2021年8月26日(木) FM802 MUSIC 180(JIROちゃんDJ)レポ
JIROちゃんが一番影響を受けた90年代ロックを解説しながら紹介。
DJ JIROちゃんの曲紹介は、プロみたいだけど、最後の「楽しかったぁ」がロックキッズでした。
○オンエアリスト
WINDOW TO THE WORLD (VELVET CRUSH))
ANNIE (ELASTICA)
KING OF THE KERB(ECHOBELLY)
UNBELIEVABLE(EMF)
JUST A GIRL SHE SAID(DUBSTAR)
HIGH AND DRY(RADIOHEAD)
TONIGHT,TONIGHT(SMASHING PUMPKINS)
ROLL WITH IT(OASIS)
PEACHES(PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICA)
REVOL(MANIC STREET PREACHERS)
LOVE YOUR MONEY(DAISY CHAINSAW)
DRAIN YOU(NIRVANA)
GOOD GRIEF(FOO FIGHTERS)
SONG 2(BLUR)
時刻は5時をまわりました。
おはようございます。GLAYのベースのJIROです。FM802からお送りしています、MUSIC 180、毎週3人の802DJがそれぞれ1時間ずつテーマを決めてセレクトしたナンバーをお届けする番組なんですけど、今日、僕がラストバトンですよ。いわゆるアンカーをつとめるということで、大変光栄に思っております。
いつもは土曜日深夜1時からBUGGY CRASH NIGHTという番組を担当してますが、今日は明け方5時、ミュージシャンなんで、朝方に寝て昼過ぎに起きる、そんな生活をしてると思われがちなんですけども、実は僕、めちゃくちゃ早起きで、すでにこの時間に起きてることもありますね。何をしてるかというと、気になる海外サッカーの中継をリアルタイムに見てたり、愛犬の散歩に出かけたり、そんなことをしてますね。
さて、このパートでは、朝からやかましい音楽を流す予定ですけども、仕事や学校に行く前の目覚ましがわりになってくれたら嬉しく思います。
それでは、早速、僕、JIROが考えた選曲のテーマを発表します。
それは・・・
「僕が一番影響を受けた90年代ロック」
僕が担当するBUGGY CRASH NIGHT、最近では様々なジャンルの曲を流してますけども、それでも必ず帰ってくる場所は90年代ロックなんですよ。なんでかって、考えてみたところ、僕はね、92年の10月にGLAYに加入して、94年5月にメジャーデビューした後、90年代は、めちゃくちゃ、めまぐるしく、突っ走った時期だったんですけども、日本国内では、80年代のバンドブームがかなり落ち着き、バンドシーンとしては、ちょっとね、物足りない、寂しいなと感じてたんだよね。その頃アメリカでは、グランジ・ブームだったり、UKのブリットポップというシーンがめちゃくちゃ盛り上がってこともあって、そっちの世界に対する強い憧れがあって、それがあって、のめり込んでいったんだよね。まずは前半、こんな曲を用意してみました。
WINDOW TO THE WORLD (VELVET CRUSH))
ANNIE (ELASTICA)
KING OF THE KERB(ECHOBELLY)
UNBELIEVABLE(EMF)
JUST A GIRL SHE SAID(DUBSTAR)
HIGH AND DRY(RADIOHEAD)
TONIGHT,TONIGHT(SMASHING PUMPKINS)
FM802 MUSIC 180 この時間はGLAYのJIROがセレクトした「僕が一番影響を受けた90年代ロック」そんな楽曲たちをお届けしています。
ここまでの選曲ですが、1曲め VELVET CRUSH WINDOW TO THE WORLD
このバンドはアメリカ、ロードアイランド州出身ということで、まだ僕がアマチュアだった頃に渋谷のレコード屋さんでジャケ買いしたことを思い出しますけども。このパワーポップな感じを聞くとレコード屋さんの内装とかまで、めちゃくちゃ思い出すくらい懐かしい曲ですね。
2曲めELASTICA 「ANNIE」
こちらイギリス、ロンドン出身のバンドです。メンバーにブラーのボーカル、デーモン・アルバーンの彼女がいるということでも注目されたガールズバンドですけども、まんまと僕もそれで知りました。
3曲め
ECHOBELLY 「KING OF THE KERB」
こちらもイギリス、ロンドン出身です。シンプルなサウンドでとことんPOPな曲づくりが当時すごく好きだったんだけども、先日久しぶりに聞いたら、やっぱりよかったね。
4曲め
EMF「UNBELIEVABLE」
こちらもイギリス、ロンドン出身のバンドです。この曲ね、上京したばっかりの時にね、友達界隈ですごく流行った曲ですね。なんか、どこか気の抜けたゆるい歌声とダンスミュージックがとても気持ちよくて、夜な夜な、友達とこの曲で盛り上がってましたね。
5曲め
DUBSTAR「JUST A GIRL SHE SAID」
こちらは、イギリス、ニューカッスル出身の二人組ですけども、初めてロンドンに行った時にね、CD購入して、TAKUROと部屋で聞きまくった思い出がありますね。こういった浮遊感のある曲がつくりたくて、作曲したのが、のちのGLAYのカナリヤですね。全然、なんかテイスト違うものになったんだけど、この曲に影響されて作曲しようと思った1曲です。
6曲め
RADIOHEAD「HIGH AND DRY」
イギリス、オックスフォード出身ということで、これはもう、説明しなくても、皆さん知ってるぐらい世界的に有名なロックバンドです。アルバムごとに変化し続けていますけども、どのアルバムも時代を感じさせないつくりが本当にすごいと思います。正直言うと、一番最初に聴いた時に暗くて苦手だなって思ったんだけど、その後、聴けば聴くほど大好きになってくバンドでした。
7曲め
SMASHING PUMPKINS「TONIGHT,TONIGHT」
アメリカ、シカゴのバンドですけども、今回流した曲のもっと前の曲をね、初めてLAに行った時にラジオから聴いたんだよね。流れてきたのをね。で、なんでこんなオルタナロックの曲がラジオから普通に流れてるんだろうと思ってね。アメリカってなんか違うなって思って、すごく羨ましく感じたのを覚えています。
後半は個人的にもさらに盛り上がる曲を用意してきました。僕はGLAYはもちろんなんだけども、GLAYの他にもthe pillowsの山中さわおさんやELLEGARDENの高橋宏貴とTHE PREDATORSというバンドを組んで活動しているんですけども、そこで作曲したほとんどの曲がこの時代に影響されてるんじゃないかなと思います、実際にこれまで、僕が作曲してきた曲を聴いたことがあるって方はね、今から流すナンバーたちを聴いて、なるほどって納得できるものがあるかもしれないです。
ROLL WITH IT(OASIS)
PEACHES(PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICA)
REVOL(MANIC STREET PREACHERS)
LOVE YOUR MONEY(DAISY CHAINSAW)
DRAIN YOU(NIRVANA)
GOOD GRIEF(FOO FIGHTERS)
SONG 2(BLUR)
MUSIC 1805時台はDJ JIROが選ぶ「僕が一番影響を受けた90年代ロック」後半戦でお届けした楽曲は、
8曲め
OASIS「ROLL WITH IT」
この頃、イギリスでは人気絶頂だった二大バンド、労働者階級出身のOASIS、そして、中産階級出身のブラーというメディアを介しての悪口合戦となり、それもあってね、ブリットポップが、さらに盛り上がったんじゃないかと言われてますけどね。主に口が悪かったのはOASISだったんですけどもね。そういったのも、みていて面白かったですね。
9曲め
「PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICA」これ訳すと、アメリカ大統領っていうね、そんなバンドですけども。「PEACHES」という曲です。こちら、アメリカ、シアトル出身で二弦ベースと三弦ギターが特徴のね、ちょっとイロモノっぽいバンドに当時思いましたけども、曲を聴いてみるとサウンドもしっかりして、曲もめちゃくちゃよくて、特にこの曲はバンドの一番の代表曲となる曲で、すごい好きな1曲でした。
そして、10曲め
REVOL(MANIC STREET PREACHERS)
こちらは、イギリス、ウエールズ出身のバンドなんですけど、この曲は、特に僕のつくった曲のプレデターズでありそうな曲だなって、今回、あらためて聴いてましたね。Aメロのコード進行とか、よく僕使うコード進行なんだよね。そのあたりと聴き比べてもらえると、影響があらわれていることが知れると思います。
11曲め
LOVE YOUR MONEY(DAISY CHAINSAW)
こちら、イギリス、ロンドン出身のバンドということで、女性ボーカルのケイティのキュートながらに荒々しい歌声、そしてベースもギターもめちゃくちゃ、ひずみまくって、暴力的なサウンドなんだけども、曲がものすごいPOPなんだよね。当時、来日公演のチケット持ってたんだけども、その後、GLAYに加入したら、ライブ当日とぶつかってしまい、泣く泣く諦めたんですよ。これは、今となっては、良い思い出と言いたいとこなんだけど、当時すごい好きだったんで、いまだに、恨んでます。
12曲め
DRAIN YOU(NIRVANA)
もうね、NIRVANAといえば、なんといっても、フロントマンのカート・コバーンですよ。ダメージジーンズにコンバース、ネルシャツというファッションがね、当時のアイコンになるほどの人気でしたけどもカート本人は、そういったことが嫌で嫌で仕方なくて、次第にストレスになって、27歳の若さで自らの命を絶つことになったんですけども。カートのこの叫びを聴いていると、いまだに切なくなるけども、名曲揃いなんですね。
13曲め
GOOD GRIEF(FOO FIGHTERS)
こちらはね、NIRVANAのドラマーのデイヴ・グロールのバンドなんですけども、カートが亡くなった後に、すぐに一人で全てのテイクを自分で録ってCDをリリースしたんですよ。それがすごいよくて、僕もデイヴ・グロールがソロアルバム出すっていうことで聴いたんだけど、なんだ、このクオリティの高さと思って。多分、NIRVANAの一ドラマーだと思って認識してた人達が、ひっくり返ったよね。その後、HISASHIとね、川崎 CLUB CITTAというライブハウスの初来日公演に行ったのも思い出ですね。
そして、最後が
BLURの「SONG 2」先ほどね、OASISとの対立の話もしましたけども、その後、和解するというね、そういったドラマもあり、ブリットポップは盛り上がりを見せてましたね。
ということで、いかがだったでしょうか。
MUSIC 180のオンエアリストは番組ブログにアップしていますので、気になった曲があれば、ぜひチェックしてみてください。
めっちゃ楽しかったぁ〜。
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