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車で行く兵庫県の穴場紹介!

私は兵庫県に住んでいる。
兵庫県は瀬戸内海と日本海に面している。
今回は夏の車旅に適した田舎を中心に兵庫県の穴場を紹介したいと思う。

ひとり車旅に適した兵庫県の街

兵庫県は瀬戸内海から日本海まで広いが、人口のほとんどは神戸近辺に集中している。
グループ旅行なら姫路城や竹田城跡などを紹介したいところだが、夏の一人車旅という条件で私がひとりで行った中から探してみた。

記事内の場所(兵庫県内)

瀬戸内海の見える街

瀬戸内海沿いの東側は神戸のような大都市だが、岡山県寄りは人口も少ない街が多い。
赤穂御崎は美しい瀬戸内海を見ながら街歩きをするのには最高の環境だ。


兵庫県の瀬戸内海沿岸で一番西にある人口5万人程度の街が赤穂市だ。
おそらく知らない人はいないと思われる赤穂浪士の街だ。

赤穂市で私がお勧めする街歩きは海岸線の遊歩道だ。
赤穂御崎から東向きに約1.5キロ続いているから片道20分程度だ。
私は御崎観光駐車場に車を置いた。

公衆トイレもあって無料なのが観光客にはありがたい。
因みに赤穂城跡付近の駐車場も無料なので一人ドライブに赤穂はお勧めの街だ。

御崎観光駐車場に車を置いたら伊和都比売神社の方に歩く。
神社前の広場には海側に鳥居があり、天気が良ければその鳥居越しの瀬戸内海が美しい。
神社に向かって右には、きらきら坂という名の坂道がある。

海の見える街特有の空気を感じる坂道に癒される。
この坂を降り東に向かって遊歩道を歩くのが気持ちいい。
途中落石注意の看板があったので私はそのあたりで引き返した。

ちょうどその上に東御崎公園駐車場がある。
そこまで車で移動してその上にある桃井ミュージアムという博物館まで徒歩で行った。
入場には500円必要だが、ドリンクなどに金券として使えるので実質は無料だ。
そこの庭には多くの水琴窟が展示してあった。
そこのカフェでコーヒーを飲みながら庭越しに眺める瀬戸内海も美しい。

歩いた後の休憩としてもお勧めの場所だ。

兵庫県の日本海の街

兵庫県の日本海にあるのはほとんどが小さな漁村だ。
西は鳥取県の岩美町に面し、東は京都府の京丹後市久美浜町に面している。
日本海の海岸沿いには山陰本線が走り小さな無人駅が多い。

兵庫県の日本海側は山が多く平地は少ない。
そのため、山陰本線の列車は結構高台を走っている。
それを象徴しているのが餘部駅だ。

餘部駅の東側は山と山を高い橋梁が結んでいる。
10数年前に今の橋梁に架け替えられる前は赤い鉄橋が架かっていた。
その当時駅に行くには高低差40mの急勾配の道を歩いて登っていたが、今はクリスタルタワーというエレベータが備わっているので、誰でも無料で簡単に登ることができるようになった。

鉄道が好きな人には人気が高い駅のようだ。
この橋梁の下に道の駅があり車中泊をしたことがある。
小さな駅を巡ってドライブした時だ。

兵庫県で最も夏涼しい温泉付きの道の駅

以前に兵庫県の湯村温泉を紹介したことがある。
この湯村温泉で車中泊をしたこともあるが、そこから車で30分ほどの山の中に道の駅神鍋(かんなべ)がある。

兵庫県のスキー場で有名なところだ。
温泉もあって夏場は車も少なく車中泊には悪くない。
そんなに標高が高いわけではないが山に囲まれているからか、夜は思ったよりも涼しかった。
通常100mの標高差で0.6度気温が下がると言われるが、おそらく平地よりも3度程度は低いと思われる。

私は少し窓を開けて網戸付きの換気扇を回して寝たことがあるが、夜に限って体感的に5度くらいは低いと思えた。

この道の駅の近くに神鍋山(かんなべやま)という噴火口のはっきりとした山がある。
その山の一面はスキー場なので高い木がなく容易に登ることができる。

朝のウォーキングにも持って来いだ。
同じ山の中でも、標高が100mもない湯村温泉と比較しても神鍋の方が涼しい。

因みに私が兵庫県内で車中泊をした最も標高の高い場所は、氷ノ山の大段ケ平(おおだんがなる)登山口だ。
標高が1000mなので夏も比較的涼しいが、周囲に何もないので登山者でもない限りお勧めはできない。

兵庫県で涼を求める穴場ドライブコース

記事内のコース

兵庫県のちょうど真ん中辺りに生野銀山がある。
何百年にも渡って徳川幕府の財政を支え続けた佐渡や石見と並ぶ鉱山跡だ。

1200年の歴史を持つ鉱山で坑道の総延長は350キロ深さ880mもあり、その内の1000mほどを観光することができる。
坑道内は真夏であっても13度程度なので羽織るものがないと寒いと感じるくらいだ。

坑道内には江戸時代の作業を再現した電動人形も置かれていて見ていて飽きない工夫がされている。

その生野銀山から山の中に約30分進むと黒川温泉美人の湯という日帰り温泉がある。
私がたまに行く家から最も近い日帰り温泉だ。
夏もクーラーがいらないくらい涼しい地域だ。

同じ道を通って国道312号まで戻りたくない場合は、黒川ダムと青倉神社を経由してあさご芸術の森美術館方面に向かうこともできる。
その道中は、兵庫県内でも最も秘境感のある断崖の道を通ることになるので落石などの危険を伴うから自己責任で判断してほしい。

国道312号線から入り生野銀山(40分)、黒川温泉入浴(40分)、青倉神社(20分)、多々良木ダム(20分)、あさご芸術の森美術館(30分)というコースはのんびり周遊すると4〜5時間程度必要だ。

生野銀山で先に坑道外コースを回ると更に往復30分必要だ。

料金は生野銀山1,000円(一般)、黒川温泉の入浴料(大人700円)、あさご芸術の森美術館(大人500円)が必要だ。
休館日などを調べてから行ってほしい。

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