPでもビスタでも使っていました。不思議なのですが、私の記憶では最初から標準で稼働していたとしか思えないのですが、8から搭載と言うのでしたら自分で入れたのかも知れません。フリーのソフトですから機能には限りがあるでしょうが、事故ったことは今に至るも一度もありません。経済で言えばサブプライム、リーマンショックの以前からネット証券で取引をしていましたので、かなり長い間です。あまり深くも考えずにこのセキュリティーに頼っていました。

これが更に10になってからはかなり優秀なものになっているとかで、まことに慶賀の至りです。一般のユーザーでは有料のウイルス対策は要らないと言っている人も居るくらいです。

しかし当時の私はマイクロソフトアカウントを取らないでローカルで機械を使っていました。あちこちに登録するのがあまり好きでなかったのです。ところが実は、アカウントを取って置かないとあまり強固なセキュリティーではなかったようです。処置が必要ですとの設定箇所があったのですが、知らないまま平和に使っていました。今は普通にアカウントでログインしています。

私はネットバンキングは好きにはなれない。やっぱり何かあると思うからです。しかしネットでファンドを買っているので口座は作らざるを得ません。しかしMicrosoft Security にはこれらのパスワードの管理機能がないとかになっています。

これがちょっとピンときません。大抵パスワードはPCのどこかにメモって居ると思うのですが、これがネットからの侵入者に読まれると言うことでしょうか。管理機能があれば、そこに記録して置けばそれが防げるということでしょうか。昔人間なのでややこしいことをすると却って分からなくなるのですね。自分で何をしていたのか思い出せない。結局最後はノートに記してきっちり保管です。

金銭に絡むことでない限りは何が漏れても大したことはない。ブログみたいなものはどうなったって別になんということはない。クレジットカードの情報と暗証が抜かれる心配だけをするのですが、私はネットで買物をする時はギフトカードでしか買いません。ゲームや動画など、課金されるようなことは一切しません。有料ソフトも降ろしません。つまりカード情報は打たないのですが、例外がひとつだけできました。

この頃はカードの明細の送付に手数料を取るようになりました。つまり明細チェックはネットでやれと言っているのです。するとカード会社にログインして確かめる必要があります。その最初の手続きをするのに情報を打たねばなりません。世知辛い世の中になりました。相手が本物である限りは心配ないのでしょうが、そのためのパスワードなんかをPC内部に記録しない方が良いのでしょうね。カードも昔に銀行与信のために作ったものは返却です。

このようなことなので、今やネットバンキングはどうしても必要なのですが、この場合も他行への送金ができない設定にしてあります。それを解除するには文書をかかねばならない。送金することは事実上はないのですが、ある時は必ず現金だけにします。

それともうひとつ。Microsoft Securityは外部からの不正アクセスは防ぐけれど内部から他へのアクセスは規制しないとかを聞きました。仮に他へ良からぬ通信するソフトがあっても、それに応答して入ってきそうなものをシャットアウトできればどうってことないという考えでしょうか。この辺も良く分かりません。しかし、現実に今まで被害はありませんでした。

ところで、スマホなどはどうなっているのでしょう。私はアンドロイドですが、スマホにウイルスソフトは要らないとか言っているようですし、そうでもない意見もあるようで、この辺も怪しげです。通信費の引き落としをカードでやっている以外はスマホでモノを買うこともありません。爺ちゃん婆ちゃんが普通に使っているのにね。

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