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FIRE出来たとしてやりたいこととは

投資をしている人は、各々の目標や夢を持ってやっているはずだ。お小遣いの足しにしたいとか、年金なんて当てにならないから老後の資金を今から蓄えるとか、FIREを夢見て投資をしている人も多いのかもしれない。

僕も最初はお小遣いの足しにしたいと株式投資を始め、コロナ禍をきっかけにFIREが世の中で話題になる中「いつかサイドFIREをしてみたいな」と思うようになった。完全なFIREは現実的では無いし、心配性な自分じゃあ仕事を辞めれたとしてもお金を使うのが怖くなってしまうと思う。完全に社会と孤立するのも寂しいし、働き手が足りないこの世の中を良くするために少しでも働くことで貢献したいし。

今の仕事を本気で辞めたいなと思った時にすぐ辞められる選択肢を増やせるように、将来もし本当にやりたい仕事が見つかったらそちらに挑戦出来るように、毎日必死に働くことに疲れた時のために、とりあえずお小遣いを稼げればローンや生活費のほとんどは賄えるくらい投資で稼ぎたい、そう考えるようになった。

とはいえ今の試算では仮に今後毎年年利20%を達成出来たとして、10年後にようやく毎月のローンを補える程度。10%だとさらに約10年かかる。入金力を上げたり、10倍株を掴むことが出来れば大きく変わるだろうが、金額が大きくなってくると平常心で投資の判断が出来るかも不安になってくる。

定年間際になってようやく大きな資産が積み上がったとて、あまり意味がないよなと考えたりもする。老後に必要以上にお金を溜め込んでいたとしても意味がない、それよりはその分のお金を若い頃に遊びや経験に使った方が人生豊かになるのは間違いない。その辺の塩梅って結構難しいと思う。今後投資をする上でも一番考え続ける課題かもしれない。中途半端な金額になればなるほど。

その辺の見極めについて、ある程度の今後の人生の見通しを立てるためにも、僕は今年迎える30代の10年間が大事になってくると思っている。10年間必死に行動してみてどこが現実的な落としどころなのかをある程度は見極めたい。

まだ仮にサイドFIREが出来るようになったとしてやりたいことは見えていないし、そこまでの資産を運用している自分のイメージもついていない。最近では新NISAをきっかけにさらに個人投資家が増えているが、投資をしている人でも、そこまで明確に資産を作った後のことを考えている人は意外と少ないんじゃないだろうか。

今後もっと資産を増やしていくためには、お金が増えた時のイメージをしっかり持っておくことも結構大切なのかもしれない。大きなお金を扱えている自分、それを上手に使えている自分。目標通りサイドFIREが出来る環境になれるか分からないけど、まだまだ人生長いし、結局将来はどうなるか分からない。

まあいろいろ考え悩むよりも、宝くじでも当たってくれればFIREなんてすぐ達成出来るのにな。

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