簡単で可愛い♪フェルトでこいのぼりを作ってみよう
5月5日は子どもの日ですね。こいのぼりを飾りたいけれどスペースがない、でも雰囲気を楽しみたい方はお子様と一緒に作れるこいのぼりがいいですね。そこでおすすめなのがフェルトパズル素材で作るこいのぼりです。作り方はとても簡単です。お子さんの健康を願いながら、お祝いしてみてはいかがでしょうか♪
こいのぼりは必ず飾るもの?
鯉のぼりの歴史をさかのぼると、江戸時代の武家から始まり端午の節句に男児の健やかな成長を願い、家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼりがはじまりでした。布や不織布などに鯉の絵柄を描いたものを、風を受けてたなびくようになっています。
近年は価値観の変化から、庭にこいのぼりがあがる姿を見ることは少なくなっていますね。そして、ベランダや玄関脇、室内に飾る小型のこいのぼりが増えています。
また、こいのぼりは食事のモチーフに取り入れたり、お子さんと一緒に手作りするなど、いろんなスタイルで行事を楽しめますので、必ずしも外で飾る必要はありません。
使用したのはこちら
今回使用するのは、縫わない、接着しない、ただピースをつなぐだけのフェルトパズル『こいのぼりキット』です。ラベルの裏面が屏風になっているので、作ったあとは玄関脇やリビングなど、ちょっとしたスペースに飾れて便利です。フェルトならではの優しい雰囲気に癒されます。
それでは作ってみよう
お子さんと一緒に作れるこいのぼりをさっそく作ってみましょう!
キットの中身はこんな感じ
きっとには「真鯉(まごい)」、「緋鯉(ひごい)」とかしわもちがフェルトで作れるようになっています。フェルトパズルということあって同じ型のフェルトが大量に入っています。
ちなみに説明書には日本語のほかに英語で書かれているので、海外の方へのプレゼントにも良さそうです。材料は揃っており、用意するものはほかにいらないのでとても楽です。
動画で作り方をチェック
フェルトパズルってなんだろう?パズルをつなげるのはなんだか難しそう…ということで作り方をイメージしやすいよう動画で作り方をチェックします。
そして基本を少し練習
各パズルにはパズルの小さな穴(レモン穴)にフェルトの折り目(三角ジョイント)があります。そして、パズルのつなぎかたには三角ジョイントを表に出す「表つなぎ」と、三角ジョイントを裏に出す「裏つなぎ」とあります。スムーズに作れるようにパズルのつなぎかたの基本を練習してみます。
1 まごいをつくる
白5ピースと青3ピースを表つなぎをします。そして青3ピースと白1ピースを一番上の白を裏つなぎ、残りは表にします。
表つなぎと裏つなぎを間違えると絵柄が変わってしまうので、説明書をみながらゆっくりつなげていきます。途中間違えてもフェルトは柔らかいのですぐに直せます。
2 どんどんつないでいく
できたつなぎをそのまま横につなぎます。一番上が表つなぎ、残りは裏つなぎにします。だんだん慣れて、楽しくなってきました。
3 立体的にしていく
左縦の白ピースを折り曲げて、筒を作るようにして端同士を表つなぎます。これはやや難しい…ちょっとつなぎにくいので難しいときは表つなぎでも大丈夫そうです。
4 目玉シールをつけて完成
白い部分を下にすると、こいのぼりの形ができました!目玉シールを両側に貼り、形をととのえてたらまごいの出来上がりです。赤ピースのひごいも、同じ手順で作ります。
5 かしわもちを作る
今度は緑の2ピースでかしわもちを作ります。2ピースを表つなぎにし、折りたたんで合わせた三角の先を内側に折り込みます。
6 かしわもち完成!
そして白1ピースを表つなぎにして長方形に丸めて、先ほど作った緑のパズルに押し込み、形をととのえて出来上がりです。
7 飾ろう
付属の背景につくったパズルを並べて飾ります。口をぱかっと開けた鯉のぼりにほっこり。
8 ちょっとアレンジしてみた
もうちょっと面白くアレンジできないかなーということで、糸をこいのぼりに通して空中にぶら下げてみました。そして上に折り紙の風車をつけました。ゆらゆらと動きのある鯉のぼりが出来上がりです。ちなみに、
こんな風に金屏風を使ったり、
台座を使うと置きこいのぼりとして豪華な感じに。身の回りにあるものでアレンジすると面白いかもしれませんね。
【まとめ】パズルを楽しみながら制作しよう!
今回使用した「エフパズル」は、ピースをつなぐというシンプルな方法ですが、作れるものは平面から立体まで多種多様です。ねじって、折って、曲げて、つないで…指先を動かし考えることで脳トレにも最適です。ほかにもいろんな作品に挑戦しながら、「できた!」ときの喜びの感覚をたくさん味わってくださいね。