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大発見 大きな進歩!(おしゃべりしてるだけ)



なりたい夢の話、この先どうするの?の話は正直ことばがつまるし、はっきりした将来の地図なんてなかったです。


この間京都のまちを巡りめぐりした日、古本屋さんに行ったのですが、百円コーナーがあり、
そこで「島崎藤村」の名前が目に入りました。
中学校のときに国語の便覧で知りました。(理科の便覧、社会の資料集、国語の便覧、美術の教科書がすきだったという謎の情報も、入れておきましょう。)

隙間時間に、国語の便覧をよくみていました。昔からある色のなまえ、百人一首、季語、近代に至るまでの詩や、作品についてぎっしり載っていて、夢のよう。
そのときに出会ったのが、島崎藤村さんの『初恋』という詩です。
意味をしっかり分かっていたか、と聞かれると分かってはいなかった。と、答えるでしょう。雰囲気に惹かれました。そのときから、すきな詩になったのです。

長々と語りましたが、その日、わたしは島崎藤村さん自選の『藤村詩沙』を買いました。『初恋』も載っており、声に出して読み、少し大きくなった、いまの自分なりの解釈もできました。やっぱり好きな詩です、これからもきっと。


一体何が大きな進歩なのかというと、最近ちょっぴり興味を持っていた、出版社のお仕事、校閲のお仕事に、やはり夢の矢印の方向が向きそうだと実感したからです。
この詩沙には、むかしの難しい漢字や表現がでてきます。しっかり理解して読みたいなという気持ちもあり、机の上にずっと立ててあった国語辞典で調べることにしました。
ネットは極力使わない……というわたしなりのこだわり付きです!!☺︎(ほんきの!)
そうするとね、たのしいのです、、何だこれは!!となったのです。紙をめくって、読んで探して、見つけて、意味を知って、、
新しいことを吸収している、そんな感覚になったのです。
まだまだ知らない言葉があるのは、何だかわくわく、ぞくぞく、胸が高鳴る気持ちになります。分からない言葉を調べては、学んで、使って、少しずつ夢の地図を書いていけたらな…


すきな時間を見つけることができただけ、
かもしれませんが、わたしにとっては大きなそれはそれは大きな進歩!になった気がした、
そんなおはなし。



そしてわたしは京都に行く度に、京都に住みたくなるのでした。

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