見出し画像

生きるかしぬか的尺度によるF1日本グランプリの持ち物

はろーれでぃーすあんどじぇんとるめん。水生です。
2019年の途中から何となく観始め、2021年のモナコの表彰台で本格的に落ちてから、早いものでニワカF1ファン歴もそこそこ長いものになってきました。
春開催となった今週末の日本グランプリにももちろん現地参戦する気満々でチケットを購入済みな訳ですが、そうして時期が迫ってくると話題になる「現地観戦グッズ」について思うところがあったので、超超超初心者向けとして一筆したためる次第です。

というのも……
普段、海外のグランプリの中継を見ていて思うこと……

「海外モタスポファン、めっちゃ荷物少なくて軽装備じゃない?」
「というか、日本のモタスポファン、ひょっとして現地観戦にあれこれ持って行き過ぎなのでは!?」

国民性なのか何なのか、観戦グッズの話題になると「あれを持っていった方がいい、これがあると便利」とどうしても荷物を増やす傾向がある気がして、
それが最近現地観戦を始めたニワカとしては、ちょっと腑に落ちないというか、正直、そんなにあれこれ持っていかなくてもいいし、むしろサーキットでは身軽な方が楽なのでは? と感じています。
とは言え、持っていかないと不便なものも当然ある訳で、
その辺りの線引きを、「持っていかないとしぬかしなないか」という観点で語ってみるのは一興なんじゃないかと考えた訳です。

なので、本記事では「荷物はなるべく持っていかない」ことを前提に、日本グランプリの観戦グッズを語っています。
基本的にはチケットと金と身分証さえあれば観戦はできると思っているニワカが書いていますので、本気で参考にしようなどとは思わず、ちょっとおもしろい読み物として読んでいただければ幸いです。


0.当方スペック・諸々免責

神奈川県産、30代女性(事務職)。
F1観戦歴5年目。フジNEXT派。
現地参戦歴2022年・2023年、いずれも金~日全セッション全通。2022年はD5席、2023年はA1席。
鈴鹿へは白子からのシャトルバスを利用。
よって本記事は、特に女性ファンに悩む人が多いであろう服装や靴、バッグの選定についても触れ、白子シャトルバス他、伊勢鉄道から徒歩などの公共交通を利用して観戦する方向け(自家用車参戦以外)を想定して書いています。

なお、スマートフォンについては敢えて触れていません。
多分持っていかない人いないでしょ……スマホは最早俺の臓器。(突然のキュウソネコカミ)
あと、チケットについては、ないとそもそも週末における人権がないと思うので、これも触れてません。あしからず。

1.ないとしぬもの・あった方がいいもの

現金【重要度★★★★★】
ないとしぬ。
いかにキャッシュレス決済が浸透しているとは言え、オアシスの売店で食事などを購入する時には何だかんだ現金お釣りなしが一番早かったりする。あと、飲み物を買う自販機は大体全部ニコニコ明朗現金会計。
回転率を落として後列の人に迷惑をかけないためにも、同人即売会よろしく千円札と五百円玉・百円玉をある程度潤沢に持っていくのがおすすめ。
ショップでグッズを買う時には割と金額が大きくなるので、ポイント還元率のいいクレジットカードなどのキャッシュレス決済手段ももちろんあっていいと思う。場面に応じて使い分けられると便利。

身分証【重要度★★★★★】
ないとしぬ。ことになっている。
その場面に出くわしたことはないけれど、一応、チケットの名義との照合で本人確認をされることがあることになっているので、身分証は必ず持っていきましょう。

雨具(レインコート・晴雨兼用傘)【重要度★★★★☆】
雨が降ったらないとしぬ。晴れたらいらない。
周知の事実だが観戦席では傘を差せないので、特にレインコートがないと降雨時は即死。
サーキットの売店でも買えるけど、会計の長蛇の列や品切れにおびえないためにも、雨の予報が出ている時は予め買って持っていった方がいい。
ちなみに、100均の安いやつで済まそ~とかぬるっちいことは考えない方がいい。
場内は屋根のあるところが限られていて、雨が降れば当然その限られた屋根の下に大勢の人が集まってしまうので、雨宿りは諦めざるを得ず、結局観客席でレインコートを着てじっと耐える展開になりやすいからだ。決勝日は特に、レース中2~3時間ぶっ続けで雨に打たれることになるので、1mm程度の小雨だから~などとナメてかからない方がいい。安い薄手のレインコートだと縫い目から染みてきたりするし、体温が奪われるから軽率にしぬぞ。(参考:2022年)
リュックなどの鞄も含めて全身を1着でカバーできるからという理由で、おすすめなのはポンチョタイプなのだけれど、この場合、白子シャトルバス利用勢は前開きで脱ぎ着しやすいもの(ファスナータイプなど)がいいと思う。何故ならシャトルバス車内は原則着座になるので、バス乗り場への移動中や乗車待機列など、屋根のないところで素早く脱いで傘に変える必要が出てくるからだ。収納ケース付きでコンパクトに持ち運べるものがいいのは言うまでもない。
傘は折り畳みがいいです。女性なら晴雨兼用にしておくと、晴れた時に日傘としても使えるのでおすすめ。くどいようですが場内はほとんど屋根がないので……。
2023年の決勝後、西日の眩しい中で2時間バスの待機列に並んだ時、日傘を持っていなかったわたしは肌が焼けしにました。2024年は春開催で夏ほど日差しの強い時期ではないけれど、だからこそ、油断せずに紫外線対策はしていくべし。

タオル【重要度★★★★☆】
割とないとしぬ。
というかあるとめちゃ便利。マフラータオルがおすすめ。
洗った手も拭けるし汗もぬぐえる。頭からかぶれば日除けにもなるし、一時的なら雨も凌げる。寒くなったら首に巻けばマフラー代わりになって温かい。後述のレジャーマットの代わりに観戦席でおしりの下に敷くこともできる。何より、チームやドライバーの公式を買えば応援グッズにもなる。そう、タオルは万能。
でも、公式グッズでタオルって、最近レッドブルかアルファタウリ(RB)くらいしか見かけない気が……。

推しがバレるね。1997年生まれが好きです。

ドリンクホルダー【重要度★★★☆☆】
個人的には割とないとしぬ。
鞄の中ではかさばるし、飲むためにいちいち取り出すのも面倒なペットボトルを、かと言ってずっと手に持って歩くのも邪魔くさい。特に雨天時は手がペットボトルで塞がると大変身動きが取りづらい。
そんな時、カラビナで鞄にペットボトルをひっかけておけるドリンクホルダーがあると、出し入れする手間もないし鞄は空くし、両手も空いてとても楽ちん。
鞄を選ぶ時にペットボトルをしまうスペースを考慮しなくて済み、結果的に軽装備化に繋がるので、ぜひ使ってみて欲しい。

「あったら便利はなくても平気」が基本姿勢なんですが、こればかりはほんとにあった方が便利。
あと、カラビナは100均のでいいのでいくつかあってもいいと思う。鞄にキャップとかぶら下げられて便利だよ。

オペラグラス【重要度★★★☆☆】
なくてもいいけど、個人的にはあった方がいいと思うし、忘れたら「しんだ……」と思うもの。
わたしが使っているのは2.5次元舞台に通い詰めていた頃に買った、倍率調整のついてるコンパクトなやつ。
ラジオを持っていかない派ゆえに展開を知るにはサーキットビジョン頼みになるのだけれど、肉眼でタイムが見える席は限られているので、オペラグラスを持っていっていつもタイムを見ている。
V席に限らず、A1とかRとか、ピットの見える席ならピット観察にも活躍すると思う。
何より大活躍するのはドラパレの時。生で拝む推しの顔は……いいぞ!!

いいぞ!

キャップ【重要度★★★☆☆】
なくてもいいけど、個人的にはあった方がいいと思うし、忘れたら「しんだ……」と思うもの。
小雨除けと日除けが主な用途だけど、サーキットにいる人は大体みんなかぶっているので、持っていないと寂しくなると思う。
ウェアはデザインによっては日常使いの場面が限られるけど、キャップは割と日頃からかぶれるので、推しドライバーや推しチームのを一個買うべし。
当日現場でも買えるが、高いし、長蛇の列だし、売り切れも発生するので予め買っておいた方がいい。

薄手の防寒具【重要度★★★☆☆】
多分、2024年の春開催からはないとしぬと思うもの。
薄手の防寒具~ってぼかして言ったけど、まぁ、アレだよ。ユニクロのウルトラライトダウンを買いましょう。(ダイマ)
鈴鹿は丘の上にあって吹き晒しなので、日が落ちたり雨が降ったりすれば一気に冷え込む。とは言え荷物になるのは嫌だし、使わない時はコンパクトになって、ジャケット系のウェアの下に着込むこともできる薄さのウルトラライトダウン一択だと思います。

チケットホルダー(パスケース)・スマホショルダー【重要度★★☆☆☆】
チケットの電子化によって今年からは重要度が下がったけど、古い人間でチケットは紙を発券する派なので、個人的には割とないとしぬ。
ポケットや鞄から逐一チケットやスマホを出すのは非常に面倒なので、警察手帳よろしくサッとチケット(画面)を提示できるようにしておくととても便利だと思う。
わたしは鈴鹿では毎年カウモの財布ショルダーを愛用しています。即売会用と謳われているものだけれど、外側の透明ポケット部分が紙のチケット入れにぴったりで、更に財布としてお札・小銭・身分証・クレジットカード・交通系ICカードが入り、何ならスマホと服用薬とマスクも入るので、サーキットで最も使用率の高いものは全部これで完結する。究極を言えば鈴鹿の荷物はこれ(に入れるもの)だけでいい。最高~!

この透明ポケットのところにチケットを入れるんです。
レッドブルのおまけをつけて魔改造してある(魔改造ってほど魔改造でもない)

ビニール袋【重要度★★☆☆☆】
ないとしぬってほどではないけど、割と活躍の場面は多いし、あると凄く便利。
まず、売店で買った食事を観戦席で食べた後、ゴミを捨てに行くまでの間の一時的なゴミ袋として使える。雨が降ってきたら鞄を包んで雨除けにできる。その他、おみやげを入れるもよし、脱いだウェアや使った後のタオルを突っ込むもよし。
ゴミ袋がよく推奨されているけど、そこまで大きくなくていいので、スーパーのレジ袋の大きめのやつが2~3枚あると便利です。個人的なおすすめはマックで2~3人分持ち帰りした時に貰えるLサイズのあのビニール袋。

自撮り棒【重要度★★☆☆☆】
なくても全然しなないけど、個人的にはできれば持っていきたいもの。
写真や動画をスマホで撮るために、あった方がカメラが安定して撮りやすかった。ドラパレの最中に、撮影しながら推しに手を振るのも楽。
もちろん、使用の際は周りの方のご迷惑にならないように気をつけましょう。
※2024年4月3日追記=観戦席内での使用は原則禁止されているそうです!ただ、安全上の理由・視界の妨げにならないようにとのことなので、伸ばさない状態でスマホホルダーとして使用する分には問題ないものと思われます(わたしは今まで注意されたことはありません)。使用は周囲に配慮した上で自己責任で。

日焼け止め【重要度★★☆☆☆】
気にしない人は気にしないんだろうし、わたしもないとしぬってほどではないけれど、まぁできれば持っていきたいもの。
今年からは春開催だけど、V2席以外の鈴鹿に屋根は期待できないので……。まだ紫外線が弱い時期だからと言って、油断は大敵だと思っている。
とは言え、何も遮るものがないからこそ、ちょっとやそっとのものは塗っても気休めにしかならないという気もする。荷物になるし、塗り直すのも面倒だし。だったら潔く日焼けして、「あーレース楽しかったなー! めっちゃ日焼けしたけど!」って言って帰った方が精神的には健康かも知れない。

サングラス【重要度★★☆☆☆】
晴れてめちゃくちゃに天気がよくなった時は持っていった方がいいかも知れない。
V2以外に屋根がなくて日差しを遮るものがないのは何回も述べたけど、意外ときついのが地面からの照り返し。
これが肌はもちろん、覿面に眼球を焼き払ってくるから注意が必要です。
2023年、観戦から帰ってきたら目がピリピリして、一体何事? と思ったら両目とも真っ赤に充血していました。怖過ぎる。
春開催になればそこまで日差しが強くないので大丈夫なんじゃないかなぁとは思うものの、キャップをかぶっても照り返しの紫外線は防げないし、眼球に日焼け止めを塗る訳にもいかないし、こればかりは他に代用できるものがないので……。
ティフォシさんは奮発してレイバンとか買ったらいいんじゃないかと思います。ていうか欲しい。けど高い。

2.あったら便利かもしれないけど個人的にはなくていいと思うもの

観戦グッズとしてよく名前が挙がるけれど、個人的にはなくてもしなないな~と思うものです。

携帯ラジオ
レースの展開がわからないから、場内FMを聞くために持っていった方がいいとはよく言われることだけど……。
個人的には、なくてもいいかなと思う。現地観戦は目の前をフォーミュラカーが轟音で走ってくれるのが醍醐味なので、ラジオを聞くのはもったいないと思ってしまうのだ。
サーキットビジョンのある場所なら、先述のオペラグラスを持っていけば割とレース展開は追うことができるし、最悪は帰宅してから録画や見逃し配信を見ればいいので、現地ではぜひ生のF1を味わうことに全集中していただければ。
言うまでもないけど、西エリアの自由席で観る人はあった方がいい。

レジャーマット(クッションシート)
GPスクエアの特設ステージで推しやゲストの登壇を見たい場合は、地べたに座ることになってしまうので持っていった方がいいと思う。特に雨の場合。
が、単純に各セッションだけを見るなら、観戦席では先述の通りタオルを敷けば代わりになるので、なくても別段困らなかった。
ただもちろん、観戦席の座面はハチャメチャに硬いから、おしりの肉付きに不安のある人は持っていってもいいかも知れない。が、おしりが痛くならないようにセッションとセッションの間はなるべく立つようにすればいいし、最悪は現地で買えるし、個人的には必須アイテムではない。
雨が降った時も座面が冷たくなるのであった方がいいかも知れないけど、雨の場合は荷物を少なくすることを優先した方がいいという考え方もあるので(わたしはこっち)、一概には言えない。お好みで。
西エリアの自由席の人は持っていった方がいいです。何ならモバイルチェアを持っていった方がいい。

モバイルチェア
同行者の父(アラカン)がわたし以上に運動不足なので、バス待機列で座るために持っていくんだけど、わたし一人だったら持っていかない。
決勝後のバスは平気で2時間とか待機列に並ぶので、それをずっと立ちっぱなしで耐えられるのであれば全然要らないけど、あったら楽は楽。
でも、出したり折りたたんだりの手間や持ち運びを考えるとね……雨が降ると特にね……。

耳栓
正直、サーキットへはあの爆音エキゾーストノートを聞きに行くものだと思っているので、耳栓は持っていっても全く出番がありませんでした……。
2023年はA1のほぼアウトレットみたいなコースの近さのところにいたけれど、それでも耳栓は使わなかった。物凄い爆音で最高でした。
強いて言うなら同行者の父は、スピーカーが近くて場内音声がうるさいとかでセッションとセッションの間だけ使ってましたが、金曜は自由席だからスピーカーから遠いところに陣取ればいいし、土日も音響がうるさければセッションとセッションの間は席を離れてオアシスやGPスクエアに避難すればいいので、やっぱりマストではないと思います。
単純にわたしの鼓膜がバカなだけかも知れないけど、最悪はティッシュを丸めて耳に詰めるんでもいいと思うので、持っていかなくても何とかなるかと。

ウェットティッシュ
あればめっちゃ便利です。正直に言えば。
観戦席でサーキット飯を食っていると、ポテトとかソーセージ(フランク的に串が刺さってるやつ)とか、意外と手が汚れるものも多いし予期せず零したりするし。
でも、多少遠くてもトイレの水道まで洗いに行けばよいです。あるいは、手の汚れないご飯を買いましょう。ポテトとソーセージとハイネケンの誘惑に勝てるのであればですが。

冷却グッズ・防寒グッズ
冷却グッズは、例えば冷えピタとか、濡らすと冷たくなる冷感タオルとか、クールネックリングとか、ハンディファンとか、扇子とか。
見越して色々持っていったけど、どれも焼け石に水程度の効果しかなくて、かさばって荷物になった分だけ負担だったなというのが正直な感想です。
多分、春開催の今年からは持っていくとしたらカイロとかになるんだろうけど、持っていかないだろうなぁと思う。宿行きの荷物(後述)に貼るタイプのカイロを混ぜておいて、朝、寒そうだったら予め貼っていくくらいはすると思うけど、少なくとも現地には持っていかない。ストールもマフラータオルを二枚巻きとかして代用する予定。
最悪、どうしても必要になったら大体のものはコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで調達できるので、「あって便利はなくても平気」の姿勢がレース観戦の鉄則かなと。

モバイルバッテリー
現地でフジNEXTのオンデマ配信とか、DAZNを見ようと思っている人。悪いことは言わんのでやめときましょう。せっかくだから生のF1観ましょう。配信はホテルかおうちに帰ってから見ればいい。
というかそもそも鈴鹿はどういう訳か通信状態が異様に悪いところがあるので(今年は改善されるかしら?)、Wi-Fiを持ち込んだところで配信を見るには使い物にならない可能性が高いです。
通常の使い方でも一日スマホの充電が持たないという人は、そもそもスマホのバッテリーを交換するか機種変更をした方がいい……それはバッテリーがへたってると思うので……。
最悪は充電ケーブルとアダプタだけ持っていれば、一部の近鉄特急の車両には電源がついてるのでそこで充電できます。
とは言え、電源車に当たるかどうかは何とも言えないし、ぶっちゃけ近鉄特急の指定席を確保する方が至難の業ではあるんだけどね……。

マジックペン(サインしてもらうための筆記用具)
パドックパスを持ってる人以外は必要なし。
安心してください。そうそう出会えないから。サーキットの入り口で入り待ちとかしててもみんな手を振りながら車でビューンて通り過ぎてくから。

3.服装・靴・鞄

【服装】
「動きやすく、汚れてもいい服装」。以上。
女性のスカートはNGなどとよく言われますが、個人的にはミディ~ミモレ丈くらいの広がり過ぎないフレアスカートやタイトスカートにタイツが一番快適でした。
というのも、テーパードやワイドなんかのロングパンツを履いていくと、雨が降った時のトイレが凄く面倒。濡れた床にパンツの裾を擦りそうになるし、でも上半身はポンチョを支えてなきゃいけないし……ともたつくもたつく。
なので、パンツスタイルで行くなら足首で引っかかるスキニーをおすすめします。
もちろん、ロングスカートはロングスカートで、広がってしまうと隣の席の人に迷惑をかけたり、裾を地面に擦ったりするので、丈と広がり方には注意が必要。
個人的には、動きやすくて、着ている当人が楽で、濡れても汚れてもいい服装なら、スカートやワンピースも全然ありだと思います。
晴れれば灼熱地獄だし、雨降れば極寒なので、脱ぎ着して調節できるのがベスト。

【靴】
「歩きやすくて、濡れにくい靴」。以上。
女性のヒールはNGとかこれもよく聞くけれど、ヒールはヒールで前方への推進力がつくから筋力の弱い女性は却って歩きやすいという話もあって(わたしがこのタイプ)、一概に歩きにくいとも言えないので。
ただ、サーキット内だけでも一日片道2~4kmはざらに歩く訳だし、公共交通勢は更にバス待機列で30分~1時間並ぶか伊勢鉄道の駅まで30分弱歩くことになるので、それを踏まえて「歩きやすい」「足が疲れない」靴を選んでもらえばいいんじゃないかなぁと思う。
王道のスニーカーはもちろん、チャンキーヒールのショート~ミドル丈のブーツなんていうのも歩きやすくていいんじゃないかと。
雨が降った時に浸水すると足が冷えて即死するので、どんな靴であろうとある程度の防水性があることが望ましい。防水スプレーを吹くか、靴カバーを持っていきましょう。
あと、白子シャトルバス利用勢は、サーキットの発着場が砂利敷きです。雨が降るとぐちゃぐちゃになるので、汚れるのが嫌なおしゃれ靴は何であろうと推奨しません。

【鞄】
「両手の空く鞄」。以上。
リュックが推奨されていますが、両手さえ空けば、むしろコンパクトなショルダーバッグやボディバッグがベストなんじゃないかと思っている。物を取り出す時、いちいちリュックを下ろすのは地味に面倒なので。特に雨の時。
凄く雑に言うと「フェスに行く時に持っていく鞄」が個人的にはおすすめ。
冒頭にも書きましたが、基本的に日本人はサーキットに重装備で行き過ぎだと思うのよ……。荷物は減らせるだけ減らして、ぜひ軽装備で行って欲しいなと思います。
というか、その方が楽。
おみやげやグッズを買うなら、折りたためるサブバッグを持っていくのが便利。最悪、先述のビニール袋でもいい。わたしはコンパクトなトートバッグを持っていって、必要になった時だけ出して使ってました。

4.宿行きの荷物に入れるといいもの

現地には持っていかなくていいけど、宿行きの荷物に入っていると便利だと思うものです。

サロンパス【おすすめ度★★★★★】
普段から一日15,000歩(約10km)歩いていて、健脚に自信のある人は持っていかなくていいと思う。
そうではない、わたしのようなゆるゆるオフィスワーカーは、確実に足が死亡するので持っていった方がいい。痛めたところに貼って寝れば結構リカバリーできる。
後述の脚の疲労回復グッズでもいいんだけど、意外と全身疲れるので、肩や腰に貼って巡りをよくして全身回復できるサロンパスが何だかんだおすすめ。風門のツボに貼ると身体がぽかぽかするよ。

入浴剤【おすすめ度★★★★★】
バブのメディキュアか、ぜひBARTHを買ってください。(ダイマ)
ホテルの慣れない寝具で眠ることになるので、しんだように眠れるという触れ込みのBARTHはめちゃめちゃおすすめです。全身が温まって疲れも取れるし、マジでしんだように眠れる。
今時、大浴場しかないホテルは稀だと思うので、客室のお風呂にお湯を張って使ってみて欲しいです。翌日の疲労の残り方が全然違うから。ガチで。

脚の疲労回復グッズ【おすすめ度★★★☆☆】
脚用のめぐりズムとか、スリムウォークとか。
先述のサロンパスがあれば事足りるので全然マストじゃないですが、もしお気に入りの疲労回復グッズがあれば持っていくべし。

5.おわりに

というわけで、生きるかしぬか的尺度によるF1日本グランプリの持ち物でした!
今からだと調達が難しいものも色々あると思うんですが(財布ショルダーとか)、どなたかの今週末のお役に立てましたら幸いです。
ていうかほんとはもっと早く上げるつもりだったんだけどすっかり忘れてたんだ……。
鈴鹿現地の皆さん楽しみましょうね~~~! 決勝、雨降らないといいですね~~~~~!!
今回はおうち観戦の皆さまにも、いずれ現地に赴く際のお役に立てば。

おそまつさまでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?