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水蒸気で動く!?水質汚染解消の為のすごいロボット



  水蒸気を燃料として水面を移動するロボット海をきれいにし、汚染物質を除去することが期待されています

  


  カリフォルニア大学リバーサイド校とノートルダム大学の研究チームによって開発された[自己適応型振動と生体模倣水泳用の光駆動の滑らかな蒸気エンジン]は、光で動き、水を燃料として使用する滑らかなロボットフィルムです。


  これまでの研究では、太陽光などの光を熱に変換して水分を蒸発させ、蒸気で振動を発生させ、動作光に応じて水面を曲げるフィルムを作成しましたが、[Neusbot]のように調整可能です。 振動を発生させることはできませんでした。


  本研究では、異なる強度の光を放射して振動を発生させることにより蒸気を発生させる光熱振動子を提案し、研究者らは開発しました。
  光を照射すると、ナノロッドは熱を発生し、多孔質ヒドロゲルに含まれる水を蒸発させて蒸気を生成します。
  局所的な蒸気発生は気泡を形成し、それが熱力学的平衡に規則的な乱れを与え、蒸気機関のように機能するようです。
  また、光源の角度で方向を制御できるため、太陽光の下でしか前進できませんでしたが、光源を追加することで水泳スポットの制御が可能になったようです。


  上にポリイミド層、下にポリジメチルシロキサン層を設けることにより、疎水性であり、連続的に水中に沈めても壊れることはなく、どんな荒波がフィルムを押しても水面に戻ります。
  また、ナノマテリアルでできているため、高濃度の塩分に損傷を与えることなく耐えることができます。


  水にも海水にも強く、自力で発電できる素晴らしいロボットです!


 
  #ロボット



  

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