関節がポキポキ鳴る理由

クラッキング(関節がポキポキ鳴る)のメカニズム

  1. 関節を曲げ伸ばしすることで、関節腔の容積が増す

  2. 内圧の変化により関節液が気化し、気泡が発生する

  3. 気泡が弾ける際、ポキッという音が鳴る

要するに関節中の液体の体積が大きくなった結果気泡ができてそれがシャボン玉のように弾けた時の音!

そもそも関節の構造はどうなっているのか

ポイントは以下の通り。

  • 関節を構成する骨は、片方が凸面(関節頭)、片方が凹面(間接窩)になっていて、どちらも「関節軟骨」という柔らかい組織で覆われている(手羽元の白いところをイメージするとわかりやすい)

  • 関節を構成する骨同士は、「靭帯」によって結ばれている

  • 関節全体は、「関節包」という袋状の膜によって覆われている

  • 関節包の内側は「滑膜」という組織があり、そこから「関節液(滑液)」が作り出される

  • 関節包の内側(関節腔)は関節液で満たされている

    • 関節液の役割は、①軟骨同士がスムーズに動くための潤滑油として関節軟骨の表面を薄く包み、軟骨同士が滑らかに動くのを助けること、②荷重がかかった関節軟骨が元の形に戻る時に栄養を供給することの2つ

    • ちなみに「膝に水が溜まる」のは、滑膜が何らかの原因で炎症を起こし、過剰に関節液を作ってしまっている状態のこと


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