見出し画像

你好と谢谢しかわからない私が推しの生日会に行った話①

こんにちは。

今回は題名の通り、2019年11月に推しの誕生日ライブ(生日会)に行ってきた体験記を長々と書き綴っていきたいと思います。

たぶんというか確実に長くなるのでいくつかに分けて書いていきます。お付き合いよろしくお願いします。

ここで少し私の推しについて説明します。1997年生まれの何昶希くん(ここでは彼の愛称である希希と表記する)は生まれも育ちも中国であり、中国語を喋る中国人であります。青春有你というサバイバル番組から2019年4月にデビューしたUNINEというアイドルグループに所属しており、今年2020年10月に解散予定です。

そんな彼の22歳の生日会に!私は!這ってでも!死んででも!行きたい!と常々願っておりました。なぜなら私はUNINEのデビューツアーに行き損ねたという苦い経験があるからなのです。また彼がUNINEの、もっといえばアイドルグループのメンバーとして迎える誕生日はこれが最初で最後でもあったからです。たくさんのファンとメンバーみんなから祝福される推しなんて見たいに決まってるじゃん!!!

ということで話を進めていきます。

全ての始まりは忘れもしない2019年7月まで遡ります。私は微博で見かけたとある推しのぬいぐるみに一目惚れします。ファンがデザインし製作するぬいぐるみは海外オタクなら誰しも見たことがあると思います。私はそのぬいをどうしてもお迎えしたくなり、手始めに購入希望者たちが集うQQのグループに入りました。しかしここで中華オタクあるあるの問題、海外からの入金手段が無かったのです。転送業者を使えば海外発送未対応はまだどうにかなるのですが、入金は難しいのです。でもここで諦めるわけにはいきません。なんとしてでもかわいい推しぬいちゃんにかわいいおべべを着せたい。そこで私は翻訳機を使いつつQQグループチャットにこう書きました。

「私は日本に住んでいる日本人です。日本からこのぬいを買う手段がありません。どなたか手伝ってくれる方はいませんか?」

そうするとすぐ中国語で返信がありました。

「日本から応援してくれてありがとう」

「中国語がうまいね!」

「日本語はわからないけどなにかできることがあれば協力するよ」

中国人は本当に優しいね……泣 残念ながらこの中国語は翻訳機を使って書いたのでうまくて当然。やっぱり翻訳機を通して人と取引をするのは難しいのかなぁと迷っていたその時です。

「私は日本に留学しています!個チャ来れますか?」

…えっ突然の日本語?!!そうです、この方(ここではAちゃんと表記する)が後に私を生日会へ導いてくれることになるのです!!


つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?