享年3X歳

2年前、わたしは死んでyumeとして生き直すことにした。何かのアカウントの話ではなく、たくさんのものを失って手放して、人生を半リセットしたわたしの人生の話だ。

生き直すとはいっても実際に死んで以前の記憶が消せるわけではないので、頭の中で何度も何度も2年前をやり直しては後悔と失望に溺れる日々。
ちいさな喜びや楽しみを大事に生きるだけでも本来幸せなのかもしれないが、目や耳や喉や鼻やおなかの奥深くに美化された思い出や自分自身への恨みと哀れみがへばりついて離れない日々。

そのヘドロや残骸を削ぎ落としながら生きて、今ようやく2年。

このままyumeとして生き長らえるのか、またyumeを殺してリセットするのか。

この先をどう生きるのかの標として、そして自戒と悔恨の念を込めて、わたし自身の生き直しのザマを振り返るためのnoteをはじめることにした。

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2021.10.9 

 yume