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アルバムセラピーに込めた想い

●アルバムセラピーに込めた思い
こんなシンプルな講座だけど、涙を流して喜んでもらえたり、感動して驚いてすごいなと思ってもらえたり、大きな反響がありました。それを見ているうちに、女性起業家の方々だけでなく、もっと多くの方のお役に立てるんじゃないかなと思いました。
そうして、私はこの講座を、「アルバムセラピー」として切り出し、小学3年生から96歳の方までの幅広い方々に提供していくことにしました。
一般的な自己啓発のセミナーなんかだと、知識やノウハウ、メソッドを教える形のものがほとんどで、それをそのまま自分にあてはめようとして、うまくいかない人、逆にしんどい思いをする人、そんな人をたくさん見てきました。
高いお金を払って、研修やセミナーを受けても、それを使いこなせるかどうかは完全に自己責任。一人ひとりに合う形じゃなくて、同じ教材を使って、全体に向けて同じ内容を発信しますからね。
どうしても、「いい話が聴けたな。」で終わってしまい、実際に行動に移せない人が多い印象です。
高いお金をもらって、壇上で話をする以上は、その人の幸せに責任を持つべきだと思います。
自分もいろいろと受けていく中で、だんだんそういう研修やセミナーは、お金儲けのためにやっているのではないか?本当に一人ひとりの幸せを願ってやっているのかな?と感じてしまっていました。もちろん、そうじゃない人もいると思いますが…。
アルバムセラピーは、一人ひとりが自分の写真を教材に、自分の中にしかない「感情」に目を向けてもらう。
そして、「こうしなさい」「こうなりなさい」を押し付けずに、出てきた感情をすべて肯定する。「自分は自分でいいんだ。」こう気づいてもらう。
外から教え込むのではなく、内から気づけるような…説得じゃなくて納得のセミナー。そんな優しいセミナーだからこそ、実際に行動変容を起こすことができるのです。
自殺大国と言われる日本。それを含め、鬱や虐待・いじめなどの日本の社会問題の多くは、愛情不足や孤独などの原因で、心が壊れてしまったときに起こるのだと思います。壊れた心の攻撃の矛先が自分に向いてしまったら自傷や自殺、周囲に向いてしまったら虐待やいじめなどの犯罪・非行行為。物質的に豊かさを得た日本が直面する社会問題は、やはり心の問題だと感じるのです。
そんな心が壊れた人の多い時代に、いや、そういう時代だからこそ、一人ひとりの心に寄り添ってあげる、心を満たしてあげることが大切です。
人類誕生から、日本という国が生まれ、江戸時代、戦争、高度経済成長期、その後もどんどん時代は進んできたけれど、そこに生きている人は、人です。人としての本質、人として大切なことは、おばあちゃんが言ってたようなシンプルなもののまま、ずっと変わっていないはず。だからこそ、そんな人に一番寄り添えるセラピーも、複雑なものにする必要はないと思うのです。
そんな人として本当に大切なモノを、落とし物しながら走ってしまっているような…だから、そんな大切な落し物を拾ってあげて一人ひとりに渡していってあげられる、そんな商品やサービスを提供していきたいですね。心が温かく、優しい気持ちに満たされる。そんな風に人のお役に立ちたいと思っています。
私は今も昔も変わらず、人が大好きです。
だから、環境問題などのいろいろな現代の社会課題、それは様々な原因がありますけども、私は人の心が壊れることで起こるようなものにアプローチすることで解決していきたいのです。
そもそも問題を問題と感じるのも、問題の原因を作り出すのも、結局は人なのですからね。
自分について深く知ること、自分が本当に幸せなのはどんなときなのか気づくこと、感謝や愛されていることに気づくこと、そして足元の幸せに気づくこと…。
アルバムセラピーは、そんな「自分サイズの幸せ探し」、それができるように…そんな思いが込められています。

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