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中高年男性のファッション講座(色選び編)


まず心得ていただきたいのは、若者にはオシャレだったカラーコーディネートが、中高年ではやってはいけない組み合わせだということがよくあります。
したがって、ミドルエイジ以降に差しかかったかたは、一度オシャレに対する考え方をリセットする必要があります。

中高年はグレーコーデが一番
これまで一般的には紺一択でした。今は旬であり、かつ王道のグレー系を中心に考えると間違いない上に、オシャレ度がアップします。

黒は「若者向けの色」と理解すべし!
黒という色は若者にとって、もっとも扱いやすくかつオシャレな色ですが、中高年を一層老けて見せるというリスクをはらんでいます。
迷った時にはつい黒に逃げたくなるのはわかりますが、それは単に若い時からの習慣になっているからでしょう。
もし中高年が使うのならコーディネートに自信がおありの方に限ります。
そして唯一「白」との組み合わせでのみOK!さらに面積比では50%以内で。とルールは厳しいのです。


❸昔から歳をとるごとに、自然と「茶色」に手を出し始めるイメージがありますよね。

ところが、試行錯誤を重ねるうちに、年寄りくさくて嫌いだったブラウン系を何故か見直すようになってきました。
しかしながらこれは最高難度でもあります。

次の鉄則は守ってください。
春夏はベージュ系
秋冬ならダークブラウン。
どどめ色(パッと目に綺麗とは程遠い色合いの茶色)は避ける。


❹上記の基本を押さえたら、
今後のテーマとして
グリーンコーデはいかが?

濃い目で渋目のグリーンが条件です。
すなわちモスグリーン、オリーブカラーなどです。
合わせる色なら…ワイン、ダークブラウンが一押し。
間違っても黄緑(ライトグリーン)は禁物!アブナイおじさんに見られます。
あくまでも上着ではなく、セーター、シャツ、パンツに限定です。


❺その他の色
一見勇気が入りそうですが、ピンクはもしかすると中高年にとっても一番のオシャレカラーかも。
ただし、このピンクに組み合わせる色は限定的です。
グレーが、なんと言っても筆頭です。
ライトグレーからダークグレーまでどれでもOK。
ちなみにあらゆる色の組み合わせ
の中でも、私が一番好きなコーディネートです。
リゾート地ならボトムにホワイトを合わせるというのもトライしてみてはいかがですか。少し勇気のいるチャレンジですが、リッチな気分が一層上がります。



それから、毎回色のテーマでは紹介しています「差し色」に関しては年代に関わらず普遍のワンランク上のテクニックですので是非とも取り入れて見てください。


最後に女性への一言

昔から言われている「年取ったら明るい色を着なさい」について
確かに放っておくとどんどんくすんだ色になってしまいがちですよね。
ここは西洋のお年寄りにならって
見た目も、自身の気分も明るくいこうではありませんか。
実際ちょっと勇気を出したコーディネートで、街に繰り出せば本当に細胞も若返ること請け合いです。
ここで押さえたいのは、明るい色の数はできれば一色のみ。せいぜいうんと面積を少なくしたもう一色と心得てください。

#ファッション #ミドルエイジ#シニアのオシャレ

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