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現実と空想の物語。 ― 私の生い立ち ― ご先祖様の話から、両親の話。 お喋り苦手な私…
母はいつも何かに怒っていた。 私たちがコップのお茶やジュースをこぼすのは日常茶飯事。 …
気が付かれたくなかったので、なるべく普通にするように頑張って歩こうとする。 が、足を…
保育園では私は喋った記憶がない。 記憶がないだけで、喋った事があるかもしれないが、記…
6歳になる事が嫌だった。 保育園のお誕生会をぼんやりと覚えている。 クラス別ではな…
保育園では、時々工作がある。 その時は、数人でグループを作って、菓子箱などでおひなさ…
もう一つ、おひなさまの話。 5歳の大掃除の時間だった。 みんながホウキやチリトリ、雑巾を手に掃除をしていた。 私は、言われた場所をやり終わって、次は何をしたらいいんだろう?早く掃除が終わらないかなと思っていた。 何かをしているフリをした方がいいのは分かっていたが、それもやりつくして本当に暇だったのだ。 周りを見ると、私と同じように手持ち無沙汰な人が数人。 しかく先生が私に近づいてきた。 そして、「雑巾を持ってきて」と言った。 私は、雑巾がかけられている
こたみちゃんは誰とでも仲良くなる。それは、男の子でも例外ではない。 その男の子は、学…
小学生の時から、あまり喋らない子が気になっていた。 彼女とは小学校でクラスが一緒だっ…
しつこいが、私はお喋りが苦手だ。 私が何とか最低限のお喋りをしていたのは、こたみちゃ…