ヨーロッパ旅行3日目:ベルニナ線でイタリアへ。極楽浄土を見つける。

2023年7月13日 02:08

2023年7月11日。今日は３日目です。

7:30 ホテルの朝食をいただく

この旅行で唯一のホテルでの朝食。
サンモリッツのザンクトモリッツァー湖を眺めながら、ヨーロッパ式の朝食をいただきました。

リゾート地のホテルであっても、パンは自分で好きな厚さに切って焼く、チーズも自分で好きなだけ切る、フルーツは剥いてないので自分で剥くといった感じです。日本のビュッフェはパンもフルーツをあらかじめ小さく食べやすい大きさに切られていますよね。
自分で好きなように切り分けられるのも、あらかじめ食べやすいように切ってあるのも、どちらも贅沢だと思います。
それにしても、日本のビュッフェのフルーツは例えばオレンジなら皮をギリギリまで剥いてくれているので、海外の方は驚くのだろうな。

自家製ジャムが6種類ありどれもおいしかったです。

9:30 サンモリッツ駅へ

荷物をまとめてサンモリッツ駅に向かいつつ、お土産屋さんを見に行きました。
朝から晴天で湖や街並みがとても綺麗に見えました。

10:30 ベルニナ線に乗る

昨日はアルブラ線でしたが、サンモリッツからティラノまでは、ベルニナ線です。鈍行だと途中下車ができるので、鈍行の二等席で行きました。景色が本当に美しいです。

11:00 ディアヴォレッツァ展望台で氷河を見る

ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅で下車し、125人乗りの大型ロープウェイでわずか10分、標高約3000mの展望台に着きます。ロープウェイは毎時0分、20分、40分に出ています。あたり一面氷河の世界。圧巻でした。

12:30 展望台のレストランでランチ

氷河に圧倒されて時を忘れ、お昼ご飯を忘れて絶景を眺めていました。慌ててお店に入り、ウェイトレスさんに13:00発のロープウェイに乗らないといけないと告げると急いで料理を出す！とのこと。ありがたいです。パスタを注文し10分で食べてロープウェイ乗り場まで猛ダッシュ。なんとか間に合いました。

13:00 ベルニナ線に乗ってティラノへ

ティラノまでの車窓からの景色はまるで極楽浄土でした。美しい山々に囲まれ、時折どこまでも澄んだ湖が現れ、可愛らしいお花が咲き乱れ、小鳥が囀る。。。ここは天国か？と思ってしまうほど、素敵でした。
『アルプスの少女ハイジ』の世界のように山間に時々小さな家があり、牛を放牧していました。ここに住みたい。老後もう一度ここに来たいと思いました。

ベルニナ線のハイライトのループ橋はレゴみたいでとても楽しかったです。写真を撮るなら進行方向右側の席に座るのがおすすめ。
動画も撮ると回っているのがよくわかります。

15:00 ティラノ到着、バスでソンドリオヘ

ベルニナ線の旅はここまで。終点のティラノで降りるともうイタリアです。暑すぎたのでジェラートをいただきました。
バスターミナルは、少しだけベルニナ線の駅と離れていて、地下の階段を下って登ると出てきます。

16:30 ソンドリオから電車でミラノ中央駅へ

ミラノ中央駅へ電車で向かいます。充電できたのでラッキー。

18:30 ミラノ中央駅着、地下鉄を間違える

予約していたホテル（アパート）にチェックインしてスーツケースを置いてからご飯を食べようと思っていましたが、地下鉄を間違えて乗ってしまったので、諦めてそのままお店に行きました。

ミラノは観光客を狙ったスリが横行しているとの情報を見ていたので、バッグのファスナーを握って歩きました。

特に地下鉄の券売機を勝手に操作されてお金を取られることがあるとの記事を見ましたが、本当にやられそうになりました。後ろから男性に勝手に券売機のボタンを押されましたが、すぐにキャンセルを押してなんとかセーフ。近くの別の男性も「やめろ！」的なことを言って助けてくれました。券売機付近は気をつけたほうがいいです。

19:30 ドゥオーモを眺める

予約の時間まで少しあったのでドゥオーモを遠目で見ていました。やはりとても大きいですね。鳩がたくさんいます。

20:00 レストランで誕生日ディナー

実は今日は私の誕生日。一緒に旅行している彼がドゥオーモの隣のお店を予約してくれていました。

高級レストランだったのでどれも上品な味でした。あと、この旅では常に料理の量の多さに驚いていましたが、ここに来てやっと日本と変わらない量だなと思いました。少ない、という意味ではなくてちょうどいいという意味です。

赤海老のカルパッチョ、アサリのクリームパスタ、牛フィレ肉のステーキをいただきました。

メニューは英語表記もありましたが、イタリア語のままの単語が多くてよく分からず、でもせっかくなので時間をかけてGoogle翻訳に手伝ってもらいながらあたりをつけて選びました。人生でいちばんのディナーでした。