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トオツキ

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私の生い立ち。ご先祖様の話から、両親の話。お喋り苦手な私の話。
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#場面緘黙症

トオツキ ::目次::

現実と空想の物語。 ―  私の生い立ち  ― ご先祖様の話から、両親の話。 お喋り苦手な私…

ミラク
1年前

5話 痛みの記憶1

 母はいつも何かに怒っていた。  私たちがコップのお茶やジュースをこぼすのは日常茶飯事。 …

ミラク
1年前

5話 痛みの記憶2

 気が付かれたくなかったので、なるべく普通にするように頑張って歩こうとする。  が、足を…

ミラク
1年前
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6話 お喋りの記憶

 保育園では私は喋った記憶がない。  記憶がないだけで、喋った事があるかもしれないが、記…

ミラク
1年前

10話 将来の夢の記憶

 6歳になる事が嫌だった。  保育園のお誕生会をぼんやりと覚えている。  クラス別ではな…

ミラク
1年前
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13話 人形の記憶1

 保育園では、時々工作がある。  その時は、数人でグループを作って、菓子箱などでおひなさ…

ミラク
1年前
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13話 人形の話2

 もう一つ、おひなさまの話。  5歳の大掃除の時間だった。  みんながホウキやチリトリ、雑巾を手に掃除をしていた。  私は、言われた場所をやり終わって、次は何をしたらいいんだろう?早く掃除が終わらないかなと思っていた。  何かをしているフリをした方がいいのは分かっていたが、それもやりつくして本当に暇だったのだ。  周りを見ると、私と同じように手持ち無沙汰な人が数人。  しかく先生が私に近づいてきた。  そして、「雑巾を持ってきて」と言った。  私は、雑巾がかけられている

6話 男の子の疑問

 こたみちゃんは誰とでも仲良くなる。それは、男の子でも例外ではない。  その男の子は、学…

ミラク
1年前

6話 喋らない子

 小学生の時から、あまり喋らない子が気になっていた。  彼女とは小学校でクラスが一緒だっ…

ミラク
1年前

11話 推薦入試

 しつこいが、私はお喋りが苦手だ。  私が何とか最低限のお喋りをしていたのは、こたみちゃ…

ミラク
1年前