♯6 司法試験本試験の短答完全攻略法 まとめページ無料配布!
はじめに
私は、司法試験の勉強の中で、一番苦痛で嫌いだったのが、短答です。周りに薦められるままに、短答パーフェクトを購入したのですが、1科目ずつの短パフェの分厚さを見るだけでトラウマもんでした。何度始めようとしても、10問解くだけで時間めっちゃかかるし、解説何言ってるのかわからないことも多いし、何より、これを何周もしないと点数取れないなんて聞いて、本当に嫌で嫌で堪りませんでした。ストレスも極限なのに手応えがないまま時間と集中力ばかりが奪われている、苦痛そのものでした。実際7法の短答のやる気が起きず、予備はそもそも目指しませんでしたし、本番3ヶ月前のTKC直前模試では足切りに遭っています。
そんな地獄の権化の短答に対して、直前模試からの3ヶ月で飛躍的にスコアを上げて純粋未修で一発目の司法試験で135点(憲法34点、民法61点、刑法40点)を取って合格できた、私の中で一番苦痛が少なく効率が高いと思う方法について話したいと思います。
きっと短答をやり抜く覚悟が持てなかったり挫折して司法試験合格を諦めた人は、論文式で諦めた人よりずっとずっと多いんだと思います。本Noteが苦しむあなたの助けになれば幸いです。
やり方
私は、まず過去問を3周しました。3周目は、解きながら自分が覚えられない苦手なものや直前に確認しておかないと試験本番間違えそうなまどろっこしいものについてのまとめノートを作成していました。その後は毎日3科目について1周ずつまとめノートを見るようにしていました。短答は論文と異なり落とすための試験なので、曖昧な記憶だと、「どっちだったっけ?」と間違えるように出来ています。司法試験の短答の本番は‘‘最終日‘‘で、疲労も限界に来ているうえに、短答がダメだとこの4日間の論文が全て無駄になる、と緊張感も半端ないです。そのため、曖昧な記憶だと試験本番でめっちゃ悩むことになります。悩んでいると時間が足りなくなる悪循環になる可能性もあるので、精度の高い暗記が求められます。
まとめノートは、最初でも‘‘憲法約40分刑法約60分‘‘で読むことが出来ます(民法だけ時間計ってないです)。しかも、読めば読むほどかかる時間は短くなります。愚直に短答パーフェクトや芦別本を回すより遥かに早いペースで全範囲出来るので、マジで最強に半端なく完全にコスパがいいです。
どのくらいコスパがいいかというと、仮に過去問を解くのに1問あたり2分、解説に2分で計4分として、憲法も刑法も20問×18年分で360問、民法だと約37問×18年分で666問、合わせて1.386問ほどあるので、全科目1周するのに約92.4時間かかるんです。集中力が切れていけばもっともっと時間もかかるし心的・肉体的疲労もえげつないです。
これに対してまとめノート民法60分として最初に読む時間で計算しても、1周あたり160分しかかかりません!まとめノートなら普通に過去問解いて1周する間に‘‘34周‘‘出来るんです!遥かにコスパよく回すことが出来ることがわかると思います。しかも、間違えやすい部分をわかりやすくまとめていることで、単純に回すよりもはるかに濃い密度で出来ます!
私は、まとめノートを活用することで周りの受験生より何百時間も短い時間で短答を終わらせられたと思っています。
TKCローライブラリー実は最強!?
誰に聞いても短答は繰り返しやることが大事と言われますし、私もその通りだと思います。その一方で何周すれば十分というのはその人のやり方、いわば‘‘密度‘‘によるのでなんとも言えません。(私は上述のように、過去問3周+まとめノート毎日で回しました。)
若干精神論的になるかもしれませんが、苦手なものは皆さんあると思います。苦手なものを成し遂げるのにまず私が大事だと思うのはハードルを下げることです。分厚い短答パーフェクトを開いて、膨大な問題の一部だと感じながら問題を解くより、運転免許の効果測定のようにスマホやパソコンでポチポチとやる方が私的にはずっとハードルが低かったです。
そしてTKCは、URLをホーム画面に追加することで、アプリのように使えるといったメリットもあります。スマホ・タブレット・PC全てで常に同期していてすぐに出来るのは、TKCローライブラリーが一番でした。
アプリだと辰巳や資格スクエアも出していますが、私はTKCローライブラリーにある短答過去問演習を利用していました。理由は何点かあります。
1点目として、TKCは法科大学院の98%にサービス提供しているため、既に学費の中に使用料が入っているので‘‘無料‘‘で使えることにあります。おそらく法科大学院生であれば十中八九無料で使えると思うので是非調べてみてください。短答パーフェクトや辰巳のアプリも数千円から総額数万円はするので、これが無料で済むというのは大きなメリットです。
2点目として、パソコンでも出来ることです。私は、後述のように過去問を3周した後、知識をまとめノートに集約しそれを毎日1回読むという方法を取っていました。TKCだと解説文をコピペ出来るため、非常に素早くまとめノートが作れるんです。これがめちゃくちゃ偉大です。効率よく短答を攻略するにはまとめノートが必須だと思いますし、まとめノートを作りたいと思ったなら文を打たなくて済むことがちりつもとなって莫大なコスパを生み出します。
3点目として、年度毎に解けるためです。芦別本や短答パーフェクトだと総論に合わせて問題が整理され直されています。このデメリットとして、科目の分野別で得意不得意が出来やすいこと、また、過去問を今自分が解いたら何点ぐらいになるというのが一切わからないということが挙げられます。
上記のような地獄の権化の短答において、自分の成長が一切感じられないというのは本当に苦痛です。また、短答において必ず意識しなければならないのは、勉強時間の配分です。短答ばっかりやって論文が下がれば元も子もありませんし、一方で短答が足切られればそれで全てが終わってしまいます。そういった意味でも、参考とはいえ自分が今大体どれくらいとけるのかという指針を持ちやすいのも過去問順で解くメリットです。
4点目は、自分の正解不正解を自動的にログに残してくれているのでどの問題が苦手かも把握しやすい点です。
一方で、デメリットも御座います。
分野別に整理されていないため、分野ごとに解きたい人には合わないかもしれません。短答パーフェクト等は整理されているものになります。もっとも、後述するように民法は短答パーフェクトでやったのですが、私個人としては、分野毎に並んでいるメリットは感じませんでした。
また、もう一つ深刻なデメリットがあります。解説が民法改正に対応していない点です。既に短答パーフェクトを買ってしまっていたこともあり、私は民法だけは短答パーフェクトでやりました。とはいえ、憲法と刑法をTKCでやっていたため、大分抵抗感を減らしてから短答パーフェクトに入れたので、憲法・刑法に関してはTKCを利用すること強くおススメしたいです!
配布しちゃいます!
私は、同じ夢を目指した同志として、皆さんの夢の実現の一助になればと思い、全て無料公開でここまでNoteを書いています。司法試験の受験は簡単なものではなく、中でも短答は一番しんどいと思います。そんなあなたの一助になれるように、この度、まとめノートを公開することにしました。ただでさえコスパが周りよりも断然高い私のやり方の上、まとめノートを作る手間も全て省けるので、神コスパです!!(自分で言っちゃう)
過去問最初の3周すらしんどい人は、このまとめノートを見てから、また、3周した人もこのまとめノートに書き加える形でやってもらえたら、すごい時間短縮になると思います!!
こちらのまとめノートはNotionという無料アプリで作成したものになるので、編集には恐らくNotionのダウンロードが必要だと思うのですが、Notionも神アプリですし、絶対に損はさせないので是非ダウンロードして加筆修正していってください!
※留意してほしいことが何点か御座います。
まず、内容の正誤に関しては無論騙すつもりはありませんが、責任は取れないです。また、私が令和5年司法試験を受験したので、令和4年までのものになります。憲法・刑法はTKCの解説、民法はパーフェクトの解説が主になっています。
また、実は大変お恥ずかしいのですが、司法試験1週間前まで、家族法は2問しか出ないよというどっかの誰かの発言を鵜呑みにしていて(おそらく予備の民法の話)、家族法全部捨ててもいいやと思ってたんですよね・・・(笑)。1週間前に沢山出ることを知って慌てて司法試験本番の毎日も家族法の短答をやっていたんですけど、さすがにまとめノート作る時間なかったので、家族法は入っていません!皆さんで適宜追加して頂けましたら幸いです。
ある意味家族法の短答は完全付け焼刃の1周でも、135点(民法61点)は取れるということです・・・・///
・憲法(令和4年度まで)
・民法(令和4年度まで、家族法を除く)
・刑法(令和4年度まで)
無料公開してくれるなんてコイツ神やん!って思ってくださったら是非、大事な友人に私のNote広めてくれたり、Twitterのフォローやファボ頂けたら嬉しいです!(笑)
短答は本当に一番辛いと思いますが、逆に短答で浮けば、論文の多少の失敗をフォローしてくれたりもします。また、頑張ったら頑張った分だけ、わかりやすく点が付きますし、司法試験受験後、合格発表までの就活には有利に作用しうるものになります。また、なにより受験後~合格発表期間の精神的安定剤になります!短答は、皆人知れず歯食いしばって辛抱するものです。心よりあなたの合格を願っています!
なにか、相談事や、質問等ありましたら是非DM(https://twitter.com/yume_noatosaki)してください。
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