読書のこと

最近、自分の読書がかなり「独特」っぽいなと思い始めた。
というのも、小説メインに読んでないから。さらに言えば、おそらく流行と言われる作品との相性は悪い。

本屋大賞の作品を数作読んだけど、正直、めげた。無理。どの部分が大衆心理を掴んでいるか……という事は分かるけど、個人的に好きにはなれない。結果、本屋大賞の作品は除外した方がいいかなと思ってる。
「本屋大賞をとった××」という紹介文だけで、合わない作品かなとすら思う。
あとは……なろう系。これは、独特だから合う合わないは人それぞれだよね。私だけが合わないわけではないと思いたい。

今、ハマってるのは絵本。
サクッと読めてお手軽で好き。絵も可愛くて癒されたりする(作品によるけど)

後は、ジブリの原作になった作品も気になってる。「思い出のマーニー」がとてもよかったので、他の作品もチャレンジしたい。

他にも「読む予定本リスト」には色々と入ってるけど、半分小説、半分ノンフィクション社会問題その他いろいろな感じ。

今読んでる「リハビリの夜」も脳性麻痺の人の話で、身体と脳と官能についてのあれこれ。脳の機能について詳しく書かれているかと思えば、個人的感覚もしっかり書かれててエッセイなのかなと思うけど、ジャンル分けがよくわからない。

夏になったら児童書をがっつり読むのだ。(暑くて頭が回らないので、気軽に理解できるものを読みたい)
小説は……読書週間(秋)に。

気が付けば、季節によって読むジャンルが変わるという事になってる。
今、小説以外の季節。
「現実は小説よりも奇なり」ノンフィクション、エッセイ、etcの方が、小説よりも面白いと私は思ってるけど……読書タグみてても、小説がメインなのかなと思う。読みやすいし、話も広げやすいから、そうだよね。

ノンフィクション、エッセイその他は『それが好きじゃないと話が広がらない』ジャンルによってはドン引きされる。

社会問題なんてクソめんどくさそうだし、LGBTなんてなんじゃらほいだし。
と言われたら、うん。頷く。私もそう思う←マテ
でも、面白い……いや。物によっては『面白い』は不適切にすらなる。『興味深い』というんだよとついこの間、Twitterで見かけた。

たしかに『興味深い』だなとも思う。小説以外のエッセイ・ノンフィクション、その他の知識があるから、流行作品のあことここがリアリティがないと思ってしまうし、こことこれの整合性はどうなってる?と思う。
さらにあのファンタジーは、この文化形態だとこういう価値観になるだろうに、そうなってない。現代的価値観のままなのおかしいだろ……と突っ込みどころ満載になってしまって、私に合わなくなる。

現実に沿った知識を入れれば入れるほど、小説が小説化していく。もちろん、小説だからで目を瞑る部分はあった方がいいのも分かるし、全部に突っ込みを入れたいわけでもない。
でも逆に、それらの整合性がほぼ取れていたり、文化形態と価値観が合致してる作品に出会うとハマる。
作者がそれだけ調べつくして、考えつくして書いていることに感動すら覚える。……と思ったら、文化系の学者さんという注意書きがあったりする。
小説家が小説家だけやって小説が書けないってこういう事なのかなと思う。

だから、小説がほとんどつまらないんだよね。←暴言。

でも、個人の感想を見てるのは楽しい。小説よりも楽しい。でも、感想を読んで作品も読んでみたい……と読んだら、作品はそうでもないというのも多い。感想は『好き』を書いてあるから、楽しいんだよな。

私の感想は『嫌い』も書くので、読んじゃダメ。私の感想を書く目的は『好きを書きたい』ではなくて、『嫌いも好きも全て明らかにして、自分の好きポイントと嫌いポイントを詳細に知りたい』だから。

こういうのも他の読書好きさんとは違う……と思ってしまう。


無駄に長文になってしまうので、この辺りでやめておく。

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