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ありがとう

私は、よくワガママな女だと言われてきた。

自分の運命は、自分で切り開いていくというのが信念である。

だから、自分がやりたいことは、してきた。

後悔しないように自分で決めてた。

恋愛面では、やりすぎてストーカーぽっくなることもあった。

そのたびに、振られた。

そんな私は、父親が嫌いで15歳で家を出て働きながら高校を卒業した。

15歳からアルバイトで働き続けて、18歳で就職して22歳で看護学校に入学した。母は、その年に亡くなった。何の親孝行も出来なかった。

その時から、精神が不安定になることがあった。

1人暮らしをしていると、寂しくてどうしようもない時があり、誰でもいいから自分の傍にいて欲しくて、携帯のアドレス帳を見て今から家に来てくれる人を探した。

それが今の旦那でした。

あまり何も話さない人だが、いつも私のワガママに付き合ってくれている。

「綺麗な海が見たい」と私が言ったら、日帰りで往復6時間運転して、連れていってくれた。

子どもが欲しくて仕方ない時に妊娠したが、流産した。

涙が止まらない私に、何も言わず、傍にいてくれた。

今も私のそばにいて結婚して13年、子ども2人にも恵まれた。

私は、いつもあなたの自然な、やさしさにふれている。

いつもありがとう。