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ユメカタリレーブログ!

やっとアンカー回ってきました…笑

全国で頑張る夢を語れの店主や修行生のことを知ってもらいたい!ということで仲間が企画してくれてやってます。#ユメカタリレーブログ!

決められたテーマについてブログを書き、次の人を指名してバトンを繋いでいく企画です!

今回も最後を務めさせていただきます。

テーマ 『夢を語れとの出会い』

今回のテーマなんですが、昨年このテーマで僕は書かせていただいたので、

https://note.com/yume_tsuyoshi/n/n4ea5db5d0f90

僕は僕の原点である『ラーメン二郎』との出会いを書かせてもらうことにします。

『ニンニクヤサイアブラ…???』

滋賀県生まれ滋賀県育ちの僕は高校卒業後、18歳で東京に出ました。中学の時の友達とコンビを組んで芸人活動を始めた。

毎週通ってた劇場で仲良くなった芸人仲間(のちに相方になる野田ちゃん)に連れて行かれた店が『ラーメン二郎吉祥寺店』でした。

炎天下の中、学生がめっちゃ並んでて、店主さんに順番に声かけられたら呪文をとなえるしくみ…

野田ちゃんからは店主さんなら声かけられたらトッピングを答えることを教えてもらうもチンプンカンプンすぎて覚えられない。今思えば、なんでこんなん覚えられなかったんやろうと思うけど、本当に難しい呪文のように感じた。

更に一切噛まずに言うこと、挙動不審な態度を取らないこと等レクチャーがすごかった…『キョロキョロしてたら追い出されるぞ』って深刻な顔で伝えられたもんだから…

刻一刻と僕のトッピングを聞かれる番が近づいてくる。ずっと『ニンニクアブラ…』を心の中で連呼する。前の人の番が来て『ゼンマシデ!』と答えてた。そして、その盛りをなんじゃこれ!って衝撃を受けた。

この瞬間、心の中で連呼してた自分の呪文を忘れ僕は『ゼンマシデ!』と大きな声で答えてた。

おかげで、僕はこれ以降もずっと食べにいく時のトッピングは『ゼンマシ』のみ。(※最近はもう無理になりました)

とはいえ、出てきたラーメンにやっぱりビビる。とその瞬間笑いが止まらない。僕はヤバいと思うと笑ってしまう傾向がある。この時もやったんねん!という想いで食べ始めた。食べても食べても減らない麺に更に笑いが増していく、これやばいな…笑

周りを見渡すとみんな無言でひたすらラーメンに喰らいついてる。1人また1人と食べ終わって店を出ていく…

彼らにできて僕にできないはずがない…

後は心の中で『余裕余裕!まだまだいける!』を言い聞かせた。セルフマインドコントロール😁

おかげで何とか食べきり店を出る…

ほんとに全く味を覚えてないけど、苦しくて笑いが止まらなかった。

それから数週間後…またこの店に来ることになる。

当時住んでた場所が赤羽。そこから原付で1時間かけて数回通った頃…

なんでここに…


別の友達から美味しいラーメン屋があるらしいから行こうってなって赤羽にあるラーメン屋に行くとその看板が

『ラーメン二郎』

?????

何でここに二郎があんねん!

二郎が都内に数店あることをこの時初めて知った…(2000年当時SNSもなく情報は限られてた)

しかも家からバイクで5分…今まで吉祥寺まで1時間かけて行ってたのに…

それから『ラーメン二郎赤羽神谷店』が僕のホームになった。毎週のように通った。

行くたびに確実に出される量が増えてた。明らかに増えてた!絶対に増えてた。

それでもひるまずトッピングは必ず『ゼンマシ』を突き通した。男は黙ってゼンマシ!ラーメンが多いのではなく、自分の心が小さいんだ!絶対食べれるを言い聞かせ食べ切る!を繰り返した。

【アルバイト募集】…後悔…

そんなある日【アルバイト募集】の看板が出てた。

悩んだ…

やりたい!でも、その当日バイトの掛け持ちや、ライブ等やりたいことも多く忙しかった。

数日後また食べに行った時はもうアルバイト募集の看板はなくなり、新人さんらしい人が働いていた…

あーーー。働けたらよかったなー

後悔した。

それから約1年間アルバイト募集の看板を僕が見ることはなかった。

2002年7月。いつものようにラーメンを食べにいくと【アルバイト募集】の看板が!

『働かせてください!』

この時は早かった。速攻伝えた。

次の日面接してもらい、いつも食べに来てることを覚えてくれていて即採用してもらえた。

次の日からすぐアルバイトが始まった。

それから約1週間後、

『うちの店をやってみないか?』

マスターからの想像してなかったオファーをもらう。

芸人活動をしていた僕は一瞬悩んだけど、そのオファーを受けた。なぜなら心が躍ったから。

それから芸人をやめ、仕込みからの修行が始まり2003年1月西新井大師前に店を出させてもらった。

ラーメン二郎がなければ今の僕は無い。

マスターに誘ってもらえてなければ今の僕は無い。

このリレーブログのように沢山の人たちのバトンを僕は最高の状態で受けさせてもらってきた。一生先人達を超えることは出来ないけど、一歩でもマスターに近づかれるようこれからもあの日々を思い出しながら仕事を続けていけたらなと思う今日この頃です。

今回のリレーテーマ『夢を語れとの出会い』はこれで最終ですが、また次のテーマで始まるのを楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

Twitterや、店で直接、感想もお待ちしております。

それでは皆さんごきげんよー







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