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自由を楽しむことは不安を楽しむことなんだ

わたしは今大きな決断をしようとしています。(具体的内容は今後徐々に明かしていきます)

そしてその背中を押してくれているのが、次の言葉の数々なのです。

【和田秀樹】
ある転職に悩む人へのアドバイスです。私の場合は転職ではないのですが、共通点が多いので胸に響きました。

『…わたしが言いたいのは気持ちの自由さだけは持ち続けようということです。どんな人にもいろいろな道が選べるし、飛び出す自由も留まる自由も残されているのですから、「こうなったらどうしよう」とか、「こうするしかない」といった不安や思い込みにとらわれる必要なんかないということです。

むしろ、自由を楽しむことは不安を楽しむことなんだと考えてみましょう。

不安を恐れるだけの人は、結局は不自由な生き方を選んでしまいます

「わたしはここで生きるしかない」と考えることで、不安から目をそらしたり、逆に押し潰されそうな毎日を送ることになります。

でも、どういうときでも「生きる世界はここだけではない」という気持ちさえ忘れなければ、心の安定だけは保てます。どうしようもなく息苦しいときでも、「べつにここだけが世界じゃないんだ」とおもいだすことで気持ちは楽になります。
そのとき大事になってくるのは、失うものを大げさに考えないということなのです。』

『たしかに自由は不安です。
けれども、その不安ときちんと向き合うことができれば、いまの不自由な場所から逃げ出すことができます。

不安と隣り合わせだからこそ、自由には価値があるのです

そして本来、どんなに不安だとしても自由は自由です。
のびやかで楽しい世界です。

自由を楽しむ人は、不安も含めて丸ごと人生を楽しむことができる人です。』

【中島義道】
そしてもう一人、哲学者中島義道の彼らしい強烈な表現で、ショック療法とも言えるメッセージをご紹介します。

『…この人生は死にたくなるほど退屈でへどが出るほど下劣なのです。
自分の欲望を抑えて、あえて「安全な選択」をしても、とりたてて得るところありません。
あるとすれば、さらに退屈でさらに下劣な人生を「つつがなく」過ごし、「安全に」死ぬことだけでしょう。



人生の節目節目で、主に就職、転職、結婚生活、において行き詰まったり、虚しくなったり、思い悩むことは誰しもあるでしょう。
全くないという人に会ったことはありません。
ただし、その際の決断の仕方、対処の仕方は千差万別です。

自分一人では答えが見つからず、考えれば、考えるほど堂々巡りになってしまいます。

そこで誰かにすがりたい、道しるべが欲しいと誰しも思うものです。

人それぞれに、一番大切なものは違います。ですから、これが正解だなんていうアドバイスはあまり意味がないと思います。
もしかして、神様だって分かってないかもれません。

ただ言えることは、先達たちの生き方を見て、自分に当てはまるとビビッときた言葉が、最も信じて良いのだと思います。

わたしにとっては、直感的に「これだ!」と腑に落ちた言葉がこの二人のメッセージだったのです。


もう一度このメッセージたちのエッセンスを繰り返してみます。

不安を恐れるだけの人は、結局は不自由な生き方を選んでしまいます。

●そのとき大事になってくるのは、失うものを大げさに考えないということなのです。

不安と隣り合わせだからこそ、自由には価値があるのです

自由を楽しむ人は、不安も含めて丸ごと人生を楽しむことができる人です。

●自分の欲望を抑えて、あえて「安全な選択」をしても、とりたてて得るところはありません。
あるとすれば、さらに退屈でさらに下劣な人生を「つつがなく」過ごし、「安全に」死ぬことだけ
でしょう。


わたしもいい歳ですので、幾つもの修羅場を迎えた都度、自分なりの生きる指針を築いてきたつもりです。
しかしそれでも、新たな岐路に立たされる都度、途方に暮れてしまいます。
そして最後に背中を押してくれるのがふとした瞬間に訪れる至極の言葉との『運命的な出会い』なのです。



#不安 #自由#転職#背中を押す言葉#至極の言葉#人生の岐路

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