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これがとどめの一発か(投資の話です)

先週、アーレーッ!!っと悲鳴をあげて市場の急落を嘆きましたが、今回更なる悲鳴を発してしまいました。変わるムードが出てきたかと言っていたにも関わらず一瞬で様相が変わってしまいました。

こうなったら日経は25000割れがあるかも知れません。以前一度ありましたから、もうその覚悟です。ヘッジにベアを持ていますので、こういう下げ相場で徐々に整理したいと考えています。しかし目も当てられないのはマザーズです。まったくほんとにどこまで下げるのでしょう。一旦は700を超えていて、その時ちょっとだけ売っては居るのですが如何ほどでもない。いつか笑える日がくるでしょうか。

それにしても何でこんなに何度もパニクッているのかもう良く分からなくなりましたよ。

先週末、つまり金曜日の米国はナスダックのみがやや騰がりましたが他はウロウロ。月曜日は休場のようですが、なんと言っても米国次第ですからここが元気になりませんとダメなのですが、利上げの幅なんて先に織り込んでいたからここまで下げてきたのじゃなかったのですかね。私には良く分かりませんが、織り込んでいると言われても実際発表されたその時には条件反射があるということかも知れません。

一方インドは下げ限定的で中国は意外に落ち着いていました。うーん、ここからの中国はどんなものですかね。私はインドの方が額が大きいので、むしろこっちに頑張ってもらいたいですが。

こんな状況になって、以前なら世界終末論を言う人が必ず居たのですが、この頃は姿を見かけません。その論は結局今まで外し続けてきたので出る幕がないのかもですし、お互いに歳をとったということでしょうか。

さすがに終末論は私も考えませんが、まだまだ続くぞ下げはこれから--という人はどんな時にも居ます。あまりウエイトを置きませんが、さすがにここまでの市場の悪化は多くの人が予想外だったでしょう。ここからの心配は回復までにどれくらい時間がかかるかということです。投資をしていても、一旦こんな風になってしまったら、ここからは本当に時間と根競べの感があります。

明るい兆しはないでしょうか。意外に私には言うほど暗いムードじゃないような気もします。今さらここから暗いムードになってもと、そんなところまで落ちてきていますので中期長期を考えれば断然買い場との見方が強いと思います。

私はこんなとき、いつもみずほ証券の中村克彦氏の登場を心待ちにしています。予想がどうのというより、お若いのに彼が相場の説明をされると妙に落ち着いていて、そんなに大したことが起きている訳じゃないように見えてくるのです。もっとも彼も下げない予想だったと思いますがね。

心の平穏は大事です。投資でストレスを抱えたらそれだけでも損です。日常のストレスもあるし、私は絵を描いているので、一向に上達しないストレスもあります。そこへもってきて投資でストレスを味わうなんて真っ平です。無いとは言いませんがね。

最も心配するのは、下げたまま何年も動かないということです。過去にはあったでしょう。しかしそんな相場でも必ず一定の上下はあるので、その上下を有効に収益に結び付けたいと思います。しばらくは幅を設けて、ある一定の高さでは売る。目安まで下げたら買う。グッと騰がってしまう可能性もあるので飽くまでサテライトの部分ですが、坦々とそれを実行したいと思います。

とにかく皆さん、ガッツですよ。動じない達人を装ってもダメ。絵描きにも達人気取りって居るのですが、私は嫌い。こういう時は積極的に一喜一憂して、それでいてガッツで乗り切りましょう。

しかしまあ、悲鳴はそろそろ勘弁してほしいですがね~。

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