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やるべきことの優先度付けが大事という話

どうも。「ふーちゃん。」です。

最近、仕事の職位が変わりまして、考えがアップデートされたなぁと。そう思うことがたくさんあるので、そのことについて語ろうと思う。

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全部一人で抱え込んで被害者面するのはよくない

もともとこれは持っていた考えだが、「あの人に任せるより、自分がやったほうが早いから自分でやる」と言ったスタンスの人が、周りにたくさんいる。(親もそんな感じでよく口論する)
そして、まるで勲章のように「しんどいわ~」と言っている人間は、どうしてその仕事が片付かないのか?という問題の本質を考えることを放棄し、挙句、被害者面しているようにしか見えない。

結構なことだが、自分がそれで残業してしまったら、会社としてはそれを良い評価とすべきかどうかで言うと微妙なラインとなるだろう。(人件費とか)

恐らく上記の立場は「マネジメント」クラスの人間や、「先輩」と言った立場の人間が該当するが、これではその仕事のできない人間も成長しないし、結果としてほとんどマイナスしか残らない。本来であれば、その人に与えた仕事を完遂させるように導くのが一番求められていることだ。

とはいえ、どうしてもやらないといけない時はあるので、自分がそうなった時は、なるべくフィードバックするように心がけている。「こうしたら次は、あなたでもできますよ。」って。

それでだめなら、最悪仕事の種類を変更してあげるべきである。お互いのために。

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やるべきことは選ばないといけない

さてここからがアップデートされた価値観のお話である。(自分ではレベルアップしたと勘違いしている)

なんでもかんでも自分で仕事を増やさないという事は、前述通り常に心掛けていた。
ただ、成長を促すためにと自分に言い聞かせながら、「その仕事が向いてない人の成長を祈って」無駄に仕事を教えることや、代えが効く仕事なのに「自分が今これをやらなくてはいけない!」と無駄に一から何かを学ぼうとすることが多かった。

今名付けるとしたら「自分にしかできないことを貪欲に覚えようとしていますアピール(キリッ」である。

本当に自分がやるべきことに向き合ってきたか?と問われれば、「そうだよ。文句あるか!」と虚勢を張りたくなる。
しかし冷静になって考えてみれば、「学習コストがとてもかかるのに、そんなにパフォーマンスが出せない」ことに命を燃やして、もう人生の1/4を費やしていることに気が付いた。(経験不足なので当たり前だが)

つまり、迷言を改変するならこうだと思う。
「自分にしかできないことに、どれくらいの価値があるか考えて優先度をつけてから、貪欲に覚えること」

これは当然、仕事にかかわらず、自分の人生にも当てはまる話だと思う。
ただ、仕事は社長でない限り、職位があり役割を与えられる。
何をすべきかは人生よりかなり分かりやすい。

どうしてFP、税理士や弁護士という職業が存在するのか、今一度考えてほしい。
お金の節約とか言いながらイチから勉強すること、自分の時間を失うことになんのメリットがあるのだろうか
であれば、お金を払って、それを生業としている人の時間を買うべきである。
時間 > お金 」に気が付いている賢い人は、自分以外もできる仕事はアウトソースしている。

自分に求められているのは、自分にしかできないことは何なのだろうか、今一度考えなおしてほしい。(ブーメラン)

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優先度を決めると嫌われることがある

さて、得意げにこのスタンスを職場で実行し始めた私だが、当然環境の変化が生じた。
「上に好かれて、下とも上手くやれていた」はずだったのに、気が付いたら

上にもっと好かれて、下との折り合いはかなり悪くなった

どうしてだろうと考えてみると、最近、仕事の進捗が遅れていたチームと(リモートワークでサボってる説)口論ぽくなったときにボソっといわれた一言があった。

「(揉めてた事象を)纏めるのがプロジェクトマネージャー(PJM)の仕事じゃないんですか?」

たしかに。最初は、自分もそのつもりだったのだが、仕事をするうちに、自分が会社に求められていた仕事というのは「プロダクトマネージャー(PM)」だったので、そちらに思考がシフトしていた。(役割の違いはかなり明確なのだが、説明は割愛する)

こうなった原因を振り返ると、自分の仕事の優先度(PMの仕事をする)を上げて、下が処理しきれなかった仕事に対するフォロー(PJMの役割)の精度が落ちてしまったからだ。

その時に、もはや私の役割についてチームメンバーとの間にギャップが生じており、「やる価値のない他人のケツ拭き」をやめると誓った自分は尚更、「なんもしてくれない上の立場の人間」と映っていたのだろう。
悲しきかな、ここで慌てて「ケツ拭きをする」昔の自分はいなかった。

自分でやるべきことが分からない、仕事を捻出できない人間(タスク出されるのガン待ちおじさん)をまとめ上げるのがPJMの仕事でしょ?と言われれば、そうなのかもしれない。(違うかもしれない(笑))
だが、そこで自分がそれに手を出したら、結局会社のアウトプットとしては価値のない中途半端なものが出来上がることは明白なのである。

きっと、二兎を追っていたら、会社の業績は上がらないので、結果的に不幸である。

自分に求められているのは、「会社に利益をもたらす、ユーザーのニーズに応える製品を生み出すということ」であり、「他人に仕事の進め方を1から10まで教えること」ではないのである。
そうなるとチームメンバーに求められるのは、指示待ちのスタンスではなく、自分と同じ目線に立ち、作る製品を愛し、時には悩みながらすべきことを提案したり実行することができる人間となる。

であれば、日本人らしい優しさは捨てて、「あなたたちは、会社の方針に合わないのでさようなら」とするしかない。
これこそ代えが効く立場にいる人間の儚さであり、自分にしかできないコトを見つけて、価値を高める必要があるということなのだろう。
資本主義は怖い。

結果的に、小学生みたいな口論をする羽目になり、超生産的じゃないし、喧嘩別れという悲しい結末となってしまった。
これは、振り返れば自分はPJMじゃなくてPMですよと明確に示しておくべきだったし、自分にも非はあるだろうが、思い詰めてもしょうがないので、この辺にしておく。

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で、何が言いたいわけ?

今一度、自分の時間の使い方を振り返るべきである。(ブーメラン)

言ってしまえば、このnote執筆の活動も自分の中では、価値があるのか懐疑的である。
何故かというと、自分の考え方はマイノリティな感じで、ポジショントークばかりだと思っているので、公開している範囲の人たちには「参考にならない、したくない人」が大多数だと思っている。
だから、今回は自分の備忘録として、自分にとって価値があるように書かせていただいている。

人生は1度きり、時間は不可逆なのである。
明日死ぬかもしれないのに、手当たり次第にいろんなことをしても、それは悔いが残らないだろうか。
だったら自分が一番すべきこと、やりたい事に優先度をつけてやるべきである。(人としての思いやりなどを投げ捨てろというわけではない)

きっとあなたにしかできないことをやり続ければ、あなたの時間を最大限に引き出してくれる仲間や、生きるのに十分なお金はついてくるはずである。


テキスト:ふーちゃん。
編集:きくちかずとし

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