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オシャレご意見番より、ふくよかな体型の方へ


【オシャレと体型】

もしあなたが、「自分は太っているけど、雑誌などのアドバイスを参考にしてオシャレになりたい!」
と思われているなら…

ズバリ申し上げます。
太りすぎの場合、オシャレに見せるのは、ものすごく難易度が高いのです。成功している人は1%未満でしょう。

ただし、身長が高すぎたり、低すぎたりの場合は、オシャレに見せるためにはなんら支障になりません。

この事実が教えてくれるのは、人間の視覚がオシャレ感を感じ取るのは、身体全体のシルエットにおける縦横(たてよこ)の比率、すなわちバランスが最も重要だということです。

しかし、どのような体型バランスでも“センス良く”見せることはいくらでもできます。
そして、服装での大切な要素である、「清潔に見せる」「自分らしさを表現する」ことも可能です。

ですけれど、いわゆる、パッと見た瞬間、『あっオシャレな人』と第三者に思わせるには、どうしてもシルエットのたてよこバランスが、平均値内であることが絶対条件なのです。

なぜならそれは、理屈で分析しながら感じるものではないからです。
もう、ほぼ直感的に脳が判定するからです。

アフリカではポッチャリタイプが美人とされるとも聞きます。ですから、個人的な趣向の範囲だとも思います。
また、太ることの良し悪しを論じているのではありません。
あくまで「オシャレ」をテーマとした場合限定の議論です。
それを前提でお聞きください。


このテーマを進めるにあたり、
まずひとつ申し上げます。
さまざまなメディアが、ふくよか体型の方にアドバイスするコーディネートのテクニックを紹介しています。
しかしながら、それらを駆使しても、体型上のマイナスをなんとか0に近づけるくらいがリミットと言わざるをえません。

厳しいことを言うようですが、
普通体型になった時、初めてプラスに転じるアドバイスが可能となります。

そして、それは本気の意志次第で100%可能なのですから、誰にでもできるのです。

おそらくご自身も、内心そう理解しておられることでしょう。
ですから、その努力に立ち向かう意志と、オシャレになりたいという情熱とを天秤にかけると、特にオシャレにそこまでの意義を認めておられないだけなのだと思います。

要は、薄毛の方の悩みとは次元が違うのです。意志でどうにでもなるのですから。
はっきり言って他人がとやかくいう必要がないのかもしれません。

もし、イメージの世界で憧れるだけでなく、本気で挑戦しようとされるのなら、まずは普通体型にトライするのが絶対条件です。

お若い方であるほど、「今」の持つ時間の大切さにおける重みが違うとも思っています。

その意志ひとつで世界が変わるかもしません。

まとめ
(以下、別記事「中年女性がやってはいけないヘアー」と共通)

ファッションにおいて、個性の主張はすごく大事ですが、それと独りよがりは紙一重です。
えてしてオシャレを自認している方ほど陥りやすいともいえます。
常に客観的視点を持つことが、とても重要です。
わかりやすく言うと、「痛い」と思わせたら失敗なのです。

とは言っても「これは人から笑われちゃうかな〜」という感覚と「これだけは譲れないぞ」というせめぎ合いこそが、オシャレの醍醐味かもしれません。
ですから、意図的にとことん遊んでやる!という目的の場合はこの限りではありません。


#ファッション #おしゃれ#体型#ポッチャリ

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